Ep16
翌朝、私はお母様に叩き起こされることになりました。
「セフィナちゃん、髪がボサボサになってないです」
「それは…よかったですね…お母様…zz…は⁉︎」
「セフィナちゃん、まだおねむのようですね。まだ7歳なのだからもう少し寝ていなさい」
「すみません、お母様。ありがとうございます…zzz」
そうして、私は2度寝を始めた。次に起きたのは、昼前だった。
「うー〜ーん、よく寝た〜」
「セナお嬢様、おはようございます」
「エナ、おはよう。今何時ですか?」
「今は、11時でございます」
「え⁈ もうお昼前なのですか⁉︎」
結構寝たとは思ったけれどまさか、昼まで寝るとは思っていなかった。
「セフィナちゃん、おはよう」
「おはようございます、お母様」
「あのドライヤーと言う魔道具、あれは素晴らしい魔道具ね」
「お母様が、気に入ったのならプレゼントしますよ」
「え⁉︎いいの?セフィナちゃん」
「はい、お母様にプレゼントします」
そう言って、私はドライヤーをお母様に渡して部屋を出ていった。
「エナ、行ってくるね」
「はい、セナお嬢様。いってらっしゃいませ」
私は、自室に戻り荷物を整えて家を後にした。
そうして向かったのは、みなさんご察しの通りルーちゃん先生の研究室である。
「ルーちゃん先生、こんにちは〜」
「あらぁ、セナちゃん。もう来たのかい?妾としてはもう少し休暇を取ってほしいところではあったけれども……」
「でもでも、私は今魔道具の研究が楽しくて仕方がないのです」
「まぁ、研究熱心なのはいいけど程々にするんだよ」
「はーい、わかりましたよぉ〜」
そうして、ルーちゃん先生の研究室に泊まり込みで魔道具の研究に勤しんだ。
「次の魔道具もできた〜、その名も冷蔵庫〜」
冷蔵庫は、風魔法と水魔法の応用で水魔法を極限まで冷やし、それによって生まれた冷気を風魔法で冷蔵庫中に巡らせることで実質的に冷蔵庫の機能を再現したのである。
「セナちゃんは、また見たこともない物を生み出すよね〜」
「あっ…これはたまたま閃いたんです」
「へぇ〜、すごいもんだ」
そうして、遂にセントノリア学園の入学式の日がやってきた。




