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第1話 ココロとの出逢い
私の名前は『愛』
現在…５歳児
まだまだおこちゃまです
とある日…
どこからともなく…
『おはよう』と
遠くの方で
声が聞こえて来た
う…ん。
愛は眠たい目をこすって
ぼぉーっとしながら
まわりを見渡して見た
あれ？
だぁれもいない…。
また
声が聞こえた
『もう、朝だよ〜』
確かに…
女の子の声がした
ふと鏡を見てみると
愛とそっくりな
顔をした子が
こちらをながめている
愛は一気に目が覚めて
何度も目をこすった
『あなたはだぁれ？』
すると…
『あたしはココロ』と
その女の子のは答えた
どこから来たの?と
愛が聞くと…
愛の心臓をゆびさした
ここ？
うん、
愛ちゃんの心の中？
わたしの？
愛はココロが
不思議なことばかり
言うので
何が起きたのか？
ただただ
驚くことしか
出来なかった
その日から
愛とココロは、
心友になった
愛はいつも
さみしかったので
ココロが、そばに
来てくれて
とても
あたたかい気持ちに
なれてきて
毎日、その日にあった事を
ココロに語りかけて
ふたりで考えたり
時には
励ましあったり
まるで
双子として
生まれてきたかの
ように
おたがいの
思ってることが
わかりあえた
