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 19話: バイオコンピュータ

「ねえ? なぁに、足に巻き付けたの?

 ていうか、オシャレのつもり?」


 フレイアは、魅夜がその太ももに結び付けた

 黒光りする紐について尋ねた。


「バイコン……」


 魅夜は、不機嫌そうな表情でそれだけ言った。


「はあ? ばいこん……?

 最近の中学生は、足飾りのことをそう呼ぶのかしら?

 でもさあ……?

 貴女みたいな中学生が足協調しても、

 ロリコンぐらいしか……」


 フレイアがニヤケ笑いにそう言うと、

 その言葉を遮るように、魅夜が言う……


「黙りなさいよ……

 コウくんを殺すだなんて、絶対に許さないんだからッ!」


 そう言いながら、魅夜は目に涙を浮かべ、

 何かを取り出した……?


(あれは……スマホ……?)


 魅夜は、スマホを素早く操作すると、


「覚悟しなさいよ……!?

 あんたなんて捕まえて、警察に突き出してやるッ!?」


 そう言って、何かのボタンをタッチした!


「え……?」


 フレイアは、一瞬、自分の目を疑った……!?


 直前まで、目の前でフレイアと対峙していたはずの魅夜が

 消えたからだ……!?


「はっ……!?」


 次の瞬間、フレイアの真横に気配が生まれる……!?


 フレイアはそれに気付き、その方向を向くと……!?


「嘘っ!?」


 そこには、魅夜がいて……!?

 回し蹴りのモーションに入っていた……!?


 ……


 人の神経は、微弱な電流が流れている……

 この微弱な電流によって、脳からの指令が身体の各箇所に伝えられ、

 全身の筋肉が動くのだ……!


 実際、このことを応用して、

 電極パッドで生体に直接、電流を流すことによって、

 脳からの指令なしに筋肉を動かす実験が行われ、

 これに成功している……!


 魅夜は、これを利用するために

 黒光りする紐と、スマホを取り出したのだ。


 今、魅夜の足には、黒光りする紐のようなものが

 巻き付けられている……!


 その紐の正体は、

 バイオコンピュータ、略して【バイコン】……!


 スマホからの指令がバイコンに伝えられると、

 巻かれた箇所に微弱な電流を流し……!

 人体の動きをサポートするのだ……!


 しかも、スマホによって

 最適で最も効率の良い筋肉の動かし方が指示されるため、

 普通に脳からの指令では不可能な

 複雑な筋肉の制御がなされ……!


 今、魅夜の足の筋肉は……

 通常の何倍もの速さで動いていた……!?


 ……


 あっと言う間の出来事だった……!?


 目にもとまらぬ速さで、

 魅夜の蹴りが繰り出されたのだ……!


(さっきと動きが違う……!?)


 フレイアは、回避する暇も与えられなかった……!

 気付いた時には蹴られていたのだ……!?


(ふん……! でも、こんな子供の蹴りなん……て……?)


 魅夜に蹴られる瞬間まで、フレイアは

 その蹴りの威力に、高をくくっていた……!


 だが……次の瞬間……!?



 ドガアアアアアアッ!?



 フレイアは、4~5メートル程吹っ飛ばされた……!?


「くっ!?」


 フレイアは、地面に受け身をとって転がってから、

 追撃を恐れて、すぐに立ちあがる……!


 目の前には、魅夜が立っていた!?


(何、この子……!? 速……!?)


 魅夜はそのまま、

 ストレートパンチを繰り出して来た……!?


(避け……ダメ!? 受けるしかない!?)


 フレイアは、避け切れないと悟ると、

 両手をクロスして、

 パンチを受け止めようとする……!



 バチンッ!?



 フレイアは冷や汗をかいたが、

 その手で魅夜のパンチを受け止められた……?


(腕の力はそれ程でもない……か……?)


 だが……!?


「でやあああああ!?」


 魅夜は『こっちが本命だ!』と言わんばかりの

 強烈な膝蹴りを繰り出して来た……!?



 ズガガガガ……!



 フレイアは、魅夜の蹴りを腹に受け、宙を飛ぶ……!


(な……何なのよ……この子!?)


 フレイアは地面に落下し、受け身をとるも、

 先程『ニンジャ(笑)』とバカにしていた時とは

 比べ物にならない程の激痛に、顔を歪ませた……!


 着ているセーラー服など、

 激しい攻撃の連続で、大分ボロボロだ……!


 フレイアが激痛に、起き上がれずにいると……


「ハァ……ハァ……!」


 目の前に魅夜が立っていた……!?


「待って!?」


 フレイアは、何とか顔だけ動かすと、

 魅夜を見上げ、そう叫んだ!


