辰巳センセイの文学教室～舞姫の時間～【書籍おためし版】

ある日、辰巳は階段の踊り場で倒れる女生徒を見つける。
介抱された彼女は病院で「スマホが見当たらない」と言い始めて……事件の日から登校しない美術教師、もう一人の少女の存在。事件は、いつしか授業の「舞姫」をなぞるような構図を描いていく。

……現実と文学がリンクする、青春「文学」ミステリー

全てが伏線として収束するとき、
辰巳の「追加講義」によって謎は解体され、少女の心も解かれていく。

圧倒的な構成力と評価された「辰巳センセイの文学教室」
書籍版より冒頭エピソード「舞姫の時間」をお楽しみください。