48話: 火花
光治は、眼鏡の宮子と、魅夜の関係について
もう少し詳しく知りたかったが、それ以上は聞かないでおいた……
何やら、険悪な様子だったし……
何より魅夜が『聞かないで欲しい』という雰囲気を
身体全体から漂わせていたからだ……
(魅夜の嫌がること……したくないものな……)
光治は、そんなことを思って、
宮子のことは忘れることにした……
……と、そんなことを思った矢先だった。
「ねえねえ!? さっきの眼鏡の子って誰!?
てか、日吉君、また浮気したの!?」
同級生の女子が、うきうきとした笑顔でやって来たのだ……!?
ノートとシャーペンを、左右の手にそれぞれ握り、
光治の言葉をメモする気満々の様子で……!
彼女の名は、由良・陽子。
新聞部に所属しているゴシップ好きの少女だ……
光治は、由良に大きな声で反抗する!
「って!?
『また浮気』って何だよ!?
またも何も、浮気なんてしたことないだろ!?
俺、一途なんだけど!?」
光治がそう言うと……
「え?」
由良は、目を丸くして驚いていた……?
そして……
「日吉光治、クズ、想像以上に最低な男……っと」
「何、失礼な感じでメモってんだ!?」
光治がそう言うと、
彼女は「まあまあまあ」と光治をなだめる……
「それで、あの眼鏡の下級生は、どなた?
昔の愛人とかですか?」
失礼な感じの質問である……!
「何でそうなる!?
知らねえよ、あんな眼鏡!」
光治が、声を張り上げてそう言うと、
由良は、苦笑しながらこんなことを言う……
「ちっちっち! 嘘はいけないなあ……?
あれは絶対何かあった雰囲気だった!
ザ・修羅場、って感じだったじゃん! うしし!
月影さんも泣きかけてたし!
何かしたんでしょ、日吉君!?
あの眼鏡っ子に!
さあ、白状しなよ! さあ! さあ!
吐いて楽になっちゃいなよ! さあ!」
由良は、鼻息を荒くして、光治に顔を近づけて来る……!
「だから知らねえし!」
そう言って、光治は、由良の顔を手で押し返そうとする……!
「ああ~ん! 意地悪~!?
じゃあ、せめて、あの眼鏡の名前だけでも……!」
由良がそう言ったところで……
「あたし、それ、知ってるぅ……」
光治達とは、まるで別のところから
同級生の女子が、緩い感じで言い始めた……?
「なに、なに、なに!?」
由良はすぐさま、その女子に近寄ると、
彼女に身体を寄せて、話を訊き始める……!
「誰!? 何て言う名前……!?」
「あの子、たぶん、不登校で有名な子だよぉ……
ほら、【病み子】っていうあだ名のぉ……」
緩い感じの女子生徒にそう言われ、
由良は、はっとした……!
「ああ、あれ……!?
入学早々に不登校しているって噂の1年生の!?」
「そう、それぇ!」
すると、由良は、あごに手をあて考え始め……
そして、突然目を見開く……!?
「うわ、何それ!?
不登校で、日吉君の浮気相手で……?
属性大過ぎじゃん!?」
そんなことを言い始める……!?
「だから、勝手に浮気相手にすんなって!?」
「な、何か、事件のニオイがするんだけど……!?
もしかして、日吉君に捨てられたとか!?」
「おい……!?」
「ありそう……!
それで不登校になったのか!?
日吉君!? あんたどこまでクズなの!?」
「勝手なことを言うなあ……!?」
光治はそう言うが、
由良は全く聞いていないという様子で、
手で口もとのヨダレを拭いながら言う……
「まったく、面白いネタ提供してくれちゃってえ! じゅる!」
「面白がるなあ!?」
……
さて、クラスが、ゴシップ好きの女子を中心に
そうやって盛り上がっているところ……
そこから、やや離れたところで、
魅夜が、その様子をぼんやり眺めながら、ため息を吐いていた……
その様子というか、光治のことというか……
(コウくん……本当に覚えていないんだよね……?
