47話: コウくん、あの子に近づかないで!
作者「えー、大丈夫だと思いますが、一応警告を……」
作者「今回、お食事中の方には不適切な表現が若干含まれております」
作者「ご了承の上、読んでいただくか、ブラウザバックお願いします」
あくる日の朝……
「な、なあ!? どういうことだと思う……?」
光治は、友人の田代幽輝の突然の質問に、戸惑っていた……
「何がだよ……」
苦笑いを浮かべながら……
だが、ここのところ、魅夜や毬愛に囲まれての会話が多く、
幽輝とは少し疎遠になっていたので、
光治は、久しぶりに友人に話しかけられ、
少し嬉しかったりする……
(美少女の彼女ができたって、睨みつけられてたしなあ……)
だが、光治の問いに、
幽輝は、身を乗り出して叫び出す!?
「何がだよって、なに言ってんだよ!? お前!?
ヤミリンのことだよ!?
昨日の配信見ただろ!?」
「ああ、あれか……」
光治は、そこで初めて、自分が中学二年生のこの時期、
ヤミリンというネットアイドルにハマっていて
毎日、幽輝と語り合っていたことを思い出した……
(あの頃は純真だったからなあ……)
光治は、遠い目をして、かつての自分の姿を思い浮かべる……
ヤミリンの正体を知らなかった頃の自分を……
毎日帰宅しては、ヤミリンの生配信を待ち遠しくしていた……
食事が済むと、すぐに部屋にこもり、
生配信の1時間も前には準備して
正座して配信を待っていた……!
光治の毎日は、ヤミリンを中心にあったのだ……!
その美声……!
面白い話題……!
そして端々に現れる、可愛らしい言動……!
全てが最高だった!
あの頃の光治にとって、ヤミリンは天使だった……!
彼女の声を聞くだけで、光治は元気がでてきて、
どんな困難にも負けない気がした……!
そう……
あれは……もしかしたら……?
光治にとって、ヤミリンは初恋だったかもしれない……?
そうだったのに……
(だが……ある日、夢から覚めてしまったんだ……)
突然の彼氏の報告と共に
その彼氏との結婚を報告……できちゃった婚……
しかも、それらを発表した上で、散々視聴者を散々バカにして……!
もちろん、そんなことをしたのだから、
某巨大ネット掲示板を含め、至るところで大炎上……!
光治はショックの余り、吐き気を催すほどで……!
(あれは……本当に……涙が出た……)
ヤミリン自らの【できちゃった婚】による炎上事件さえなければ、
いつまでも夢から覚めないでいたかも知れない……
だが……
「あれかってお前……!?
彼女ができたら、ヤミリンなんて興味ないってか!?
ああ、そうかよ、このリア充!?」
光治が過去の想い出に浸るのを、打ち破るようにして、
幽輝が大声を出した!?
「いや、そういうわけじゃないけどさあ……」
光治は、バツが悪そうにそう言った。
幽輝は、しばらく光治を睨みつけていたが、
やがて、頭を左右にふって、それから言い始める。
「い、いや! でも、いいんだ、お前はそれで……!
そんなお前だから尋ねたいんだよ?
彼女ができて、女心に詳しくなったお前に……!
な、なあ……? 俺に教えてくれよ!?
昨日の配信、ヤミリンは……!
何故あんな発言をしたんだ!?
この通りだ! 俺に教えてくれ!」
幽輝は、頭を下げて、そんなことを言いしだした……?
「は?」
だが、当然のこと、
ヤミリンの配信なんて視聴していない光治には
『昨日の配信』と言われても、何のことか、わからず……
「あー……ごめん……
そもそも、ヤミリン、何て発言したんだ……?」
そんな風に幽輝に尋ねた。
「お、おま……!?
ヤミリンの配信見てないっていうのか!?
この異教徒め!?」
そう言って、幽輝は、
光治の襟首に掴みかかって来た……!?
「おい、暴力はやめろ!? 痛い! 痛いって!」
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
幽輝が落ち着いてから、
光治は改めて、ヤミリンの昨日の発言について聞いた。
すると何のことはない……
どうも、ヤミリンは
『ああ……世界が割れちゃえばいいのに……』と
生配信中に、ぼそっと呟いたらしい……?
「そんなこと言ったんだ……?」
光治が訝しげに尋ねると、
幽輝は、神妙な面持ちでこたえる。
「ああ! 信じられないだろ!?
