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ブラングルスの終焉 ~Demise of the Branglus~  作者: 乾勝行
序章 ブラングルス皇国
1/5

序 はじまり

小学生の頃考えたお話です。

暖かく見守っていただければ。

――聖ブラングルス皇国皇都バリエント――


「皇帝陛下、今しがた準備が整ったようにございます」


「そうか、ご苦労」


白の国、ブラングルス皇国のトルシルト皇帝は

巨大な玉座から立ち上がり、

ゆっくりバルコニーへと向かって歩いていった。


「これで我々の運命は一人の男に託されたようだ……な」


「左様にございます」


大きな広場に集まった大勢の群衆の前に

城のバルコニーからトルシルト皇帝が姿をあらわして言った。


「皆の衆! よいか! 我々人類は、決して魔王を誕生させてはならない!

今こそ勇者の登場が我々に必要なのだ!

全ての用意は整った、今こそ勇者の到来を共に祈ろう!」


皇帝の言葉が終わるやいなや、ブラングルス皇国を歓声が包んだ。




“魔界冥界の王となりし者来たり。

王は地を終焉へ導く者なり。

これ止めるは勇ましく挑む選ばれし者の力の他に非ず。

選ばれし者は比類なき強さを持つものなり”


―――プロフェイトの大預言書 下巻勇者と魔王に関する第一預言書より――

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