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マヨーズ  作者: 葉山麻代
1/1

みゃくみゃく様 500円記念硬貨

 8:30までに仕事を終わらせ、仕事場そばの銀行へひた走る。

 初日は、1人2枚までなので、1000円札を20枚用意してスタンバイ。


 Y銀行に9時前に到着し、数人並ぶ前の人達が、記入済みの両替用紙を持っていて絶望した。

 後ろに並ぶ人も何人か持っており、開店後、受付の順番がだいぶ後になった。


 J信用金庫。1階が駐車場2階が店舗。ほとんど待たされること無く両替成功。


 T郵便局。即両替。用紙記入もなく手早い。


 Y信用金庫。手数料260円です。と言われた。他の銀行、信用金庫、郵便局では取られなかったことを話し、無理なら他へ行く話すと、少しお待ちくださいと引き留められ、偉いさんが何人かで見えるところで協議して、分厚い何かを出してきて読み込んでいた。結局無料で両替できたが、かなりのタイムロス。


 H郵便局。大きい郵便局は、簡単な用紙の記入が必要だった。


 R信用金庫。入りにくい外見だったが、かなり親切で、明日もまた来てくださいね。と言われた。


 I郵便局。自宅に1番近い郵便局。10:30前で既に無し。


 Jバンク。まだありますよー。でも明日までは残らなそうですと言われた。


 S郵便局。10:50頃、ラスト2枚でした!と言われた。


 A郵便局。早い時間に終了しましたと言われた。


 Jバンク。終了しましたと言われた。


 T郵便局。終了しましたと言われた。



 結局12件訪問し、8件で両替成功。16枚取得。

 記念コインの両替は、各種銀行よりも、小さい郵便局が何も書かずに済むのでおすすめ。


 ふと気になりメル○リを見てみると、1800円から3000円くらいで売っていた。記念硬貨だけど、500円の現行通貨だよね?


 最初のY銀行で待っていた時の話。

「孫に頼まれてねぇ」と、お婆ちゃんたちが話すのを「お孫さんのお住まいのそばに銀行無いんですか?」と聞く若い女性。「まあ、そりゃ頼みますよね」と理解した私に「え?なぜですか?」と、わからない若い女性。お婆ちゃんたちは笑って教えてくれないので、目線で助けを求められ、私が解説することに。「お孫さんから頼まれたら、お婆ちゃんは、じゃあ1000円って請求しないから、じゃないですか?」お婆ちゃんたちは、笑いながら頷いていた。若い女性はやっと理解し「なんという暴論」と呟いていて、お婆ちゃんたちが笑っていた。

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