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ゲーム?

ブーッブーッブーッ


…携帯の目覚ましが鳴っている

ふぁあっ。

ポチッとな。


ブーッブーッブーッブーッブーッブーッ

あれ?こんなすぐに目覚まし二つもかけてたっけ?


…あ、電話だ。幼馴染からの。

「おはよぅ…」

「遅い!健斗のお母さんに、夏休みは仕事で電波が通じないとこ行くから毎朝8時に電話で起こしてやれって言われてるのよ!早く起きなさい!」


耳が…キーンとする。


相手は時詠瑞恵。高一。僕と同学年。え?彼女かって?…んなわけない。あいつはどこか抜けてるのに付き合いなんてしたらどんなことになるか…主に僕の精神が終わるだろうな。


「…今、何か失礼なこと考えなかった?」


「い、いや。違うよ」


「…怪しい。」

ばれてる。

「まぁいいわ。今日はね…今話題のゲームをやろう!って誘おうと思ってたのよ。」


「なに?」


「twins onlineって!最近有名じゃん。なんだっけ、βテスト?がめっちゃ好評だったって。」


ああ、ネットニュースになってたな。

「サービス開始はもうしてるけど、今からでも参加できるらしいし」

「最前線との差が大きいだろうな」

「もともと健人はそんなガチじゃないじゃん」

まぁ確かに。


「VRゲームICはもう送ってるから」

「はっや。というかお金は…」

「両方とも懸賞で当てたからいいよー」

「おそるべし、強運」

ピーンポーン

「あ、切るね」

「はいはーい」

そして届いたのは…VRゲームICだった。


VRゲーム。夢の超技術。3年前、最初のVRMMOが販売されてから、全世界のVR技術は加速度的に進歩していった。一年目には五感を全て再現。2年目には夢の、ゲーム内で異種族になることもできるように、3年目には…VRMMOを遊ぶためのチップが小型化され、生命維持装置付き機器の使用禁止。今年は一見地味に見えるが違う。従来のチップは…大体大きさ30×30×30ほど。持ち運びはできるが難しかった。また、生命維持装置付きの事は…まぁデスゲームとかいうやつだな。3年前にそんな事案があったらしい。ちなみにVR機器はスイッチを押してベットに寝転がるとベットが自然に体を包み込むのとマッサージチェアのようなものが自然に(以下略)と外出先でも使えるVRヘルメットタイプの三つある。ヘルメットは最もコンパクトだが、思念操作という技術を使用しているため、『咄嗟に動く』ができない。僕の家の自分の部屋は広いとはいえ本がたくさんあるから寝床と兼用のベット型と、外出時のためのヘルメット型の、最もスペックいいやつにしている。

…部屋、汚くなってきたな。そろそろ本棚の整理をしないと…。


そんな自分の部屋の惨状を見ながら機械にICを挿入して、スイッチを押し、寝転がる。


淵から毛布のようなものがせり上がってきて体を覆う。

視界はやがて真っ暗になり、一瞬ノイズが走る。これが仮想現実と現実との移動感覚だ。そして視界が真っ白になり、目の前に大きく《twins online》と表示される。

《ログインしますか?》

YES!



この作品は《twins online》を大幅改稿して再投稿しているものです。


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