三角形の面積なんて生活に使わない! というお話
先日に見たニュース系のトピックに衝撃を受けた
『全国学力テストで出題されたある問題の小6の正答率は55.4%だった!』
「令和3年度全国学力・学習状況調査の報告書・集計結果」に基づいた話である
これは算数の問題なのだが、その問題はというと
問:図のような三角形があります
この直角三角形の面積は何㎠ですか。
え? これの正答率が半分程度?
いやこれは問題でしょ! そりゃ文科省も有識者も「え?」ってなるよねw
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
と思った
驚いた僕は部下に
「これの答えわかる?」と半信半疑で聞いた
(;'∀')?
「え? え~っと
これってなんか心理テストとかナゾナゾとかですか?」
いやいやいやいや!
そりゃ確かに僕は常日頃、謎かけのような問題とか、無理難題を君にしいているよ? でもそんなんじゃないって! 純粋に、見るからに算数の問題でしょうが( ゜Д゜)!!
「いや純粋に三角形の面積だよ……」
「う~ん、わかんないですね笑」
いやちょっと! これは小学校レベルなんだよ??
(;'∀')!
ここで僕と部下のスペックの話をしよう
彼は僕よりも数段、学歴が高い 対して僕は、
五科目で言えば、数学大好き! 物理なんてオヤツ感覚!
てなほど理系脳ww
ちなみに英語と社会は赤点レベル
オスマントルコがどこの誰だか知ったこっちゃない(。-`ω-)ノ
彼は文系だったのかもしれない(※未検証)
でもさ? これは小学校レベルの問題なんだよ?
3:4:5の三角形だなんてピタゴラスの定理の代表だよ?
エジプト人だって、これでピラミッド立てたんだよ??
そこで気が付いた
あぁ~
でもま、確かに三角形の面積の求め方とかなんて、何の生活の役にも立たんよなぁ そんなん知らなくても……、
いやむしろ社会人として知っとくべきこと(常識)って他にもあるよなぁ
算数なんて生活では四則計算ぐらいで済むし……
いや、計算なんて電卓(スマホにも常備されたアプリだよね)で事足りるよなぁ
理論理屈さえ分かっていれば……
いやそれすらいらない時代か?
ちなみに僕は最初から数学が得意だったわけじゃない
九九で言えばクラスで最期に暗唱できたレベル
ここで一つのことを申し上げよう
今日はまず、
三角形の面積なんて生活に使わない! と宣っておく('Д')ノ
算数が苦手になる最初のポイントは、0~9までの10個の字を使って無限に数字を扱うということ
つまり「位」とい概念
例えば「36」は三十六なんだけど、「3と6」と解釈してしまう子もいる
そうすっと36=63が、その子の中では成立してしまう
「位」なんて人類の歴史上、長い年月をかけて習得してきた概念だ
理解できない子に、これをガチで教えるのは相当苦労すると思う
次に九九
僕は先にも言った通り、算数なのにな「暗記系」な九九を覚えるのに難航した
ちなみに未だにまともには覚えていない
(例えば「七三」は頭の中で「三七」に置き換えて暗記してる)
僕が算数を好きになったのは「図形」からだ
これは完全にパズル! つまり「論理的思考」から解く
ぶっちゃけ算数なんて、遊び、ゲーム、趣味の延長線上だ
もちろん建築だとか数学が基礎知識として必要な職種もある
でもなんだ
やっぱり「三角形の面積の求め方」なんて、私生活に必要ない人の方が多くない?
正直なところ、数学(算数)以外でも同じく思う
国語で「太郎君はその時、どう思ったのでしょうか」
知るか! そんなもん俺は太郎じゃないからわからんは!!
社会で「A県の特産物2位は何でしょう」
いやいや、まず地元の1~3位までの特産品を問おうや?
理科で「地球の緯度で気温が違うのは~」
なんて問題な、日光の射角が変われば受ける熱量が変わるじゃん
(これをクラスはおろか先生すら理解してないってなんでや!)
英語なんて知らんわ! 日本に来たら日本語で話せや!
(※言語を覚えるのは、それこそ必然性が前提では?)
学校で習ったことで生活に必要なことってなんだろう?
社会人になって「論理的思考」は有益なものだと思う
もちろん僕の苦手な「暗記能力」も大いに武器になると思う
体力が必要な時もあるし、芸術的な情緒も必要だと思う
でも「それって生きてく上で学ばなきゃいけない最優先事項?」
って社会人になってからものすっごく思う
むしろ現行の小学校レベルからそういう「生きてくために必要なこと」を教えてはいないんじゃないですかね?
実際のところ、社会人なのだから学んでほしいこと、すでに「常識」と呼ばれる必須要素がたくさんあるのに
でそれは「学校じゃ教えてくれないこと」なんて揶揄されたりなわけ
本来は社会人として必要なことも、現時点では「社会生活の中で自分で学べ!」になってる気がする
僕は「え? この問題が解けないの?」とは正直に思ったが、
でも「んじゃそれが解けて生活が変わる?」と聞かれると
自信をもって「当たり前じゃん!」とは言えないのだ
ただちょっとだけ思う
どうか勉強を嫌いにならないでほしい
知識というのは本来、修得する喜びがそこにあるはずなのだ
算数は「嗜み」みたいなものかもしれない
でも論理的思考、答えよりも「問題を解く」という行為が重要だ
国語は良い
読解力は相手を知ることであり、そして表現力は相手に伝えることだ
理科は面白い
見えない「現象」や「変化」を見つける観察眼
理解し「ではこの場合は?」という想像力、前進力
社会は嫌いだった
でも人は嫌いじゃない、むしろ好きだし興味がある
そこに住んでいる人々の生活、歴史、文化
相互理解があるから、相手に興味をもつから和平が生まれるし、良い意味で競い合える
英語が一番嫌いだった
でも日常会話程度の英語が出来るようになれば世界が広がる
迎え入れ、友達になることも出来る
ちなみに最初の問題
三角形の面積の求め方の公式は「底辺×高さ÷2」
この公式だけ覚えるから解けないし、暗記した公式はいつか忘れる
面積ってなんですか? ということをまず理解し
んじゃ一番わかりやすい長方形(あるいは正方形)の面積は?
と、求め方を覚える
「長方形を斜めにぶった切る(対角線)と、直角三角形になるんだよね~」
ってことを知って、ぶった切った直角三角形ってあれ? 同じ形じゃん!
はは~、なるほど! 面積が半分になるんだね!
だから直角部分の辺(底辺と高さに該当するところ)をかけて、2で割れば
三角形(今回は直角三角形)の面積になるわけだ!
と、論理を重ねることを怠ってなかった子は解ける
「底辺は三角形の下にある線」「高さは垂直(直角)に縦の長さ」
という思考になってしまうと、この問題は中学レベルじゃないと解けなくなる
日本の教育は未だに「暗記教育」が中心だ
悪いとは言わない、暗記した方が早いから
でも暗記なんてもはや必要ない
辞書を丸暗記できないから「辞書」が存在し、情報はネットで調べれば出てくる時代だ
小学校教育は「学ぶ楽しさ」と「上達する喜び」を中心に据えた方がいいと思う
そして人間関係だとか、社会人になってから必要なことだとか、命とか
そういう「生きること」の基礎を学ぶ時期にしていいと思う
そして中学校から専門職の選択肢を与えていいと思う
なんだったら各職種の企業が魅力をアピールして募ればいい
平均化、均一化は古い考え方だ もっと多様化していい
興味があることが一番上達するんだから
そして人は「必要なこと」に努力を惜しまない
資源の少ない日本
教育の低下はやがてこの国を衰退させる




