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かちかち山

かちかち山

芥川龍之介


童話を組み合わせる物語って、知っている話が情景に浮かぶから結構好き。


だけど、流石に暗い。ハマって共感をしまくる気持ちも分かるけどさ。全体的に哀しみに満ちている世界に淡い光のような物が近くに、でもギリギリ手が届かないくらいの遠くに存在する感じの文章。


かちかち山の狸がお婆さんを殺してお爺さんに食わせたっていう滅茶苦茶な背景があるからこその勧善懲悪の戦いが成立するからだけど、色々な童話が組み合わさっているからこそ壮大な物語を観させられるようで、短い文で映画1本を観た満足感がある。


短歌の本歌取りってこんな感じなんだろうな。


専門用語を使いながら言うジョークって面白いし、笑いのツボが同じ相手にさえ伝わって面白いねって、万人受けしないながら楽しんでもらえる話をできるって楽しいし。


昔の貴族ではないけど、限られたコミュニティで楽しいと思えるような話題をオチを付けながら話せるようになると楽しいだろうな。


現代は時間を消費する楽しいことが多すぎるけど、共通の話題でいうと。

何食べた?どこ行った?最近だれと会った?その人で話題はある?苦労した話はある?何か作った?映画や本、メディアで何かおすすめある?好きな音楽は?好きなアーティストは?かっこいい服を買った?


喜怒哀楽でいうと、喜と楽に絞った話だけをするべきで、テーマはひとつだけ。

相手の話は最後まで聞いて1秒くらいは考えてから、誤情報の確認はするが、絶対に否定しない。


ノオトにテーマ別、索引別でまとめておこうかな?


滅茶苦茶脱線したけど、なんか改めて考え直すきっかけになったかも。

うん、読んでよかった。




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