第十話 君って実は
学──
~8月3週目水曜日~
その日は、俺の家でデートした。ちょ……っと意地悪をしたせいか、その日は口数がとても減ってしまった……。
ただ、喋らないけど、なぜかずっと隣にぴったりだった……。
ヤったのは、ちょっとしたシチュエーションプレイ……。
「なんかテンション上がってこんなことしてたけど……冷静になると何やってんだろって落ち込むよな」
「あはは……わかるかも」
終了後、互いに顔を真っ赤にして反省会。
時子さんがMっぽいなと思ったから今日は俺に攻めさせてくれと言ったらこうなった。自分の発言を振り返ると顔が大火事だ。
言われた方も恥ずかしいのか、あちらはあちらで大火事となっていて、目を合わせられなかった。
静かな二人だけの時間が流れて、どちらともなく再び目線を交わして、キスをした。
彼女の甘い声を聴きたくなった。彼女の髪を優しく撫で、だんだんと俺と彼女の距離を近づけていく……。
~8月3週目金曜日~
「ゴム、もう無くなるから……買ってきた」
「……今日、作戦会議の日だよね?」
「(⁄ ⁄-⁄ω⁄-⁄ ⁄)」
彼女は顔を真っ赤にして俯いてしまっていた。
俺は我慢できなくなり、彼女を2階へ誘導しようと手を取る。
「ちょちょちょ!待って!急いできたからシャワーもまだなの!!」
行先を変え、お風呂場に連れていく。
「ちょっと待って!」
待たなかった。
一緒にお風呂へ入るのは3度目。ようやくなのか、互いの裸を見てもそこまで恥ずかしいと反応することは無くなった。
細くて抱きしめたら折れてしまいそうな彼女の体をじっくりと見たし、彼女は彼女で俺の腕や首の血管が気になるようで見たり触ったり……舐めたりしていた。
この腕で抱かれるのが気持ち良いらしい。後ろから抱きしめられるのを彼女は好んだ。
白くて透き通るような肌、桜色の先端、程よい肉付きの胸と臀部。誰も知らなかったそれを俺が触れることで、彼女に認められているという喜びが心を満たした。
彼女は俺の前に立ち、振り向いて俺に手を差し伸べる。
「そろそろ作戦会議、しましょう」
その笑顔とその裸体は反則だ。
「わかった、行こう」
と返して手を取った。
なお、タオルで拭き拭き中に「意外に濃いね……」と言ったらショックを受けたらしい時子さんに背中バチーンを何発か食らった。
気にしていたらしい。
そうかそうか、なら丁度良いから今度、処理して良い?
バチーン!




