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僕の転生先は異世界だった。  作者: 猫鼠しんご
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【短い時間だった再会】第十三章

文化祭のトラブルを解決した叶夢は、安堵していた。だが、叶夢の目と鼻の先には水希が居た。そして、少し気まずい再会を果たす。二人は少し話して謝り合った。そして、二人が顔を上げた直前に生徒会長と校長が伏せろと叫ぶ。刹那、叶夢の背中にナイフが刺さった。そして、叶夢はその場で倒れる。水希は叶夢に駆け寄るが、意識が無い状態だった。そして水希に迫り来る黒い煙、その招待は叶夢が探し続けていた人物だった。そして、その人物に叶夢が・・・。最近気まずいような異世界バトルファンタジー第十三章開幕っ!

【短い時間だった再開】第十三章

私は文化祭で、とむくんが生徒会に入ったということを耳にした。

しかも本人の声で、それからずっととむくんから目が離せないで居た。

そして、とむくんと目が合った。

私は体が勝手に動き出し、とむくんの前に行っていた。

「久しぶり、元気だった」

何を言えばいいのかわからなかったから、とりあえず挨拶を。

「あぁ、久しぶり。僕は元気だけど君は?」

「絶好調よ」

そして、沈黙が続く。

この沈黙から逃れたい、けどとむくんからなぜか離れたくない。

この人から感じる温もりに少し落ち着いて安心するから。

とむも同じ思いだった。そして、

「ごめん、ずっと無視とかしていて」

僕は頭を下げ、謝った。今までの事と前にあったこと。

「いあや、私も謝らないと、ごめんね」

そう言って二人は顔を上げた刹那、

「みんな伏せろ!」

生徒会長と校長がそう叫んだ。

刹那、水希の方にナイフが飛んでくることを予想した。

そして、僕は水希を押し倒した刹那、

「くっ!」

一気に三本のナイフがとむの背中に刺さった。

「とむくん!」

僕は意識が・・・・・・・

「こちら生徒会長、一人負傷!担架を頼みたい!」

生徒会長の声があまりにもあわてていて、それを聞いた生徒会の部員が疑問に思っていた。

「りょ、了解しました」

「こちら香奈です。どうしたんですか?」

そして、生徒会長が暗い声で言った。

「光悦君が倒れた」

その言葉を聞いた刹那、生徒会の無線を使っている全員が言葉を失った。

そして、香奈は現場に向かった。

なんでとむくんがやられたの?

散々いろんな人や魔獣を蹴散らしてきたのに!?

香奈はひたすら走った。刹那、

「何あれ」

とむくんがいるところの真上にものすごく黒い雲があった。

「嫌な予感がする」

その頃、水希の場所では、

「あなたは何!?」

生徒会長が黒い煙に向かって喋りかけていた。

そして、私も上を見上げた。

「支配者ではないでしょうか」

水希は直感でそう言った。

「なわけないでしょう」

生徒会長は震えていた。

「いや、そのとうりだよ」

震えている生徒会長に校長がそう言った。

「まさか、本当に」

刹那、私の腕の中にいたとむくんが苦しみ始めた。

「大丈夫!?大丈夫!?」

そして、とむくんと私の前に少し若い男性が立っていた。

「あなたは誰!?」

水希はとむを引き寄せ、必死に守ろうとした。

「私は七つの大罪を持つもの、六つの死神こと支配者とも呼ばれている」

楽しいはずの文化祭がガラッと変わってボス戦になってしまった。

ここで負けるととむくんが連れ去られる。絶対に負けたくない、負けてはいけないんだ!

私は剣を抜いた。

そして、とむの周りには結界を張った。

「絶対に渡さない!」

私がそう言うと支配者は、

「まだ何も言っていないが、まぁあそのつもりだったし、では戦う前にしっかりと自己紹介をしておこうか、私の名前は悠斗と呼ぶそれでは行くぞっ!」

そう言って剣を二本抜き、襲ってきた。

二刀流!?

「水希さんっ!」

私を呼んだのは香奈さんだった。

「どうしたの!?」

私は一瞬の隙も見せてはあいけないと思い、香奈さんとは目を合わせなかった。

刹那、

「ファイヤーソード!」

香奈さんが支配者悠斗に攻撃した。

「これで目をあわせられるでしょう」

悠斗は香奈の攻撃によって、少しのダメージを食らった。

その頃リリスは、

「大丈夫!大丈夫!」

クラスメイトがみんな騒いでいる。

原因はリリスだ。

とむが倒れた瞬間、リリスも同時に倒れた。

「とむくん、逃げてください。逃げて・・・・」

そう言ってリリスはとむの魔力を感じる方にいった。

「リリスのことは私に任せて、みんなは校舎に戻って!」

鈴が駆けつけそう言った。

「リリス、あまり無理しないように」

鈴はリリスの腕を持って、とむのところに向かった。

そして、とむたちは―

「エクスブロー!!」

生徒会長は悠斗に爆発魔法を撃ったが、結界で守られた。

「くっ!守られたか」

刹那、

「とむくん!とむくん!」

とむの心臓が止まってしまっていた。

僕は水希の声が聞こえなかった。

そして、

「とむくん」

リリスがやってきた。

「ねぇ、あれって」

鈴はその時静止した。

な、なんでとむくんが息していないの?

