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Ⅴ「えーと、お肉ばっかりだね?」

「エレン、どうした?顔赤いけど…」

「う、ぅー…」

 心配そうな表情でのぞきこんでくるイケメン(勇者)。顔近い顔近い顔近い…!

「ば、ばか!なんでもないもん!」

そういって顔を背ける俺。あーもうなにこれ、熱い!顔熱い!普通野郎の顔なんか近づいてもなんとも思わないはずなのに!エレンや他のヒロインはこんな感覚だったのか…そう思うとさらに目の前のイケメンが羨ましくなってくる。

 恨めしげに見る俺の視線に気づいてないのか、意に介さず、じゃあ次どこへ行こうかと話しながら歩みを進めている。

「あ、アヤだ。」

 その声で前に向き直ると確かにピンク髪の少女が目の前を歩いている。かなりの大荷物。食材を買い込んだのだろう。アヤを呼び止めると、振り向いた。その袋には6イレブンとでかでかと書かれている。

「アヤ、大丈夫?重そうだね、私も手伝うっ!」

 非戦闘要員のアヤよりも怪力少女である俺が手伝うべきだろう、そう思い彼女の細腕から荷物を受け取る。結構重い。ずっしりとした重みを今までアヤが持って歩いていたのかと思うと、本当はアヤも戦闘できるのでないかと思える。

 と、急に軽くなる。

「全く、女の子がそんな重いもの持たなくても俺がやるって。」

軽々と荷物を持ち、そういって笑う勇者は、憎くもやはりイケメンだった。

「二人共ありがと!あ、次パーソンに行かなきゃ。」

そういうとにっこり微笑むアヤ。可愛いなあ、何故か異世界の世界観ぶちこわしのコンビニを二軒はしごしても許せるレベルで可愛いなあ。ほっこりしながら、アヤの先導でパーソンへ向かった。

「いらっしゃいませぇー!」

 可愛らしい店員に律儀にぺこぺことお辞儀をするアヤについて、ぶわっと寒いくらいの涼しい店内にはいる。しっかりものであるアヤは、買い物リストを見ながら買い逃しがないよう慎重だ。

「えーと…豚肉と…」

メモと陳列棚を交互に見比べながら自身の持ったかごにものを入れていくアヤ。偉いなあ。なんでコンビニにナマモノが充実しているのかはさておき、偉い。

「豚ひき肉と、豚の足…」

 真剣な瞳で、商品を手に取り、じっくりと選ぶアヤ。可愛い。なんか豚しか買ってない気がするけど可愛い。なんかサクヤの抱えた荷物からは牛肉が覗いているけど、気にしないことにしよう。こんな大量の肉ばかり買って、とかは気にしないんだ。可愛いから。

 勇者の方も特に気にした様子もなく、並べられている鶏肉をじっと眺めて、カゴに入れていた。また肉か。勇者は男だからつっこむぞ。

「ね、ねえ、えーと、お肉ばっかりだね?野菜買ってきていい?」

 俺がそう切り出すと、アヤは首を傾げながら、許可をした。よし、皆がバランスの取れた食事を食べれるよう野菜を買い込むぞ。肉ばかり買っててもなあ。エレンの好物は肉で苦手なものは野菜全般、特にピーマンだが、この際気にしない。数々の野菜をカゴに放り込んでいった。

「やっぱり……だよね……」

「この前…た…のに…」

二人の話も耳に入らないレベルで俺は集中して野菜を入れていた。


アヤ

しっかりもので、エレンの親友。非戦闘要員ながら、家事などをすべて受け持ち、様々なフォローをこなすパーティに欠かせない存在。ピンクの肩までの髪とぱっちりとした瞳。ぷっくりとした唇が特徴。エレンよりも若干背が高いが、負けず劣らず小柄。

-はるにちwikiより抜粋-

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