そう……だよね……
野口病院……覚えてなかったようだし……?)
魅夜は、心の中で、そう呟きながら……
光治のことをじっと見つめていた……
と、そこへ……?
「魅夜様……?」
急に、毬愛が魅夜に話しかけて来た……?
「え? あ、ごめん、何……?」
毬愛は、そんな気の無い魅夜を見て、
小さくため息を吐いた後……
ずずずと、魅夜に接近し、
真剣な眼差しで見ながら言う……?
「魅夜様……
大分動揺している様子ですが、大丈夫でしょうか?」
「う、うん……私は大丈夫よ……?
ちょっと想定外の子に会ったものだから……
びっくりしちゃっただけで……」
魅夜がそんなことを力なく笑いながら言うと、
毬愛は、あからさまに大きなため息を吐いて、
魅夜のことを睨みつけるように言う……?
「そうではありませんわ……!?
そんな状態で大丈夫なのですか、と訊いているのです!」
「え、毬愛……?」
毬愛の目は、気迫の籠った
真剣そのものという目であった……!?
魅夜は、一瞬、何故、
毬愛が、自分にこのような目を向けるのか、わからなかったが……
(ああ、そうだった……!)
そう思って、
魅夜は、心の中で、舌打ちをした……!
それは、毬愛に向けてのものではない……
宮子に動揺して、大事なことを忘れていた……
そんな不甲斐ない自分に向けてのものだった……!
「おわかりですよね?
“決闘”のことですよ!
魅夜さんに、どんな事情があろうとも……!
わたくし、やるからには手加減致しませんからね!?」
毬愛の口調から、気迫というかやる気が溢れていた……!
魅夜は、自分だって負けてられないとばかりに
身体に気合いを入れる!
「わかってるよ……!
自分から言い出したことだもの……!」
「わたくし、負けませんからね!?」
「ふん、望むところよ……!
覚悟するのね!
コウくんと、ラブラブになるのは私よ!」
魅夜は、気合いを込めて、
毬愛を見つめた……!
毬愛は、
魅夜の瞳に、やる気がみなぎっているのを確認すると
にやりと口を歪ませてから言う……
「それでこそ、魅夜様です!
ですが、わたくしも、魅夜様に、
光治様へのいやらしい行為を、許しませんから!」
毬愛の、その物言いに
魅夜は思わず、噴き出しそうになる……!?
「はあ!?
い、いやらしいことって何よ!?」
「魅夜様がいつも妄想なさっていることですよ!
汚らわしいことを、つも妄想なさっているでしょ!?
例の布を嗅ぎながら!」
「ババババ、バカ!?
それを人前で言うなって!?
ていうか、何よ!? 変態令嬢のくせに!」
魅夜が、慌ててそう言うと、
今度は毬愛が……その眉をぴくりと動かした……!?
「へ、変態……!?
だだだ、誰が変態ですって!?
この! ケダモノ様!?」
「ケ、ケダモノ!?
ね、ねえ……? 毬愛?」
魅夜が急に、目を細めて、
にこっと笑いながら、毬愛に尋ねる……?
「あの……発破かけるにしても、
ケダモノは言い過ぎじゃない……フフフ!?」
魅夜がそう言うと、
毬愛も、魅夜に負けないぐらいの
これでもか、と言う程の眼光鋭い眼差しで睨みつけながら言う!
「それを言うなら、わたくしのこと、
変態だなんて、根も葉もない罵詈雑言やめて頂きたいのですが?
ホホホホ……!?」
「あれあれ? 媚薬をあんな方法で仕込むような変態に
ちょうどいい呼び名だと思わない?
変態令嬢って……!」
「ホ……ホホホ! それを言われるのでしたら、
妄想で、光治様を穢す魅夜様は、ケダモノ様以外で
何とお呼びしたらいいのでしょうか?」
「フッフッフ……!
面白いこと言うのね……毬愛!?」
「ホホホ……!
魅夜様には負けますわ……!?」
バチバチと火花が散るような睨み合いが始まった……!?
「ね、ねえ……?
