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15 種族バレ

筆者はただいまモチベが保てません。理由としては、SB●とDU●とシャンフ●を読んで、その実力差に絶望したからです。←(比べることが馬鹿)

投稿頻度下がるかもしれないです

 「うーん…悩むなぁ…どうすればいいんだろう」

  

 コウに意見をもらいつつ、ステータスポイントを割り振った。


_______________________________________


 プレイヤーネーム:サナ  Lv:2  種族:吸血鬼  称号:臆病者




 HP:200   →   HP:250


 MP:100   →   MP:125




 STR:20(+5)→   STR:22 (+7)


 DEX:10   →   DEX:10


 VIT:10   →   VIT:10


 DEF:10   →   DEF:10


 MDF:15(+5)→   MDF:17 (+7)


 AGI:25(+5)→   AGI:32 (+7)


 INT:10   →   INT:10


 LUK:15   →   LUK:15




_______________


 獲得したステータスポイントはすべてAGIに振った。


 「サナさん、攻撃は、当たらなければどうということもないですよ?」

 「なるほど…つまり、速ければ当たらないってことね…」


 コウにAGI極振りというやつを勧められたので、とりあえずそれに従うことに。


 そうか、当たらなければどうということも無いのか。攻撃を当てて、離脱して、当てて…これでもう全部解決では?


 「コウちゃん、こんなものでいいのかな?」

 「いいと思います…よ?あ、あの、サナさん。き、吸血鬼ってなんですか?」

 「…あぁ…」


 あちゃー…またやらかした…。…どう説明しようか。


 「説明するから今見たやつとこれから言うことは誰にも言わないでもらえると嬉しいな…」

 「は、はい。もちろんです」

 「キャラメイクってやつ?で、種族選ぶときにランダムにしたらこうなっちゃったんだ」

 「んん?今実装されている種族は5種類のはずですし…。いつの間に種族が追加されたってことですか?でも、追加するときは公表するって公式が。すでに次のアップデートで追加される種族も発表されていますし…。ええ…」


 自分に起こったことを伝えたらコウが混乱してしまった。混乱するのも無理は無い。なぜなら。


 「そうだよね、混乱しちゃうよね…コウちゃん、これね、私でもよくわからなかったんだ…たぶん、運営の人が遊び心で追加してるんだと思うよ」

 「そ、そう…ですか…」


 自分も何が起こったかわからないからだ。それについてもなにやらコウはずっと難しい顔をしている。


 「そうだ、コウちゃんが見たあの魔法あるじゃん?」

 「はい、ありましたね。血みたいな魔法…はっ…まさか!」

 「たぶんコウちゃんの思ってる通り、これ、種族スキル」


 指の先端にまた血を浮かべて説明する。コウは何か納得したようで、晴れやかな表情をしていた。


 「サナさんはレア種族(レース)って呼ばれる種族を当てたんじゃないですか?レア種族(レース)は限りなくゼロに近い確率を引き当てた超豪運の持ち主だけがなることのできる種族とも呼ばれていますね。それと恐らくこのゲームで初めてのレア種族(レース)です」

 「へえ…私が、超豪運…」


 今までの人生こういう運要素の強いゲームや遊びなんかでは負け続けた経験を持つためいまいち実感がわかない。そして恐らくこの種族になったのは仕組まれたことなので、若干後ろめたさを感じてしまう。


 「多分そのレア種族?ってやつはランダムじゃないと現れないんじゃないかな。だって、種族を選択するときに吸血鬼なんてなかったからさ」

 「なるほど…」

 「あっコウちゃん、あれ、目的地じゃない?」


 小さい丘のような地形のふもとに挑戦者を手招きするように大きな口をあけている洞窟があった。


 「これが、ダンジョン…なんか、しょぼいね」

 「まぁ、なんせ()()()のダンジョンですし」


 ただ洞窟がポツンと開いているだけでダンジョンらしさがまったくない。洞窟の入り口に寂れた看板が立っていることだけがこの洞窟がダンジョンである証拠だ。

 しかもその看板には丁寧にダンジョンの情報が記載されていた。


_________________________________


 始まりのダンジョン

 推奨人数:4人

 推奨Lv:3

 出現モンスターLv:平均2

 ボスモンスターLv:8


________________________________


 「入ってみようよ。もしかしたら宝箱があるかもしれないしさ」

 「いいですよ。行きましょう。サナさんの称号を外せるようになるかもしれませんし」


 お互いがお互いのことを気遣っていることに気づき、お互いのほうを見て、微笑む。そして洞窟の中に入ると、寒いまではいかないが、ひんやりとした空気が肌をなでる。

 奥へ進んでいくと明るさが規定値を下回ったため、視覚補正が働く。補正といっても、あたりが完全に見えなくならない、輪郭などが辛うじて見える。その程度のものだ。つまり、暗所では、視覚ではない感覚を頼る必要がある。そのひとつが、聴覚だ。


 「なにか音聞こえない?コウちゃん」

 「そうですか?」 


 なにか…こう、地面を這うときに小石がなるような。そんな音が聞こえる。


 「音聞こえるほういってもいい?」

 「いいですよ?ほんとに音してますか?」


 コウちゃんは聞こえてないのかな。確かに小さな音だけど。ザッ…とか、シューとかそんな感じかな、気のせいじゃないといいけど。


 音のするほうに向かっていくと、空中に何かの顔が浮かんだ。よく見えないけど、顔から二股に分かれている何かが伸びているのがわかる。

 ……蛇だ。


 「蛇っ!」

 「なんですかあぁぁ!?」


 コウの手をつかんで入り口のほうへ全力で走る。洞窟内に悲鳴が木霊したことでモンスターが反応したが、見なかったことにする。

次回、攻略?

ちなみに、入り口の大きさが横5mくらい。高さが4mくらいで、洞窟の中もそれくらいの広さが最低ライン。もっと広いところもあります。

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