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謎の国 4
女の子は道を歩いた。友達の家までいく道を歩いていた。
目の前には友達の家に謎の怪物。
怪物はこちらを向き女の子の背を軽く越えたジャンプで女の子の後ろに飛んだ。
女の子は怖くてその場から動けなかった。
後ろから咀嚼する音ともに女の子を呼びつけるかのように怪物は聲を唸らした。
女の子は恐る恐る振り向くと怪物の顔らしきものを女の子の顔に近付け、怪物の口らしきものから唾液のような液をたらし、膓が飛び出てる鳥を舌らしきものに乗せ女の子に差し出した。
「一緒に遊ぼう」
女の子の身体は恐怖心を殺し生存本能が先に動かした。先ほど通った道を走っていく。
うしろを振り向かずとも怪物が追っかけて来るのは解っている。
今願っているには友達から危険を遠ざけることだけ。