美味しいラーメンが食べたい! というお話(なのか?)
パイポイはラーメンが大好きである
札幌という土地柄もあるのかもしれない……
未だにラーメン業界は戦乱の世
古き良きラーメン屋は、頑なに創業からの味を護り
新進気鋭なラーメン屋はチャレンジャーとして新風を巻き起こす
中堅どころも捨てがたい
進化系のラーメン屋しかり、初代からの味を護りつつ「季節限定」「期間限定」などなど
我々の舌を飽きさせることは無い
そこに来て海外(※北海道外のことです)からの襲来
東京など首都圏系から九州の豚骨ラーメンまで
次から次へと雄たけびを上げている!
まさに群雄割拠!!
がしかし、
ここは戦乱の世、まさに弱肉強食!
「( ゜Д゜)叉焼うまーーーー!!」と書いて弱肉強食!!
いったいどれだけのラーメン屋がオープンし、そして消えていったことか
( ;∀;)
「僕推しのラーメン屋よ! 永遠なれ!!」と宣うぜ('Д')!!
あなたが「ラーメン屋」を目指したとしよう
ものすっごい努力の果てに、ものすっごい美味いラーメンを作ることに成功したとする
「これは美味い!!」と涙を流す領域に到達したとしよう
では、このラーメンは売れるだろうか?
残念ながら「ものすっごい美味いラーメンを作ることに成功した」としても、そのラーメンが売れるとは限らない
何故ならば、売れるためにはまだいくつかの課題が残されているからだ
第一に、そのラーメンが美味いと思ったのは作った自分一人だ
なので、あなたは誰かに「試食」してもらうことにする
家族、友人、知人
あなたの努力、かけた時間、情熱
それを知ってる関係者は言うだろう
( ;∀;)美味い!
それに惑わされ、満足してはいけない
関係者は「そのラーメン」+αを加味しているのだから
(友情、努力、情熱だとかね)
ではそういう努力の背景を知らない人物、あるいは関係者の中にも「まったく忖度しない、自分の意見を率直に語る」人物が試食会の中にいたとしよう
(´ー`)うん、まぁまぁ美味いかな?
その言葉に、
いかに食材にこだわったか、費やした時間はいかほどだったか、どれだけ世の中のラーメンを研究したかを語ってはいけない
それは「美味いラーメン」とは関係がない
本来はそういった努力の「結果」として、目の前に提供された一杯のラーメンがそれを証明すべきものなのだ 本来はそういった努力の説明や「その他のもの」は付加価値なのだ
逆に落ち込んでもいけない
そもそも料理は、それぞれ食べる人の好みがあるのだから……
食べた2割の人が純粋にそのラーメンを「美味い!」と言ったならば、それは成功と言っても過言ではない
「美味いラーメン」を作ったことに関しては、だが
この段階でお分かりいただけるだろうか?
ここで一つの岐路、選択をあなたは迫られている
「美味いラーメン」を作りたかったのか
「売れるラーメン」を作りたかったのか
「美味いラーメン」=「売れるラーメン」ではない
「美味いラーメン」を作りたかった方は、そのラーメンが「美味い!」と思った人のためだけに作ればいい むしろ美味いラーメンを追求し続けてほしい!
根強いファンがついてくれることだろう
(パイポイはそれ系の、唯一無二なラーメンが好きです)
ひょっとしたら口コミで客も少しづつは増えるかもしれない
批判や反対意見に惑わされてはいけない
味を変えることなく、ラーメンだけに心血を注ぎ、信じたラーメンを作り続けることだ
それは「美味いラーメン」を作る上で間違いではない!!
では「売れるラーメン」とはどうなのか
簡単に言えば、いかに多くの人が「美味い!」というかだ
つまり評価を下すのは「外」にあることを知らねばならない
「これは美味い!」という自己評価や身内の評価は無視しなければならない
地域性などを見据えた、食べ慣れているその土地の味という「安定感」
あるいは、この土地でしか食べられないという「希少価値」
その地にある素材がもたらす「希少性」や、町おこし的な宣伝効果もあるだろう
対極的に、
ここでは食べることが出来ない、過去に食べたことがないという「独創性」
などなど
結局のところ、こういった「外」の好みを理解し追及せねばならない
まして世の中は諸行無常
常に変化し続ける「流行り廃り」も視野に入れねばならない
そもそも業界を見れば一目瞭然
ラーメン屋は1年から半年以内に、半分はつぶれている
(美味いとかまずいというだけが理由ではないにしろ)
ラーメン業界は常に変化し続けているのだ
どこに焦点を当てるかは戦略次第ではあるが、いずれにしても売るためには「外」の評価が正解であって、「お客様本位」を理解せねば「もの」は売れない
「美味いラーメン」をを作ることだけ見れば、1店舗で一人「ラーメン屋」の親父としてやればよい
それは正解、不正解だとかではなく、ゴールがそもそも「美味いラーメン」を作ることなのだから




