認知というやつは、もう! というお話
「認知」というキーワードを聞いて、君は何が思い浮かぶかね?
「ねぇ、大事な話があるの……」
「な、なんだよ、そ、そんな改まって。」
「出来たみたい……」
「お? あ? ぅおれぇの?」
なんて、やつは極少数派だろう、たぶん
(。-`ω-)ノ
大体の人は、
「さちこさん、お昼ご飯はまだかの~」
「お義父さん、さっきホットケーキ5枚食べたでしょ? 蜂蜜たっぷりかけて!」
の「認知症」じゃろうと儂は思うじゃよ
(´-ω-`)ウマウマ
さてさて、
ここで取り上げましたるは「認知バイアス」についてのお話
知ってる方も多いかもしれません
簡単に言えば「思考の偏り」、直観、思い込み、勘違いというやつです
人間、誰にでもある「癖」のようなものですが、これが非常に厄介
脳みそはサボる(情報処理しない)ように出来ているわけです
ただまぁ、しょうがないんですよねぇ
だって黙ってても多くの情報(視覚、聴覚に無尽蔵に入ってくる情報)のほか、
あれやこれやと判断しないといけない状況に晒されているわけですから
全て情報処理していたら脳みそがパンクしますもんね
(@_@。
そのため、人間は物事を短絡的に判断することで、ストレス回避しているわけです
「認知バイアス」はたくさんあります
有名な奴だと「正常性バイアス」
今日はこれについて宣おう( ゜Д゜)!
災害時によく見られる傾向なので、ニュースとかで聞いたことがあるんじゃないかな?
火災警報が鳴っても「大丈夫、問題ない」と信じて避難が遅れてしまうやつです
「焦るな! 危険!」ではあるもの、焦らないのも問題です
多くの災害で死傷者が発生する要因の一つとなっています
(興味のある方は「正常性バイアス」で検索!)
パイポイは主に労災防止教育なんかで取り上げたりしますが
実はこれ、日常でも頻繁に起こっています
「正常性バイアス」が強い人がいます
例を挙げましょう
P「社長、A社の料金ですが、今回の契約変更に合わせて値上げしませんか?」
B「うーん、コロナだからねぇ、向こうも経営が厳しいと思うんだよ。
今回は見送ろう。」
P「……じゃあ、来年値上げ交渉ですね。」
B「いや、向こう5年は無理だろ。」
P「……ところで社長、太りましたね。今日の昼食は何ですか?」
B「え? 今日は焼きそば(大盛)だけど?」
P「炭水化物は抑えた方がよろしいかと。
一人の体じゃありませんからね? 健康にも気を使ってくださいね?」
A社は10年間、取引料金が上がっていません。
最低賃金が上がってる=人件費、材料費が上がっているわけですから、
これは異常です
「当たり前」「しょうがない」「世間がそうだから」
つまり今の現状が「正常」だと思い込む
思考を放棄しています
変化、革新、改革
人間の脳みそは嫌う傾向にあります
思考は疲れるので笑
ちなみに社長は、1週間の昼食ローテが決まってます
月木:フライ定食
火金:焼きそば
水土:ラーメン
ちょっと!
食べるものぐらい考えようよ('Д')!