11話: パンティ仮面 と お嬢様
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
そして、時を元に戻そう……
今、運命の赤い糸に結ばれた二人は、
最悪の出会いをしていた……
すなわち、光治は屋上で、
自殺する寸前だった陣風毬愛を助け、
パンティ仮面と名乗り、毬愛と対峙していたのだ……!
そして……
「何をなさるの!? やめて下さい!?
触らないで下さいまし!?」
「そうは行くか!? こんなもの!
こうしてくれる!」
屋上では、二人の言い争う声が響いていた……!?
いや、紛らわしい言い方をしたが、何のことはない……
光治が、屋上の柵に取りつけてあった梯子を外し、
柵があるのと反対方向へ、思いっきり投げたのだ!
「あ……ああ……何てこと……!?」
「ははは! これでもう自殺はできまい!」
「くぅ……!?」
毬愛は、小さく呻き、
自殺計画の失敗を感じていた……
もちろん、梯子を元の位置に戻せば、
また柵の上に上がれるだろうが、
目の前の変態は、きっとそれを邪魔して来るだろう……!
(い、いえ、それよりも……!
この変態様を何とかしなくては……!?)
毬愛は、そんなことを考えながら、
背中に嫌な汗をかいていた……!
こんな女性物の下着を頭に被る様な、変態のことだ……
きっと、毬愛なんかが思いつかないような変態的なことを
考えているに違いない……!?
そう思うと、目眩がして来て、
足がすくむ……
だが、助けを呼ぼうにも……?
『さわぐと、お前の頬に、
俺のちん●んを
トランクス越しに擦りつけるぞ!』
先程の変態の言葉が、
毬愛の頭に浮かんで来た……!
「くっ……!?」
あの口ぶりからして、
この変態を刺激したら、本当に凶行に及ぶに違いない!?
毬愛は、御付きのメイドから聞かされていたことを
思い出していた……
『いいですか……? お嬢様?
男というものは、どれだけ表面上大人しそうに見えても
皆、狼なのです!
この人だけは違う、と思って、
油断して二人きりになったり、無防備を晒しませぬように!
襲われますよ!』
その言葉を思い出しながら、毬愛の中で
恐怖が加速した……!
「ひぃ!?」
毬愛は、まるで、目の前の変態が、
今にも自分に襲いかかって来そうな錯覚を覚えた……!
(こ、こわい……!?)
毬愛は、恐怖から
思わず、後ずさりするが……?
「あ……」
ああ、何と言うことだろう……!?
足元のタイルの一部が、そこだけ盛り上がっていて、
毬愛は、それに足をとられたのだ……!?
途端に、後ろへ尻もちをつくようにして倒れてしまう……!
しかも……!?
「や……やだ……!?
こ、腰が……!?」
毬愛は、あまりの出来事に腰が抜けて、
動けなくなっていた……!?
そして、悲壮な表情をし、
目に涙を浮かべながら、光治のことを見ていた……!
「ひぃ……!?
い、いやああああ……!?」
毬愛は、そう言いながら、歯をガクガクと鳴らし、
手足や身体をブルブルと震わせながら、
恐怖の表情で、涙を浮かべながら、光治を見ていた……!
「お、おい……? 何を怖がって……?」
「こ、来ないで下さい……!?
えっちなことする気でしょ!? 変態様!?」
心配して声をかけた光治に対して、
拒絶の意思を示した毬愛……
「て、てめえ……!?」
光治は、目の前の美しい少女が
本気で自分を怖がっているその姿に
何だか、無性に苛立ちを覚えた……!
「やるかよ!?
俺には、お前より良い女が、彼女にいるんだ!?
お前なんて、セックスする価値もないわぁ!」
そう言って、毬愛を威嚇した!
「な……!?」
毬愛は、一瞬、目の前の変態が
何を言っているのかわからなかったが……!?
(今、この方、何て仰いましたの……?
わたくしに、価値がない……?)
少年の、その言葉を理解し始めると……?
さっきまで感じていた恐怖も忘れ、
今度は、自分の容姿を価値もないと言われたことに、
腹が立って来た……!?
