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第3話:地下牢での出会い

 彼、ギルガがデビルズキャッスルに入っていったころ、エイニーもまた城に着いていた。しかし、彼女の着いた城は聖の国の城だが・・・。聖の国の城は、見るものを圧倒させるような建造物だった、城の中は小さな村が2,3入りそうなほど広いし、頭上を見上げると、天まで届くのではないかと思われるほど高かった。エイニーが聖の国の城<セイントキャッスル>に見とれていると、突然、城壁の上にいた兵士達に矢を向けられた、「な・・・なんなのよ!私何もしてないでしょう?!」

エイニーが訳もわからないまま呆然と立ち尽くしていると、一人の男が出で来て彼女にこう尋ねた。

「この国に何のようだ!悪魔め!」

「はぁ?悪魔?何で私が悪魔扱いされるのよ!納得いかないわ!」

エイニーが叫ぶと男は毅然とこう言い放った。

「その背に背負っているものはなんだ?聞かなくてもわかるがな!その禍々しい気を放っているところを見れば誰にでもわかる!魔の武器だろうが!魔の武器を持っているということは悪魔だろう!よし、捕らえろ。」男がそう言うと城門から兵士達が出てきた。エイニーはここで抵抗することは得策ではないと考えされるがままに連れられていった。そして、城の中の美しい景観を見ることもなく、地下牢へと放り込まれた。

「ははは、悪魔め!少しばかり戦争に優勢だと思って調子に乗りやがって!貴様はすぐに処刑されるだろう。それまでこの地下牢で、怯えているがいい!はっはっはっはっは!」

この言葉を聞いたエイニーは、「冗談じゃないわ!聖魔戦争を終わらせようって女がこんなところで殺されてたまるもんですか!見てなさいよ〜こんな牢屋すぐに出てってやるから!」

そう言ってズボンの中に隠してあった短剣を取り出し、鍵を開けようとした。そして数分後、「カチャッ」という音とともに、エイニーが牢屋から出てきた。「ふふふ、こんなしょぼい牢屋なんて簡単に抜け出せるんだから。私をあんまり甘く見ないでよね。」そう言って、自分のしたことに酔いしれているとほかの牢屋から一人の男がじゃべりかけてきた。

「おい、あんたが誰か知らないが、俺も出してくれないか?」

この男は、『ダグラス・マージェ』といい数ヶ月ほど前、王に逆らい牢に入れられたのだった。

「なんで私があんたなんか助けなきゃいけないのよ。そんなに出たいんなら自分の力で出れば?私は忙しいのよね〜。」と彼の言ったことを無視して出て行こうとすると、ダグラスが

「出してくれないんなら、大声を出すぞ。俺が大声を出せばすぐに兵士がやってくるだろうな。それでもいいのか?」と脅すと、エイニーは「・・・・・・。ちっ、しょうがないわね、出してあげるけど私について来なさい。それが条件よ。」

これ聞いたダグラスは、「ふっ、気の強い女だな、よしいいだろうあんたに着いて行ってやろうじゃないか。」これを聞くと目にもとまらぬ速さで牢屋の鍵を開けると一つ付け加えた。

「あんたの名前ってなんなわけ?」すると、「お前は人の名前を聞くときに自分の名前を先に言わないのか?ま、いいだろう、俺の名前はダグラスだ。」

「そう、ダグラスね覚えやすくていいわ。私はエイニーよ、よろしくね。」

そう言って右手をダグラスに差し出した、それに合わせてダグラスも右手を出して二人で握手を交わした。後にこの二人が、第三勢力として旗揚げするのだが、それはまた後の話だ・・・。


はい〜、第3話終了いたしました。前話にも第3話と書いてありますが、お気になさらず。
ここで、エイニーとダグラスが出会いました。彼女達がこの先どうなるのか、セイントキャッスルから無事脱出できるのか、乞うご期待です。

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