鈴は頭の中はその事でいっぱいになっていた。

刹那、

「ファイヤーバースト」

悠斗は爆発魔法を発動させた。

そして水希が爆発魔法によって飛ばされた。

水希は意識が朦朧とする中ずっと、

「とむくん、とむくん・・・」

手を伸ばし、必死にとむをつかもうとした。

「もう手遅れ」

悠斗はとむの襟首をつかみ、連れ去ろうとした。

「嘘だろ、あの魔法でこんなにも被害が?」

校長が見たのは、知っている生徒全員が倒れている姿だった。

そして、悠斗が飛び立とうとすると、

「フローズン」

悠斗に向かって、氷のナイフみたいなのが飛んできた。

「その人は絶対に連れて行かせません!おまえも生かせては帰らせない!」

そう言ったのはリリスだった。

「ほぉ、僕と戦うつもりか。面白い」

そう言いながら悠斗は手を空に掲げた。

「ワープ」

悠斗はそう言って、光に包まれどこかに逃げていった。

「ちょっと待て!うっ!」

リリスは光に手を伸ばそうとしたが、そのまま倒れてしまった。

「大丈夫リリスさん!」

鈴がリリスに駆け寄った。

「とむくん、とむくん・・・・」

リリスはそう何度もつぶやき、泣いた。

「なんで、またどこかに行っちゃうんだろう、とむくんは」

水希は涙をぽろぽろと流し、そうつぶやいた。

リリスの泣き声はとても小さかったのに、この場に居た人たちはみんなこの鳴き声が大きく聞こえていた。

その泣き声にいろんな感情が混じっていたんだろう、それに悔しかったのであろう、

「けど、泣いていてはとむくんは取り戻せないじゃないか?」

校長はみんなにそう言った。

「とむはまだ生きている。だから、作戦を考えて奴のところに乗り込むぞ」

そしたら、生徒会長が起き上がって、

「生きている保障はあるのですか?」

「もちろん、リリスちゃんが生きているのが証拠だ」

そして、水希が―

「リリスちゃんととむくんが何の関係を?」

「彼女はもともとルシファーのところの人だったはず。その世界に居た人物がこの世界にこられるのはパートナーの契約を結んだものだけだ。リリスちゃんは光悦君とパートナーの契約を結んだ。だけど、その契約にもでデメリットもある。それはどっちかが死ぬと、契約を結んだどっちも死んでしまうとういデメリットだよ」

水希は涙を拭いて、

「それじゃあ、リリスちゃんが生きているということは」

校長は目を閉じ、にやっと笑いながらこう言った。

「そう、光悦叶夢は生きている」

校長が胸を張ってそう言い、

「生きているなら、ボス戦に行くべきですね」

鈴が手を握り締めながら、そう言った。

「そうだよね、生きている限り助けたいしボスも倒したい。だから私行くよ」

香奈さんが剣をしまい、校長にそう言った。そして、鈴は、

「どうするの二人、助けに行くの?行かないの?」

水希は腕で涙を拭き、

「もちろん、行くよ!」

この時水希の涙は乾いていた。

そして、ずっと寝転んで泣いているリリスに鈴が、

「リリスはどうするの?ここで覚悟を決めないとだめだよ」

そんな鈴の言葉にリリスは、

「もちろん行きます」

リリスが立ち上がると、周りの空気が静まった。

そして、水希が、

「リリス、顔がものすごく怖いよ、一体どこまで怒っているの?」

「いえ、この怒りはあの男を殺し、とむくんを取り戻したら収まりますのでご安心ください」

水希は猛烈に怒っているリリスから離れた。

本当にこの人ととむくんはいつも凄いことを口に出すんだから。

「それじゃあ、行きますか」

校長がそう言い、ボス戦をやることに決定した。

無事、第十三章の投稿ができました。少し間が空きましたが、もうすぐ新作発表です。新作は二作品!それにまだタイトルだけを発表している作品もあるのでそれも少しずづ、進めていきたいと思います。そして、ツイッターでも報告しましたが、新作発表と同時にヒロインパズルとこの作品、僕の転生先は異世界だった。の最終章を迎えます。少し寂しいようなうれしいような・・・。それに、少し楽しみでもあります。新作の最後までの物語をまだ考えていないので、物凄く楽しみです。新作も、皆さんが楽しんでいただけると幸いです。この作品でも、少しでも楽しんでいただけたら本当に幸いです。今回も読んでいただきありがとうございます。新作発表日は次の章、またはヒロインパズル十四章にて発表いたします。

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