魔王と竜騎兵と聖女とマンション管理人
ここは 千葉県
平和でのんびりとした場所
そして、二つの物語の始まりの場所
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銀汰『たまには、散歩もいいかもね』
魔王で学生の青年銀汰が 部下のラスに話しかける
ラス『そうですね。 最近は魔界の方で忙しかったですし こちらの世界でのんびりと休むのが一番ですねぇ』
と ちょこちょこと歩く小太りな竜騎兵 ラス
それと、ほぼ同時刻
ジャンヌ『ふふふ〜 遂にゲットしたわ〜 ピンデン堂 スイッチ』
涼『よかったな 』
百年戦争 オレンカの英雄 ジャンヌダルクと
異人マンションと呼ばれる集合住宅の管理人 涼が魔王とその部下の進む道の向かいを歩いていた
銀汰『そうそう、ここ 異人マンションって言われてる マンション』
ラス『異人マンション?』
銀汰『異人と呼ばれる人達がやたら多いんだって』
ラス『へぇー、そんなのがあるんですね』
そんな事を話してると
涼『ん? 人と・・・ ありゃ、ボールか?』
ジャンヌ『・・・ドラゴンぽく無いですか?』
涼『ドラゴン? あんな丸いドラゴン見た事ないぞ てか、ドラゴンいるのか?』
ジャンヌ『様々な世界があるんですから ドラゴンいてもおかしくは無いかも』
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銀汰『・・・なんか、お前の話しされてるぽいぞ』
ラス『え、まじですか? 私そんな物珍しい?』
銀汰『そりゃ、竜人は珍しいだろ ここじゃ』
ラス『マジっすか・・・』
銀汰『アキバ行ったら 写真撮られまくるぞ 多分』
ラス『なんか、恥ずかしい』
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ジャンヌ『ん、あの人よく見たら・・・』
涼『知り合いか?』
ジャンヌ『そんなところです おーい、銀ちゃ〜ん』
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銀汰『いま、銀ちゃんって呼ばれた様な』
ラス『知り合いですか?』
銀汰『・・・・あ、あぁ〜』
ラス『今思い出しましたね』
銀汰『ジャンヌさんだわ』
ラス『え、ジャンヌって あの?』
銀汰『そう、あのジャンヌ』
ラス『どんな関係なんですか・・・』
銀汰『いや、別に深い関係は無いよ ジャンヌさんがこっちに飛ばされた時に 少し、助けたと言うか 何と言うか』
ラス『へぇー』
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涼『お前がここに飛ばされた時に助けてもらったのか・・・』
ジャンヌ『えぇ、ちょこちょこ 話したりしてます』
涼『へぇー』
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銀汰『時折、ゲームの情報交換とかしてる』
ラス『マジですか、てか、ジャンヌさんゲームやるのね』
銀汰『結構なゲーマーだよ あの人』
ラス『へぇー、人は見かけによらずですね』
こうして、二つの物語は繋がった
さてさて、次はどんな物語になる事やら