 だが、魅夜はフレイアを睨みつけながら言う……


「何ですか……? ハァ……ハァ……

 命乞いですか?」


(息が乱れている……? いや、そんなことより……!)


 フレイアは、腹の激痛を堪えながら、

 笑顔をつくって、魅夜に言う。


「そう! 命乞い! 助けて?

 白旗あげるわ! 負けを認めるから!」


 だが、その作り笑いに、

 魅夜は怒った!


「ふざけないで……!? ハァ……ハァ……

 あんた、コウくんを殺すとか言ったのよ……!?

 け、警察に……!」


「もう殺さないって! 約束するから!

 ね? 助けてよ?」


 フレイアは、そう言ってウィンクをした……?


 魅夜は、そのふざけた態度に、

 怒りのボルテージを上げていく……!


 フレイアは、魅夜の顔色から彼女の激怒を理解したが、

 むしろ逆に、『しめた!』とばかりに、

 余裕を見せ始める……?


「それに、そのコウくんだけどさあ……?

 今、大変なことになっているんだけど?

 知ってた? むふふ!」


「は?」


 フレイアは、自分のスマホを魅夜に見せる……


 画面の中では、光治が、

 毬愛と共に映っていた……?


「コ、コウ……くん……?

 な、何を……して……!?」


 魅夜は顔面蒼白になっていく……


 はっとして、自分のスマホを操作し、

 光治を尾行していたCOROちゃんを起動するも……!?


「映らない……!? 何で……!?」


「ふひひ! ストーカーJCちゃん?

 盗撮映像に何も映らないでしょ? あはは!

 そりゃそうよ!

 だって、彼のこと……

 陣風毬愛さんの家に瞬間移動させちゃったからね!」


「しゅ、瞬間移動……?」


 自分の知らない技術に、魅夜は一瞬、興味をもつが……

 首を横にブンブンと振ってそれを打ち消す……!



「早く行ってあげた方がいいと思うなあ……?

 お姉さんは……! ふひ! ふひひひひ!」

作者「秋雨前線とか言って、西日本大災害と同じく

   ま~た大陸から大量の雨雲が……」

作者「そもそもこんな、高気圧と低気圧に挟まれているわけでもなく

   大陸から流れて来るもの【前線】なんて言わないんだよなあ……」



作者「何か、のらりくらりやってたらもう19話だ……」

せや姉「せやね」

作者「おっかしいなあ……?

   この辺りまで10話で済む予定だったんだけど?」

せや姉「せやね」

作者「あと、嫌いだ嫌いだと言いつつ、

   また戦闘パートやってしまった……」

せや姉「せやね」

作者「ラブコメだって言ってるだろ!?

   何で戦闘やってんねん!?」

せや姉「やかましいわ!? これ書いたん、あんたや!」

作者「まあ、BLEACHの久保帯人先生も

   その次回作のオサレラブコメで

   戦闘ばっかやってたから、いいよね?」

せや姉「おい、大御所とあんたの無名小説を一緒にすな」



作者「もう、こんだけPV少なくなったなら……

   見ている人少ないことだし、言ってもいいかなあ……?」

せや姉「は? なに?」

作者「たとえば……昨夜の話なんですがね……」

せや姉「うん」

作者「夜、寝ていたら、ふっと目が覚めまして……」

せや姉「う、うん?」

作者「何か、額にパワーが集まりまして

   何かの気配を感じまして、しばらく眠れませんでした……」

せや姉「パワーて何? え? 気配て?」

作者「いやあ、確実に変な人に思われるから

   今まで言わないようにして来たんだけど……

   作者、時々、眉間のすぐ上あたりのところに

   何か霊的なパワーみたいなものを感じる時があるのよ?」

せや姉「は?」

作者「UFOに誘拐される夢を見てから……

   もっと正確に言うと、

   宇宙人に額に穴あけられて電極埋め込まれる夢見てから

   時々そうなるんだけどね……

   何と言ったらいいのか……

   パワーとしか言いようがないんだけど、それを感じるの……」

せや姉「お、おい? 大丈夫か?」

作者「うん、作者の頭は正常だ……

   だってこれ、結構な頻度であるし……」

作者「そして、だ……

   こんな風に、額にパワーを感じると、

   1週間以内に……」

作者「……」

作者「……」

作者「う~ん……?」

せや姉「ど、どした……?」

作者「いや、長いから、また別の機会に話そうかと思って……?」

せや姉「今言えや!?」

作者「ぐぅ……Zzz」

せや姉「寝るなや!?

    え? ちょ……!? ホンマこれで終わりかい!?」

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