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うちのダンナ詩集

不在と思い出の谷間の十二夜

作者: 陸 なるみ

十二夜がやってくる

クリスマスツリーを

片付けないとバッドラック


十二月になった途端

カード書いてツリー出して

リース作ってとせっついたひと


お気に入りのオーナメント

あの子がいないあれはどこ?

ああ、みんないるねと笑う


Everybody there!


問題はあなたがいないこと



さあ、もうお片付けの日だ


十二個の箱に分かれた

ふたりのクリスマスコレクション

今回開けたのはたったひとつ


ひとりに似合うひとつの箱だけ

次のクリスマスには全部開け

あなたを偲ぶことができるだろうか


不在を恐がらず

思い出を温めて

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i517735
バナー作成:秋の桜子さま。ありがとうございます。
― 新着の感想 ―
[良い点] やっぱりキリスト教圏ではクリスマスの飾りを新年まで飾っているのですね。 以前読んだ雑誌に、日本だとクリスマスの後に来る正月の方が大事なんで、クリスマスの飾りをサッサッと片付け正月を迎え…
[一言] すぐに片付けないといけないんですね〜。 準備は長いけど、終わったらパッとしまう。ほぉほぉ。 勉強になります。
[一言]  むしろ年内に片付けなくていいことに驚きました。  やっぱり日本とはクリスマスに対する気持ちがちがうからでしょうね。
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