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ep12

「じゃー、今日は錬金術を少し教えようか。セフィナちゃん錬金術についてどこまで知ってる?」

「魔道具やポーションを指定の材料を用いて調合・製作することが可能ということしか知りません」

「そうだね〜、細かく言うと錬金術は最初から素材があればなんでも作れるという訳では無いんだよ。錬金術にも段階というものがありかつライセンスを取得しなければいけないんだよ」

「え!?錬金術ってライセンスが必要なんですか??」

「商業ギルドに行くか、錬金術協会に届出を出さずに錬金術を使用し使用や商売をすると即刻逮捕だね」

「じゃー、今から取りに行った方がいいですか!?」

「いや、私がいるから大丈夫だよ。私は、錬金術ライセンス特級を持っているからね」

「錬金術ライセンスの階級を教えてもらってもいいですか?」

「あ〜ごめんごめん。階級の話を忘れていたね。ライセンスの階級は上から、伝説級、特級、上級、中級、下級に分かれているんだよ」

「え?!ってことは、ルーちゃん先生は上から2番目の階級ってことですよね?」

「そうだねぇ〜、特級の権利としてライセンスを持っていない人に教示する時は生徒のライセンスは必要としないって言うものがあるから大丈夫だよ」

「特級にはそんな権利が存在するんですね!」

「そうなんだよぉ〜、上級以上のライセンスを持っている人は人に教える機会が多いからね」

「そうなんですね!でも、早めにライセンスは取ります」

「じゃー、まずは下級ポーションを作ってみようか。下級ポーションは、薬草と下処理を施した清水を均等に魔力を流しながら作る」

そう言うと、先生の手元には下級ポーションが作られていた。

「はい、こんな感じ。セフィナちゃんもやってみようか」

「はい、わかりました。薬草と清水を入れて、均等に魔力を流して〜流して〜うーーーん」

「セフィナちゃん、もう十分だよ!!」

 ルーちゃん先生のストップ宣言によって、魔力を流すのをやめて手元のポーションを見たら、ガラス瓶の中に入っている液体がキラキラしている。

「セフィナちゃん、下級ポーションは作れ……た!?セフィナちゃん、それは上級ポーションじゃないか」

 なんと、セフィナ・エル・カストレア5歳初めての錬金術で上級ポーションを作ってしまいました。

 


 

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