「あ、貴方!?」
毬愛は、立ち上がると、光治を睨みつけて言う!
「何なのですの!?
貴方、さっきから……!?
余りに失礼じゃありませんこと!?」
毬愛の突然の反撃に、光治は一瞬驚くも、
すぐに、毬愛を睨み返して言い放つ!
「ふん! 事実を言ったまでだ!
お前なんて……ブ、ブス抱くわけがない!」
もちろん、そんなことを言っていた光治は、
毬愛の美しさを認めていたし、
【ブス】と言ったのも、精一杯の虚勢で、
本気で言っていたわけではなかったが……
(ブ、ブス……ですって!?)
毬愛は、光治の言葉を
真に受けていた……!
(何なのですの!? この方!?
そもそも、この方のせいで、わたくしは、
何カ月にも渡って、コツコツと準備してきた
自殺計画を台無しにされたのですよ!?
あともう少しだったのに!?)
そして、毬愛は、敵意のこもった視線で
光治のことを睨みつけた……!
すると、どういうわけか、
光治は、ほっとしたような様子で、
こんなことを言い始める……?
「はっはっは!
やっと俺のことを嫌ってくれたな!
おい、お嬢様よお……!
ここに来たのは、お前を助けるためじゃねえ!
お前に一言言いたいことがあるから来たんだ……!」
光治の、その言葉に
毬愛は眉をひそめた……?
(これ以上何をする気なんですの……!?
この変態様は!?)
そして、毬愛は、光治のことを睨みつけたが……
光治は、毬愛と同じぐらい真剣な表情で
毬愛のことを見つめ返して来る……?
「いいか!? 世の中にはなあ……!
生きたくても生きられない人だっているんだよ!?」
「え……」
パンツを頭に被った変態が言った、意外にまともな一言に、
毬愛は、戸惑う……
(そう……でしたわ……)
そして毬愛は、思う……
言われてみれば、そうだ……
世の中には、不慮の事故、不治の病で
生きたくても生きられない人は沢山いる……
毬愛の母親も、病で若くして亡くなった人だ……
病さえなければ、もっと生きられていただろうに……
もっと生きていたかっただろうに……
それなのに……
自分は、自ら命を絶とうとして……
それが、何だか、
自殺しようとしたことで、母親の人生を否定したように思えて来て……
途端に毬愛は悲しくなった……
そして、同時に、
その事実を、こんな、パンツを被った変態に
言われてしまったことが、毬愛には無性に悔しかった……
「くっ……!?」
しかし……?
光治は、何やら、あごに手を当てると、
考え事をする素振りを見せる……?
「いや……?
厳密に言うと、生きられないというか、
世界消滅の爆発に巻き込まれるというのか……?」
「はい?」
そう……
光治は、毬愛が受け取ったほど
まともなことは考えてなかった……
光治は、自分と魅夜が、何度も世界崩壊に巻き込まれ、
魅夜と一緒に生きたくても生きられない
世界の終わりの話をしていたのだ……
つまり、光治は、自分のことしか考えてなかった……
「と、とにかく、だ!
自分の命を粗末にするとか……!
バカな真似してんじゃねえよ!?
腹立つんだよ、お前のやろうとしたことが!?
俺達は、生きたくても生きられないのに!?」
そう言われて、毬愛も、何だかカチンと来た!
さっきは、ちょっと納得しかけたが……
考えてみれば、この変態のやったことは理不尽だ!
女物のパンツを頭に被って、
毬愛を恐怖させておいて、
あろうことか、【ブス】だと罵った……!
そもそも、毬愛がどれだけ追い詰められて、
この自殺計画を立てたか、知らない癖に、
善人ぶって、邪魔したことが許せない……!
「さっきから聞いていれば、勝手なことを……!?
大体! 貴方は、わたくしが、
どんな酷い仕打ちを受けたか、知らないから、
そんなことが言えるのですわ……!」
毬愛が、そう言うと、
売り言葉に買い言葉、といった感じに
光治は、負けじと言い返す!
