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昼ごはん

…リアルに戻ってきた。

…「一緒に食べよう」ねぇ…


…瑞恵って家事力ないから…


こんな公式が成り立つ。

「一緒に食べよう」=「作るのめんどくさいから作って」≒「家に遊びに行かせて」


うん。ある意味で単純。


何にしよう…夏だし、蕎麦かな?


…いや、蕎麦のストック切らしてるわ…どうしよ。

《ピーンポーン》

「あ、はーい!」

「早いけど遊びに来ちゃった!」


いや、早いでっせ…。



そんなことを思っていた瞬間もあった。しかし一瞬で冷静になる。いや、《《瑞恵のことだから》》何か理由があるに違いない。


「早いって思ってるでしょ?《《こんなこともあろうかと》》蕎麦、買ってきたんだ!蕎麦でいい?」

「う、うん。ちょうどいいよ。」


いや、心読んでるんですか?まぁいつものことだから10年前には慣れたけど。


…よし。出来た。

「瑞恵〜できたよ〜」

「待ってました!」


うん、相変わらずいい食べっぷりだ。作った側から見たらこんなふうに食べてくれるのはめっちゃ嬉しい。

あ、僕も食べないと…。

うんら、やっぱ美味しい。瑞恵は美味い蕎麦を探すのが妙に上手だ。まぁいつものことだから以下省略。


よし。食った食った。

「ねぇ、twins onlineでパーティ組まない?」

「…いいね。皿洗いしてからのインになるけどいい?」

「いいよいいよ!いつもありがとうね。」

「…いつか瑞恵にまかせて酷い目にあったからね」

「む、むっ。」

そう、彼女はとても不器用なのだ。それは手先などだけではなく、内面も。

彼女は…なんというか、大人ぶってる。それもものすごく。

多分側から見たら、すごく出来のいい大人びた少女に見えるのだろうが…過去の事件とかもあって僕には内面を見せていることが多い。いや、本人的には見せていないんだろうけど僕から見たら丸見えなんだよ…!


…テキパキと皿洗いを終わらせて、twins onlineにインする。

そして…

「やっときた!」

「ごめん、遅くなって」

「いや、私が洗えないのが悪いよ…いつもありがとね。」

「いやいや、別に」

そんなやりとりをしばらく続けた後…。

《パーティ申請が届きました》

《パーティリーダーはあなたに推薦されています》

《どうしますか?》

「え?スイケイは経験者だろ?スイケイのほうがむいているんじゃない?」

「私はその…ソロで突っ走ってきたせいで指示出しの余裕がないような戦い方なんだよね…指示を聞く方なら合わせられるんだけど。」

ふーん。

「じゃ、早速街の外に行こうか」

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