何か、向う、盛り上がってるんだけど……?
ヤバくない……?」
光治に、根掘り葉掘り尋ねていた由良は、
魅夜と毬愛の睨み合いをスマホで動画に収めながら
そう言った……
「あ……う……こ、怖い……」
光治は、魅夜達を見ながら、
ただ、そう呟くだけ……
「何か、流血騒ぎにならなきゃいいけど……?」
「おい!? フラグみたいなこと言うなよ!?」
「いやあ……ナンマイダブ、ナンマイダブ……」
「お経唱えんな!? 縁起でもねえ!?」
光治は、そんなツッコミを入れながら……
内心ビクビクしていた……
(な、何か、マジで俺、殺されるんじゃないだろうか……?)
そんなことを思いながら、
ただ……二人を見つめるだけだった……
作者「大変だ!?」
せや姉「どした!?」
作者「大ニュースだ!?」
せや姉「やから、何やて!? また地震予知か!?」
作者「ゲーム実況者のアブさんが引退宣言だって!
こ、これはえらいことになるぞ!?」
せや姉「は?」
作者「アブさんは、Youtubeで色んなゲームの実況やってた人だよ!?
まあ、作者はニコニコ動画で見てたけど……!
チャンネル登録者数130万人もいたっていうから、
相当有名な人だよ!?」
せや姉「そやの? 何のゲームやってたん?」
作者「えーと……何やってたっけ?」
せや姉「おい」
作者「いやあ、作者も最近、アブさんの動画
ここ2年ぐらい見てないからなあ……?
ああそうだ、何か【学校をつくろう】とかやってた記憶が……?」
せや姉「何やの、そのゲーム?」
作者「いや、高校だかの学校を、建物を建てるところからつくり始めるゲームで
先生を雇ったり、音楽室とかの部屋割を決めたり……
最終的に有名校につくり上げるPSのゲーム……
アブさんは、それでひたすら、
なが~~~~~い駐輪場つくって遊んでた……!w」
せや姉「何それ……」
作者「いや、作者が伝えるとつまらなそうだけど、
アブさんが実況すると面白いんだよ!w
トークがすごく面白くて!w」
作者「作者も好きだったなあ、アブさんの動画……」
作者「急に広告収入がつかなくなったことを理由に引退だそうだけど
130万人もファンがいるのに、そういうことってあるんだね……
何か、もったいない感じもするけど……」
せや姉「う~ん……ようわからん」
作者「ところで、本編なんだけど」
せや姉「ん?」
作者「このところ、思うのですが、
読者の皆さんは、このセクロスに
どのようなことを求めていますか?
てか、作者は最近、どの路線進んだらいいか、
わからなくなってしまっていて……」
せや姉「そやの?」
作者「うん……
連載開始当初と何か、環境とかやりたいこととか
いろいろ変わって来ていて……
何か、スランプっていうか、よくわからなくなって来た……
だから、ここらで一回、しきり直して
どういう路線を進むか確定しようと思って……」
せや姉「そか」
作者「でも、どうせなら、読者がどういうもの求めているか
知りたいと思いまして……」
作者「はい、そこで、どーん!」
アンケート「どの路線で物語を書いたらよいでしょうか?」
https://www.quiz-maker.com/poll2091650xd39647a9-58
せや姉「何やの、これ?」
作者「アンケート」
作者「お時間のある方だけで結構なので、アンケートにお答え下さい!
上のURLを直接コピペでぶち込んで頂くか、
リンクを、あとがきの下の方に貼っておきますので、
そこからリンク先へジャンプして、
アンケート入力画面まで、お越しください!w」
作者「まあ、アンケート結果を絶対優先させるわけではないですが……」
せや姉「おい」
作者「いや、読者全員が答えてくれるわけもないから、
仕方ないよ……
アンケートの結果優先させるってのは、
アンケートに答えてない人を蔑ろにする行為だから」
せや姉「まあ、せやね」
作者「それでも、参考にはしたいと思いますので、
奮って参加の程、よろしくお願いします!w」
せや姉「せやね」




