ep.25
経済学の授業が終わり、今は研究室に向かっています。
「セナちゃん、なぜ昼休みに研究室に?」
「まぁまぁ、マリーちゃんに会わせたい人がいるの」
「はぁ、セナちゃんがそう言うなら…」
そうして、私たちは10分ほど歩いて研究室に着いた。
「待って、セナちゃんこの部屋って魔法伯のワルツレッド・ルビー先生の研究室ですよね?」
「うん、そうだよ」
「え⁈セナちゃんの会わせたい人ってまさか……」
「そのまさかだよ」
「えーーーーーーーーーー‼︎」
「じゃー、入るよ〜」
「ちょちょ…ちょっと待って」
ガチャ!私は、マリーちゃんの制止をふり切りドアを開けた。
「あぁ。セナちゃん、おかえり」
「ただいまぁ〜、ルーちゃん先生」
「おや、後ろの子は友達かい?」
「そうだよ!友達のマリーちゃんだよ」
「は…は…初めまして!マリー・エインタムでしゅ……」
「「あっ…」」
マリーちゃんは、緊張のあまり最後の最後で噛んでしまった。
「うぅぅ…恥ずかしい……」
「大丈夫だよ。マリーちゃん」
私は、顔を真っ赤にして手で顔を隠して俯いているマリーちゃんを慰めた。
「マリーちゃん、知ってると思うけど妾はワルツレッド・ルビーじゃ。これから仲良くして欲しい」
「こ…こ…こちらこそよろしくお願いします!ワルツレッド魔法伯様」
「マリーちゃんも気軽にルーちゃん先生と呼んでいいんだよ?」
「そんな、そんな!畏れ多いです」
「そうだよ、マリーちゃん。ルーちゃん先生は優しいからそんな呼び方ぐらいで印象が悪くなることはないよ」
「まぁ、1名長く一緒に居すぎたせいか私への敬意が薄れていっておるものもいるがの〜」
「ギクッ…まぁまぁその話は一旦置いておいて、昼ごはん食べよ?」
「そうだね〜、セナちゃん達も昼休みが長くないことだしささっと作ってしまおうか」
「マリーちゃん、ルーちゃん先生の料理はめっちゃ美味しいから楽しみにしててね」
そうして、10分ほどしたら料理が机の上に並んだ。
「さぁ、マリーちゃん!召し上がれ」
「では、食べるとしようか」
「「いただきます!!」」




