【夕日に染まった空の下で・・・】第七章
殺し屋とのバトルが終わり、目を覚ました叶夢は夕日に染まった空の下でリリスと話していた。
そして、二人は仲間としての絆を結んだ。そして、初めて見せてくれたリリスの涙。叶夢は本当に信頼感を持ってもらったと喜んでいた。そして、町に戻りエルと合流した。そして、エルはどこかへと消えていったのだ。第七章は短すぎる短編!終るのがはやいっ話が開幕!
【夕日に染まった空の下で・・・】第七章
そこからはなにも覚えていない。そして、目をさますと、
「おきましたか」
リリスが僕の真上からこちらを伺った。
「今の状況はどうなっているの?それにどのぐらい寝ていたのかな?」
「ひ、膝枕です。それに四五分しか寝ていませんから大丈夫ですよ」
僕はどうにか、世界滅亡を阻止したらしい
「ごめん、倒れているのに助けに行けなくて、それにあの時に油断をして守れなくて」
僕は目を閉じ、謝った。リリスの膝の上えで!
「いえ、私は大丈夫です。それに謝るのは私です。本当にごめんなさい、手間をかけてしまって、私がしっかりとしていればこんな事にはならなかったのです。だから、謝るのは私の方です。本当にすみませんでした!」
リリスは何度も何度も頭を下げて謝った。
自分的には、そんなに謝られると困ってしまう。
「そんなに謝らないでほしい、たすけたのも自分が助けたくてやったことだし、それに僕たちは仲間、助け合って普通じゃないか」
叶夢がニコッと笑い、そう言ったらリリスは涙をぽろりと零した。
「ですが」
「ですがじゃない、僕はたすけたくてやったこと。別に困ってもいないし、自分を責めることはないよリリス。それにさ、僕が戦っている時援護してくれてたのはリリスだろう、僕は援護してもらっていなかったら今頃お陀仏だよ、だから言わせてほしい、ありがとう」
叶夢が謝った瞬間、リリスは涙を何度も零した。
そして、僕はポケットからハンカチを取り、リリスの涙を拭いた。そしたら、リリスが僕の手を掴んだ。
「お礼を言うのは私の方です。ありがとうございます。私を助けてくれて」
リリスはそう言って、ニコッと笑いながら泣いた。
僕はそのリリスの姿に少し、惚れた。
「これからも僕の近くにいてほしい」
「はい!私はもうどこにも行きません」
「そして、近くで僕を見守ってほしい」
「はい!ずっとお守りします」
「それから、ずっと仲間でいてくれ」
「はい、私はあなたのものです」
リリスは涙を拭きながら言った。
「けど、いいのですか?私は弱いのできっと頼ってばかりになってしまいますよ、そんなの迷惑じゃないでしょうか?」
「迷惑じゃない、むしろ大歓迎だよ」
僕はそう言って、笑った。
「これからも、私の仲間でいてくれますか、そして私を救ってくれますか?」
リリスが、涙を拭きながら、そう言った。
「もちろん、断る理由なんて無いよ、これからもずっと、僕の仲間だよ」
そう言うと、リリスは僕のおなかの上に顔をうずめ、少し声を上げて泣いた。
僕は泣いているリリスの頭を優しくなでた。
「ありがとうございます。これからも、このリリスをよろしくお願いします」
この時、私はとむさんに身を捧げることにした。
「あぁ、僕こそ」
僕はリリスの目を見ながら、二人で笑った。
リリスが人差し指を口に当て、かわいい笑顔で笑った。
そして、叶夢とリリスはオレンジ色に染まる夕日の中で、パートナー契約を結んだ。
「これからもよろしくお願いします」
リリスは、夕日に反射して、きらきらと光る涙を少し零しながら、美しい笑顔で笑った。
「あぁ、任せとけ。僕は君のパートナーだ。必ず守ってやる!」
そして、とむとリリスは森を出て、町に出た。
「とむさーん!」
そう呼んで、手を振ったのはエルだった。
僕は手を振り返した。
「すまん、遅くなって。で、水希は?」
「宿で眠ってるよ」
エルは親指で、後ろにある宿の方に指を指した。
「そうか、ありがとう。助けてもらって」
僕はそう言って、頭を下げた。
「いやいや、とんでもない。じゃあ、僕はこれで」
そう言って、エルはどこかえと消えていった。
今回は意外と早く終ってしまいました。(ただ自分が物凄く早く終る短編にしてしまっただけ)
人との信頼し合えるときそれは自分の人生の変化だと思います。僕の場合、人をあまり信頼しようにもできない人で生きてきたので、人と信頼し合える時は自分の物語に新たな展開を生む事になると思っています。
こんな自分でも信頼しあえる人が居る。これを思うだけでも物凄く勇気をもらえます。けど、時には裏切られる事もあります。僕は一度友達に裏切られ、それから人を友達と言えなくなる時期がありました。今でも少しあります。心の中で裏切られるのが怖いと思ったりして友達という言葉をだせなくなります。だけど、信頼し合えるとやっと呼べるようになります。それほど、信頼感を持つと持たないは違うのですね。
今回も僕の小説を読んでいただきありがとうございます。今回は短かったですけど、楽しんで読んでいただけただけでも幸いです。 和泉しんご




