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ep11

「やっほ〜、セフィナちゃん。一昨日ぶりだね〜」

「ご無沙汰してます、ルーちゃん先生」

 今日は、先生がいつも研究をされているセントノリア学園の研究棟にやってきました。

「セフィナちゃん、ごめんねぇ〜。ここまで来てもらって」

「いえいえ、お忙しい身でありながらいつもこちらまでお越しいただいてありがとうございます」

「いやいや、私が好きでやっていることだから気にしないで。でも、最近ちょっと忙しくて当分の間はこっちに来てもらえるかな?」

「もちろんです。全属性使いの先生に教えてもらえるだけで光栄です」

「あっ、聞いたんだその話」

「はい、お父様から聞きました」

先生は、ずっと何かを書きながら会話をしてくれている。

「よし、一旦こんな感じかな。少し昔話をしようか」

 先生は、ペンを置き私の目の前のソファに腰掛けた。

「私は昔、孤児だったんだ。いつも、市場でゴミを漁ったり通行人からお恵みをもらう日々を送っていた。そんな時、警備兵に追われて周りの子たちと散り散りになって私は迷子になってしまったんだ。ここがどこかもわからなくて困っていた時助けてくれたのが君のお父様カルザックだったんだよ」

「そこでお父様とお知り合いになったのですね」

「それから、私はカストレア家でお世話になりそこで何か手に職をつけようとした時に魔法の適正を測った時に全属性持ちだと言うことがわかったんだよ。それから、カルザックは魔法のあれこれを教えてくれてさらに学園にも入学もさせてくれた。その恩に報いるために妾は魔法を極めていたらここまで登り詰めたと言うわけなんだ。だから、彼の娘の家庭教師になってほしいと言われた時速攻で承諾したよ」

「私が生まれる前にそんなことがあったんですね⁈」

「だから、セフィナちゃんにはこれからもしっかり教えていくからこれからも頑張ろうね」

「はい、ルーちゃん先生。これからもよろしくお願いします‼︎」

 

 

 

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