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第7話 猛反対

よくよく

考えてみたら


天斗とは

高校生と会社員

という

学生と社会人

の壁が最初っから

あって


さらに

愛の母親が

異常に

天斗の事を

嫌ってて


過去になにか?

敵対心の

因果関係でも

あったのか?

ぐらい


メガネをかけて

いるから

気に入らない


年下だから

気に食わない


服装が

愛の母の好みと

違いすぎるのが

我慢できない


なので

ふたりは

愛の母の希望通りの

理想の天斗を

意識して

努力し続けた


それでも

母は天斗を

受け入れることが

出来なかった


もうなにをやっても

うまくいかない

愛はイライラが

止まらなかった


『天斗と出逢って』

『ほんと、最悪』

『あなたと出逢うんじゃあ

なかったわ』


もう天斗に

毎日のように

当たり散らす

愛だった


でもなぜか?

天斗は

それとは真逆で


『幸せはみんな同じだけ

与えられてるんだよ』

『だから諦めちゃだめだよ』

『僕らにも必ず、陽の光が照らされるからね』

『信じてがんばろう!』


そんなポジティブな

言葉を

愛に悟らせようと

する人だった


愛には

そんな天斗の

前向きな言葉も

届かないぐらい


毎日毎日…

母から嵐のような

言葉の攻撃を

受けていた


かなり思い詰めた愛は

天斗に


『駆け落ちしょう!』

って持ちかけた


天斗はびっくりして

貨車のネジの外れた

ような愛の

今にも

猪突猛進しそうな

危険性を

感じたので


これはクールダウン

させなきゃと

思い咄嗟に


『駆け落ちはしない』

と力強く冷静に

答えた


愛は

『なんでよ!』

『男の癖に!意気地なし!』

ってかなり

感情マックスで

叫んだ


天斗は

なぜか?

物凄く落ち着いてて


『親の反対を押し切って』

駆け落ちなんてしても

良いことにはならないよ』


『時間かかっても、ここはちゃんと説得して、賛成してもらって行こう』


何を言っても

平行線の天斗との

やり取りに


愛の高揚している

気持ちも

徐々に熱量が

下がってきた









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