俺だって、嘘だと思ったよ!
だけど、有志がその部分だけ取り出した動画を
何度再生して確認しても、
そう言っているとしか思えないんだ……!?」
それから幽輝が『どうしたんだ、俺のヤミリン!?』と言うのを聞いて、
光治は『あいつは、お前のものじゃないだろ……』と
ツッコミを入れようとし……
(あれ……でも……?)
光治はふと、思い出していた……?
未来のことを……
タイムリープする前の
光治が体験して来た未来を……?
(俺、あの女の、その台詞、聞いたことあるなあ……?
えーと……何だったかなあ……?)
光治は、思い出すのに少し時間を要した……
というのも、彼にとって、
ヤミリンの記憶一切は、できちゃった婚発表の時に
記憶の奥にしまい込んでしまったのだ……
(ああ、そうだ! あれは確か……?)
ふと、光治の頭の中に
その時の記憶が思い浮かんだ……?
(あの女、辞める前の回の配信で……
確か『世界が割れちゃえばいいのに』とか言ってた……!?)
そして、光治は、気づいた……
(あれ……ってことは、あの女……
もしかして……? 辞めるのか……?
こんなに早いタイミングで……!?)
光治はそこまで考えて、心の中で否定しにかかる……
(いや、ありえんだろ……!?
もし、それなら、
俺の知っている未来と随分変わっているじゃないか……!?)
ヤミリンが辞めるのは、確か、
光治が高校に入学して間もなくの頃だ……!
そして、今の光治は中学二年生……
もし、ヤミリンが辞めるのならば、
2年ぐらい時間がズレてしまっていることになる……!?
(一体、何でそこまで変化して……!?)
と、そんなことを思った……
その時だった……?
「てめえ!? 名前を名乗れって言ってんだろ!?」
「ああん? やかましいわ!?」
廊下が何やら騒がしい……?
何だと思って、光治が見てみると……?
二人の女子が何やら言い争っていた……?
「誰に断わって、この教室の中、眺めてたんだ? てめえ!?」
「何や、断りて!? 誰が決めたんや……?」
「あたしが決めたんだよ!」
二人の女子の言い争いを見ながら、
光治は「お……」と思う……
何故なら、そこに知っている顔があったからだ……
「おお、ノルンもどきじゃん……」
それは、以前会った、銀髪の子だった……
その時は、光治は、その子をノルンと間違えて声をかけたのだが……
今日は、そのノルン似の子が、
もう一人の知らない女子と言い争っていたのだ……?
「ほう、それは何時何分何秒、地球が何回まわった時や!?」
「ちょ……!? ガキみたいなこと言いやがって!?」
「誰がガキや!? うちより背低いくせに!?」
「誰がチビだ!?」
そして……?
「ん……?」
光治は、そのもう一人の女子を見て……
何やら、言い知れぬものを感じた……?
その子は、眼鏡をかけており、
女子にしては、髪は申し訳程度にしか整えておらず、
ぼさぼさな頭をしていた……
今まで会ったことのない女子……
それなのに、何故だか……?
(俺……何か、こいつに会ったことあるような……?)
光治は、そんなことを心に思う……?
だが、『会ったことがあるような?』と言っても、
それはどうも、懐かしいとかのプラスの感情ではない……
むしろ、負の感情というか……
ハッキリ言うと、吐き気を催してくるような……?
「うっ……」
光治は思わず、口に手をあてた……!
光治は、胸のところまで込み上げて来るような
強烈な吐き気を催した……
吐き気というか……?
悲しみというか、怒りというか……?
色々な負の感情が混ぜ合わさったような……
不気味な感情だった……
そして、光治は、
彼に、そんな不気味な感情を抱かせる、その眼鏡の子に
変な話だが、興味をもった……
(お前……誰だ?)
光治は、そんなことを思いつつ、席を立つと……?
その眼鏡の女子に近づこうとして……
「だめ……!」
ふいに……?
誰かに後ろから、手を掴まれた……?
何だと思って、光治がふり返ると……
「コウくん……
宮子に近づかないで……お願い……!」
魅夜が、光治の手を掴んで、懸命に引きとめていた……?
「え? 魅夜……おまえ!?」
光治は、ぎょっとしていた……!?
何故なら、魅夜が……
涙を流しながら、光治を目で訴えていたから……!?
