10出会い?
先週更新できなくて済みませんでした。
最近書きたいことがたくさんあるのに筆が進まないんですよね。何かいい方法はないもんですかね。
そこら辺を歩いていると大き目な道が見つかったので、道に沿って適当に歩いてる。
「『オプション』」
現れる3枚のウィンドウ。それぞれ設定欄、アイテム欄(インベントリ欄)、ステータス欄と機能が分かれている。
「これ1枚1枚出せるようにできないのかな?」
一気に3枚でてきても全部使うわけじゃないから使うやつ以外がかなり邪魔なんだよね。1枚だけ大きく出せるようになると結構使いやすくなると思うけど。
「ヘルプってやつに乗ってるかな?」
設定用のウィンドウにあるヘルプを押す、するとウィンドウが変化し、様々なことが載っている画面に切り替わった。
「ええと…検索欄は、あった。ウィンドウについて、と」
ヘルプによると、それぞれ独立させることが可能なようだ。発動ワードも分けられるようで、設定は『オプション』、インベントリは『インベントリ』、ステータスは『ステータス』。
さっそく変えて、出てきたウィンドウ全部をいったん消す。
「ステータス」
ステータスが載ったウィンドウだけが現れた。どうやら設定は無事変えられたようだ。
「…ヘルプ他のも見ておいたほうがいいかな、『オプション』」
ステータスを消し、つぶやく。ウィンドウが出てきた。ヘルプを押し、検索にウィンドウと入れる。
「…追加もできるんだ、掲示板に配信…公式サイトとか、へぇ、SNSも見れるんだ」
掲示板はたぶんお世話になると思うから、発動できるように設定しておく。
「んんー、やっといたほうがいいのはやっちゃったしなあ。あ、スライム発見」
道をゆっくり進むスライムを見つけた。こっちには気づいていないみたい。さっきの戦いで使えなかった【血魔法】を試そうかな。
「【血液生成】っと。わ、凄い量」
結構な量の血の塊が空中から落下してくる。地面とぶつかると、周りに血が飛び散る。
【血魔法】で最初から使える魔法は自身のMPを消費して血液を生成する【血液生成】。この魔法で作られた血液はすぐに【血液操作】で操ることが可能。この魔法を使えば先の戦いで自身を切って血液を生み出す行為よりも安全に血液が生み出せる。
私は【加速】以外にMPを使うスキル持ってないし、MPはほとんど気にしなくていいかな。
「【加速】【重ね掛け】、【血液操作 形状変化:針】!」
再び感じる体が軽くなる感覚。ちょっとこの感覚酔うんだよね。慣れるしかないのかな。
「気づかれたっ…でも、さっきとは違うよ!」
ちょうど形が変化し、硬くなった針を素早く投げてスライムに命中させる。もう一本も同じように投げてスライムを貫く。
攻撃を始めようとしたスライムはそのまま固まり、煙を上げながら消えていった。
《スライム Lv:1を討伐しました。 EXP 5 獲得》
《【血液操作】がLv3になりました。
【投擲】がLv3になりました。
【加速】がLv2になりました。
【重ね掛け】がLv2になりました。
【血魔法】がLv2になりました。》
「えぇ…弱っ…しかもいろんなスキルのレベル上がってるし」
レベル1のスライムってこんなに弱いんだ。なんか物足りないな。
「歩くか…」
歩くこと10分ほど。すっかりデスペナから回復したころに、分かれ道があった、しかも表札?てきなもの付きで。
「ふむ、今来た道は始まりの道っていうんだ。…右に行くと始まりのダンジョン…左は始まりの町、と…名前適当すぎじゃない?」
運営の皆さん…もしかしてインディス様に名前がなかったのはそういうことなんですか。いろいろと頑張ってください。
「町は左側だから…こっちね。行こうか」
「うっ、あぁ、誰かぁ、助けてよぉ、そうちゃん…ひっぐ…うぅ」
突如、幼い女の子の泣き声が聞こえる。あたりを見渡してもなにもいない。音の聞こえるほうへ行くと、金髪の女の子が泣いていた。服は私のやつと似てる。
「ど、どうしたの?君」
「え、誰?いやああ!!」
急に叫ばれた。うーん、NPCかプレイヤーか、どっちだろう?