「ああ、そうだよ! これは俺の勝手だ!?
何があったか知らないが、知りたくもないが……!
逃げてんじゃねえよ!? 運命から!
いいか、毬愛!?
俺なんてなあ! 運命に立ち向かって……!」
「なっ……!?」
そこで突然、毬愛が驚きの声をあげた……?
「ん?」
光治が、どういうことだとばかりに
見ていると……?
毬愛は、眉をひそめながら、こう言うのだ……
「な、何故……
わたくしの名前をご存知なの!?」
「あ……やべ!?」
「や、やだ……!?
変態様じゃなくて、ストーカー様でしたの!?」
「ちがうわ!? だ、誰がお前みたいなブス!?」
作者「最近さあ……」
せや姉「うん」
作者「本格的に、ラブコメやる気になってるから
街に出かける度に、カップルを観察しているのね?」
せや姉「やめなさいて。迷惑やろ?」
作者「んで、面白いことに気付いた!w」
せや姉「ん?」
作者「カップルってさあ、大体、手をつないでるわけですよ?」
せや姉「うん」
作者「でもね?
足元を見てみると……?」
せや姉「うん?」
作者「仲の良いカップルは、足並みが揃って
ぴったり同じ歩幅、同じタイミングで足が出るんだけど……
仲の悪い、っていうか、日の浅そうなカップルって
足並みが乱れてて、男女バラバラに足が出てるのね?w」
せや姉「おい……まさか……?」
作者「で、手の繋いでるカップルを見かける度に
最近の作者、足元を確認するわけですよ!w
そして……
『あ、このカップル、ラブラブっぽいけど
まだ日が浅いな……ひっひっひっひ!w
もしかしたら仲悪いのかも……!w
ぷーくすくすくす!w』
な~んて思って、ニヤニヤしてます!w」
せや姉「趣味悪いで、あんた……」
作者「ちなみに、足の出方に2通りあって、
左右同じ足が出る、同足型と
左右別々の足が出る、二人三脚型とあるんですが……」
作者「同足型と、二人三脚型、
どちらの方がラブラブなのかは、現在調査中です!w」
せや姉「おい……」
作者「ちなみに、熟年夫婦は、同足型で、
足並みぴったりだったラブラブカップルは
二人三脚方だったから
二人三脚型の方がラブラブなのか……な?
と思ってます!w」
せや姉「やめや、ホンマ」
作者「調査が終了次第、またお伝えしますね!w ぐふ!w」
せや姉「ホンマ趣味悪いで……あんた」
作者「どんどんどん!w ぱふぱふっぱふ!w」
作者「PV1万アクセス達成おめれとー!w」
作者「ありがとー!w」
せや姉「もう昨日の時点で1万いっていたっぽいけどな?」
作者「ぐふっ!? 痛いところを……!w」
作者「いやあ、昨日、投稿の予約済ませて、寝る前に見た時は、
9900アクセスぐらいだったの!
だから、1万アクセスっていうのは、何か……
誠実じゃないと思ってさあ……」
せや姉「変なとこで律義なんや、こいつ……
その歳でJK自称している年齢詐欺のくせに」
作者「ちょ……!? 何言ってんの!?
もしかしたら、読者のうちの数パーセントは
作者のこと、17歳の美少女JKだって
信じている人もいるかもしれないじゃん!?
ちょ……!?
何、勝手に、人の夢ぶち壊しているの!?
チョベリバ~!」
せや姉「やかましいわ!?」
作者「しかし、あれですな……
今回の作品、PVの推移が読めないわ!w
日別700~1800アクセスまで幅広いし
予測が立てづらい……
っていうか、土日に読まない人多いんかな?
この感じだと?
通勤通学で読む感じかな?」
せや姉「せやね」
作者「でも、この推移だと、
一応、+1万アクセスずつで祝うのがいいのかな……?」
作者「よし、じゃあ、次は、2万アクセスでお祝いしましょう!w」
せや姉「せやね」
作者「それではまた~!w」
せや姉「ほなね!」




