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第2話:二人の運命

 ギルガが、魔の国に向かって歩き始めたころ、一人の女性が目を覚ました。彼女の名は「エイニー・グルブス」といい、彼女は、地の王と呼ばれる者によって生み出された、地の王は全能の存在を嫌っており、いつか一泡吹かせてやろうとたくらんでいたのである。彼は、全能の存在が、ギルガを生み、地上に送り込んだ事を知り、それを邪魔してやろうと考えエイニーを生み出したのだ。地の王は、エイニーに一つの使命を与えた。その使命とは『ギルガ及び、ギルガの選んだ勢力を滅ぼせ。』というものだった。地の王は彼女に知恵を与えた。自分が与えることのできる最大限に彼女に知恵を授けた。しかし、それが地の王のミスだったのだ。地の王のミスとは彼女に知識を与えすぎたことだ、彼女は目を覚ましてすぐに理解してしまった。全能の存在は正しいことをしているが、地の王のしていることは、自分勝手なことであり、わがままなで、利己的なことなのだと・・・。そして彼女は決めた。彼、ギルガを見つけたらできる限り協力しようと、彼女が与えられた知識を最大限利用し、聖魔戦争を終わらせようと。そして彼女もまた歩き出した。聖の国の方へと、背には魔槍「デビルボーンランス」を携えて・・・。

 ギルガが魔の国の方へ歩き出して数日がたった頃、彼は魔の国の城へ辿りついた。

「・・・・・・ここはどこなんだ?あれはなんだ?」

彼の目の前には大きな城が建っていた。城に入るための門の脇に一つの張り紙がしてあった。その紙にはこう書かれていた。

《魔の国に住んでいる勇敢な者たちよ!今こそ立ち上がり、聖の国を叩き潰そうではないか!》

「魔の国・・・聖の国・・・・・・・・・?ぐぁ!なんだ?頭が・・・割れるようだ・・・。」

彼の頭の中に短い文章が浮かび上がった。

『聖魔戦争を終わらせろ。聖魔戦争を終わらせろ。』

「聖・・・魔・・・戦争だと?なんだそれは・・・そんなもの俺には関係ない!」

彼はそう叫ぶと、魔の国の城<デビルズキャッスル>の中へ入っていった・・・。


はい、第3話終了いたしました。地の王の策略がさっさと失敗しましたねぇ〜。自分が書く神やら王やらってのは自分の知識などを鼻にかけているイメージがありますから、よく失敗するんですよ。
それでは、第4話をお楽しみに。

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