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魔王と異人と千葉県と  作者: シルバー
3/3

クーラー壊れた事件

クーラー

それは、真夏を乗り越える最強の道具

それが壊れたら・・・

考えるだけでもおぞましい 的なお話

ラス『暑いっス』

銀汰『そうだなぁ』

夏です 蒸し蒸しした うざったい夏です。

カップルどもがお祭りでイチャコラする夏です‼︎

そんな 憎しみの夏が来ました・・・ いや、来てしまった。

銀汰『あそこ行くか・・・』

フラフラと歩き始める

ラス『あそこって?』

ラスも後をついて行く

銀汰『そりゃ、あそこよ』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ラス『あー、イジンマンション』

銀汰『ここ、フリースペースがあってな クーラーが無い人が集まる 憩いの場なんだよ』

ラス『なるほど』

銀汰『扉を開ければ 涼しい風が来るッ‼︎』

銀汰が勢いよく扉を開けたら

涼しい風では無く 熱風が吹き付けた

銀汰『あちゃちゃあちゃ』

ラス『どこが涼しい風ですか 火竜の息吹の間違えでしょ』

銀汰『おかしいな・・・』

ジャンヌ『あ、ギンタ君』

ジャンヌが呼びかけて来た

銀汰『あ、ジャンヌさん なんか、熱風が吹き付けたんですが』

ジャンヌ『あー、クーラーが壊れちゃって』

銀汰『マジっすか』(汗)

ジャンヌ『高知さんが修理を依頼したけど 3日ほど・・・』

ラス『そんなぁ〜』

涼『お、3人揃って どうした?』

ジャンヌ『この2人 涼みに来たらしいけど 熱風が吹き付けて死にそうになってる』

銀汰『』(ミイラ化)

ラス『』(干し肉化)

涼『・・・アウトだろ この状態』

〜〜〜〜〜〜〜〜

銀汰『ひゃー、生き返るゥー』

ラス『ありがとうございます。 ジュース奢ってもらって』

涼『良いってことよ』

ジャンヌ『あのー、私の分は?』

涼『金たんまりあるんだろ 自分で買えよ』

ジャンヌ『』(バブ顔)

涼『そんな顔しても やらんぞ』

ジャンヌ『ひぃー、鬼 悪魔 鬼畜〜』

涼『小学生かお前』

ジャンヌ『ムギャァー』(ポカポカパンチ)

ラス『声の割にショボいパンチですね』

銀汰『ジャンヌさん・・・』

ウリさん『プギ』

銀汰の足元にジャンヌのペット ウリさんが寄ってくる

銀汰『あ、ウリ坊・・・ 可愛い』(ナデナデ)

ウリさん『プッギ〜♪』(喜んでるようだ)

ラス『可愛いですねぇ』(ナデナデ)

ウリさん『ブッギャ』(噛み付く)

ラス『ギャァーーー』

どうやら、ラスの凸凹とした鱗の手が気に入らなかった模様

ラス『痛い痛い痛い 助けてー』

ラスが痛さのあまり走り回っていると

クーラーに激突した(ウゲbyクーラー)

涼『大丈夫か?て、なんだこれ?』

埃の玉がクーラーから出て来た

すると、クーラーが急に動き始め

涼しい風が出始める

高知さん『みんな、クーラーがダメになったから アイス買って ありゃ?』

ジャンヌ『あ、じいじお帰りなさい』

高知さん『ただいまジャンヌちゃん 治ったのかい?』

涼『えぇ、埃の塊が詰まってた様で』

高知さん『埃? そういや最近フル稼働だったから 掃除する暇が無かったなぁ あぁ、それでか』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

銀汰『涼しいわー』

ラス『そうですねぇ〜』

ジャンヌ『極楽 極楽』

涼『しかし、埃の玉が原因だったとは』

ウリさん『zzZZZ』(寝てる)


この件 以降 週一のペースでクーラーのフィルターを掃除する事にした

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