「だ、大丈夫だから!まず落ち着こ?」
「えええん…ひっぐ、あぅ、うう…」
落ち着いたっぽい?ほんとこの子どうしたんだろう?
「君、名前は?」
「私?…コウ…というか、お姉さんプレイヤーでしょ?表示されてないの?」
あれ、この子プレイヤーだったんだ。話しててわかる。この子そんなに年齢低くない。高くても私くらいだけど、見た目ほど低くはない。
「お姉さんは、サナっていうんですね。始まりの町ってどこにあるかわかりますか?……臆病者ってなに?……」
「分かるけど…」
「お姉さん、私を始まりの町につれってってください!」
「私も向かおうとしていたからいいけどさ、」
この子、色々と大丈夫かな?めっちゃ心配。
「あの、言いづらいけど、すぐそこに看板みたいなのがってね、始まりの町の方向とか書いてあるんだよね…」
そう告げると、泣いて赤くなっていた顔がさらに赤くなった。湯気が出ているのが見える見える。
「うぅ…めっちゃ恥ずかしい…サナさん、忘れてください…うぅ」
「うん」
やばい、守りたいこの子。すごく守りたい。
「サナさん、連れてってください」
「いいよ、いこうか」
さっきの看板?のところまで戻ってきた。コウちゃんは看板をみたらまた顔を赤くした。表情がコロコロ変わって楽しい。
よし、歩こう。
歩くこと10分。歩いているときにどうして泣いていたのか聞いてみたら、
「アバターの容姿変更をランダムでやったらすごく縮んだんです」
と、答えてくれた。容姿変更もランダムがあるってことは、もしかして全部にランダムがある?さらに
「で、何がなんだかよくわからないまま飛ばされて、目の前におっきなオオカミがいて、全力で逃げててたら、迷って、どうしたらいいかわからないまま歩いてたらああなってました」
言わなくてもいいことまで言ってくれた。はあ…かわいそうだ。ここはなにか話題を変えないと。
「あ、コウちゃん、町が見えてきたよ」
「わあ!綺麗です!」
綺麗なのは初めて死んだときに上から見えたから知ってるけど…とまった状態で見るともっときれいだなあ。
「サナさん、走りましょう!」
「ちょっと!以外に速い…はあ…【加速】【重ね掛け】!」
もしかしたらコウちゃん陸上部?めっちゃ足速いんだけど。
「コウちゃん速すぎるよ!」
「あ、すみません…ていうかそしたらサナさんだって速いじゃないですか。私についてこられてるんですから」
「私のこれはスキル使ってるから。スキルナシなら絶対に勝てないよ。コウちゃんなんでそんなに速いの?」
「普段から運動してるからですかね」
ぐふっ…なんと、普段から運動しているとは。偉い、偉すぎるぞ。
「このゲームって画質すごくいいですよね。リアルにも負けないくらい綺麗です」
コウちゃんが走りながらつぶやく。
「すごいよね。あと地面の質感とかねっ!」
走りながらはまりそうな穴を飛び越える。なんでこんなに地面がデコボコしてるんですかねえ。
「サナさん前!門ですよ!つきましたね!」
キラキラ目を輝かせているコウちゃんを横目に、私は一つ、心配していることがあった。
「そこのお二方お止まりください。身分証などはお持ちでしょうか?」
「私たちはかけだしの旅人なので、身分証などは持っていません。どちらなら身分証などを作成できますか?」
できる限りの笑顔で会話をするが、門番のような人は面倒くさそうに会話を始める。
「はあ…身分証を作るなら冒険者ギルドにでも行って。入っていいから。ほら、はやく」
この対応はひどくないか?せめてもう少しまともに会話したかったのに一方的に言われただけなのは悔しいな。
「ほら早く……はぁ、魔物の一匹も倒せない臆病者のくせに図々しい……」
なにか言ってた気がするが気のせいだろう。
「コウちゃん、行くよ」
「は、はい!」
コウが一人で勝手に進まない理由はきちんとしたところで感謝を伝えたかったからです。だからまちにつくまでは一緒にいるつもりでした。
新キャラ登場!?というわけでコウがこの物語に参戦!
瑠璃いつ入れようかなぁ?
なんか、自分でも臆病者をどのように扱おうか迷ってるんですよね。
次回から更新が不定期になると予想されます。温かい目で見ていてください。




