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裏S区

平安時代、北九州の山間部にて対魔を生業とする人間の種族が生息していた。その種族は卓越した身体能力を以て、鬼や大蜘蛛などの妖怪の討伐を行っていた。

また、その種族が妖怪を討伐する際、"笑いながら"戦闘を行なっていたそうだ。戦闘時、脳内物質により恐怖心を抑制し、快感をもたらし笑いながら戦えるようにその種族は独自に進化したそうだ。


大正時代、その種族の対魔の血を色濃く残すことは難しくなり、種の絶滅を危惧したその種族は山から下り、町で普通の人間として暮らすこととなった。対魔の血を色濃く残すことに重視し絶滅してしまうよりは、たとえ血が薄れようとも子孫を残すことを選んだのであった。


時は移り変わり平成、対魔の種族の言い伝えは「笑いながら暴力を振るうことにより魔を祓うことができる」といった噂へと徐々に変化していき、現代の裏S区へとなっていったのだ。



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