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第三十六話 おしまい
真理愛──
~3月3週目~
お疲れ様会から2週間、私とがっくんは元に戻れていた気がする。
久しぶりにデートも出来た。映画に、カラオケに、カフェに……いろいろ行けた。
中学の頃に戻れたみたい。がっくんはいつも優しくて、私に微笑んでくれた。
北条とも、会話してない。会話しているところは全然見なかった!
だから私は気合を入れた。
終業式の日、がっくんを体育館裏に呼び出した。
心臓がドキドキする。告白をして、私は高校生活をやり直すんだ。
がっくんが向こうから歩いてくる。
笑顔で私に手を振ってくれる。
私の前に立ってニッコリと笑顔を向けてくれる。
ふぅ~~~っと大きく呼吸をする。そして……。
「あのね、私がっくんのことが好きなの!付き合ってください!」
「ごめん、俺もう彼女いるから」
「……えっ?」