「魅夜!? 何で泣いてるんだ!?」
「え? 涙……?
え、あ……ホ、ホントだ……」
魅夜は、指摘されて初めて気付いたようで、
涙を手でぬぐった……?
そして、その時だった……
「嘘つき女!? しねよ!」
突然、廊下から大きな叫び声がした……!?
見ると、眼鏡の女子が息を乱しながら、
すごい形相でこちらを睨みつけていた……?
光治は、自分が睨みつけられたのかと思い、
一瞬、ゾクゾクと背筋に寒いものが走るが……?
(いや、違う……?)
よくよく見ると、眼鏡の子が睨みつけているのは、
魅夜のようで……?
魅夜は、眼鏡の子が睨みつけるのを……
「ちが……違うの……こ、これは……
わ、私……約束破ってないから……」
そんなことを呟きながら、
眼鏡の子を恐れるように、顔を背けて否定していた……?
しかし……
「お前、絶対、呪ってやるからなあ!?」
そんな捨て台詞を残して、眼鏡の子は、
廊下を駆け出し……!?
「うお!?」
そして、こけた……
前のめりに……
「お、白……」
しかも、こけた拍子に
スカートがめくれ上がり、
パンツが丸出しになってしまう……!?
「み、見てんじゃねえよ!? バカ!」
そして、彼女はそれから立ちあがると、
廊下を駆けて行ってしまった……?
……
「え、知り合い……なのか? 魅夜?」
教室の席に戻ってから
光治が魅夜に尋ねると……
魅夜は、言いにくそうに……
ぽつりぽつりと呟く……?
「うん……
あの子は、縁・宮子……
私の……その……知り合い……
まさか、コウくんの学校にいるとは思ってなかったけど……」
それから、魅夜は……?
はっと顔を上げると、光治の顔をじっと見つめながら、
こんなことを言い始める……?
「ね、ねえ……?
コウくんは覚えて……
あ……いや……その……
ううん……何でも……ない……」
魅夜はそう言って、魅夜は……?
その顔は、どこか不安そうで……
それでいて、どこか安堵したような顔をしていた……
作者「すみません……昨日のことは忘れて下さい」
せや姉「いきなり何や?」
作者「な、何か、台風でテンション下がってて
つい言ってしまった……」
せや姉「そか」
作者「よおく思いなおすと、
何か自分に酔っているような感じで恥ずかしい……」
作者「そ、そもそも、あんな暗い話、
聞いている方も、語っている方も誰も得しないし!」
作者「でも、ああいうこと書いちゃったし
皆引いちゃって、
評価も、ブクマも外されているんだろうなあ……と
思ってPV、しばらく見れないでいたんですが……
遅くなってから確認してみたら……?
特にそういうこともなく……?」
作者「な、何か、人の優しさにふれた感じで……
ちょっと嬉しかったり……」
せや姉「せやね」
作者「い、いや! そもそも!
作者、美少女JKだしぃ! 17歳だしぃ!
それが、何で大学のサークルの話できてんの? って話やし!」
せや姉「いや、もうええから、その嘘は……」
作者「嘘じゃないですぅ! ホントですぅ! チョベリバ~!」
せや姉「なんやろ、この無理している感……?
何や、涙が……?」
作者「おい、変に同情するな、悲しくなるだろ……やめろよ!?」
作者「どんどんどん! ぱふぱふっぱふ!w」
せや姉「せやね」
作者「早いわあ!w まだ何も言うとらんわ!w」
作者「PV4万5千アクセス達成おめでとー!w」
作者「ありがとー!w」
作者「いやあ、4万5千ですよ!w
何か、ここまで来るの早くない!?w
おねショタ転生と比べて!」
作者「やっぱ、エッセイ書いたりとか、完結ブーストとか、
姑息なこと沢山やってみたせいですかね!w げへ! げへ!w」
せや姉「おい、台無しにすな……」
作者「まあ、昨日みたいに悲観に暮れる日もありましたけど
こうやってPVが上がって嬉しく思う日もあるわけで……
色々頑張ったなあ……はあ……」
作者「や、やめよう、涙がまた出て来そう……
最近涙腺が緩くて……ぐすっ!
もう湿っぽいのはごめんだ……!」
せや姉「せやね」
作者「さて、次はPV5万でお祝いしたいと思います!w」
作者「それではまた~!w」
せや姉「ほなね~!」




