0章-第2話
まずは、状況確認から
鍾乳洞に出口があるかの確認と地底湖の様子を。
鍾乳洞、1周するのに約1時間位かかったので、奥行1Km、幅が300mほどとあたりを付ける。
光源は不明、地底湖から光が来て、鍾乳洞全体で反射してる気もする。
うん、何かオラワクワクして(ry
天井や壁は、鍾乳石というのはわかるけど、
ただ、下だけは土の地面で石灰岩でもなく、溶岩痕でもなさそう。
なけなしの知識では、鍾乳洞は石灰岩が主のような気がしたはず。。
普通の土壌で覆われている部分が多い気もする。
出口は、人が通れそうな所はチェックしてみたが、死角になり暗くてよく見えないが、
四つん這いになったとしても、奥までは入っていけそうにもない。
まあ、穴があったとしても途中で行き詰まりになっても困ってしまうし、
まずは洞窟内の探索を切り上げ、地底湖の方を見てみることにする。
問題の先送りとは考えない。
地底湖、透明度が高い、何か底が見えなくもない。
光が乱反射し、幻想的に見える、
今度、秋吉台に行ってみようと、要らぬことを考えつつ、
広さは奥行200m位かなと当たりを付ける、
最悪泳いで行けそうかな?
出口を探してみるが目に見える範囲内にはなさそう。
水深を測ってみようと20cm位の石を投げ入れてみた。
30秒経過してもまだ沈んでるのが見える。
よし、見なかったことにしよう。
風もないことから、空気がどうとか、光源がどうとうのは、
考えないことにする。これ以上思考が進むと、
人生オワタと詰んだとしか感じなくなってしまう。