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プロローグ
お約束のトラックに跳ねられ
私のショボい人生は終わった
お約束の神様が現れ
転生を約束してくれた
「で、リクエストな~に~?」
軽い神様だとは思った
でもこの国は800万だか神様がいるらしいし
これも個性なんだろと希望的観測に留めておいた
「あ、やっぱ流行りの悪役令嬢…「オッケ~オッケ~みなまで言わなくともわかるよカミサマだから~」
人の話に被せるなよ、最低限のマナーだろ
「んでもってイケメンざっくざくで話の佳境な辺りに転生しちゃうよソ~レッ!」
いきなり私を担ぎ上げると、なんやら魔空間的な渦に向かって放り投げやがった
「ギャアアアアア!」
「ハッピーエンドになったら迎えに行くからね~」
ね~
ね~
ね~
エコーに包まれながら私の意識は遠のいていった
意識を失う瞬間思った
「ハッピーエンドになれたら来るなぁぁ!」




