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展示館襲撃!

今回はスピリットメイデンの二人しか出てきません

愛心達は社会の授業の一環で近くのお城へと来ていた

「う〜ん・・・やっぱりこうしてみると不思議よね〜・・・

 どうして昔の人はこんな大きな建物を建てたのかしら?」

愛心は中を見ながらどうして昔の人はお城を建てたのだと思っていた

「普通は防衛の為に建てたらしいですけど・・・確かに今にして思えば

 ここにいると言っているようなものですよね・・・どうして何でしょう?」

奏歌も表向きの理由は知ってはいるが

どうしてそこまで必要だと思っていたのかはわからなかった

「私が考えるにお偉いさんが権力を示す為に必要だったんじゃないんですか?」

明里は力を示す為に城という存在が必要だったのではないかと考えていた

「まぁなんにしても私はお城には住まないかもな〜・・・

 なんか安心できない感じだし・・・」

どうやら愛心にとってはお城はあまり気の休まる場所ではないようだ

「普通はこんなところに住もうなんて考えは出ないですからね〜

 私だってお城に住む自分なんて想像できない」

明里もお城に住んでいる自分は想像できないと言っており

だからこそお城には住みたくないと思っていた

「やっぱり私達の中でお城が似合うのなんて奏歌ぐらいじゃない?」

奏歌ならばお城に住んでいてもおかしくないのではと愛心が言うと

「そうですか?私はここよりも普通に下町で過ごしてみたいと思いますよ?」

本人はお城で暮らすよりも下町でみんなと一緒に過ごしたいと考えていた

((いや・・・その顔でそのセリフは完全にお姫様のセリフでしょ・・・))

二人は奏歌のその顔とセリフを聞いてやはりお姫様は奏歌しかいないと思っていた

「お〜い!そろそろ移動するぞ〜!」

すると担任の先生が移動すると言ってたので三人はすぐについていく



「ここは昔、ここにいた人達が使っていた物らしい

 みんなも自由に見学してくるように!」

そう言って先生も飾られている物を見に向かった

「・・・思うんだけど・・・今回のこの見学ってさ・・・あの先生の趣味じゃないよね?」

愛心は楽しそうにいろんな場所を見ている担任を見て

自分達に学ばせる為にここにきたのではなく自分が見たかったからではないのかと思っていた

「ありえそうですね・・・あの先生、確か戦国オタクだったはずですから・・・」

明里の情報では担任の先生は大がつくほどの戦国オタクらしく家にも

いろんな戦国時代のグッズが置かれているらしい

「はぁ・・・まぁいいわ・・・私達も色々と見て回ろう・・・」

さすがに何もしないのでは暇なので愛心達も色々と見て回ることにした

「それにしても・・・なんか昔の日本って宝石を使った物少ないわよね〜・・・」

愛心は飾られている色んな装飾品を見てあまり宝石を使った物を見ない事に気がついた

「まぁ昔は宝石に価値を見出す人は少なかったはずですからね〜・・・

 多分ですけどそれよりも戦略的な物の方が多かったんじゃないですか?」

明里の言う通り昔の日本は戦乱の時代、発掘をするよりも国取りをする時代であり

宝石の発掘などが本格的に行われるようになったのはそれのもっと後である

「そうしてみるともったいない気もするわね・・・

 もし自分のところに大量の宝石があったらすごい儲けられたのに」

愛心はその話を聞いてもったいないと思っていた

「まぁ・・・そうですけど・・・でも今まで発掘されなかったからこそ

 のちの日本でかなりの産業の助けになったとも考えられますよ?」

明里はむしろ今まで発掘されなかったからこそ

その後の産業の助けになったはずだと言っていた

「う〜ん・・・そんなもんなのかな〜・・・」

しかし愛心はその話を聞いてもあまりピンとは来ず考え込んでいると



「・・・あれ?この刀・・・持ち手の部分に宝石が埋め込まれてる・・・」

昔の日本では珍しい刀に装飾が施されている物を愛心は見つけた

「確かに・・・珍しいですね?刀に宝石が使われるのって」

明里の言う通り刀に宝石が使われる可能性は極めて低い

なぜなら刀はあくまで人を斬るための道具であり壊れたり汚れたりする事が多いのだ

そんな物に宝石を使う事は普通はないはずなのだが今目の前にある刀にはそれが使われていた

「・・・どうやらこの刀は儀礼用に使われていた刀らしいですよ?」

すると奏歌がその横にあった説明文を見てそれが戦場などで使われる刀ではなく

神社などの神事などで使われる儀礼用の刀であると教えてくれた

「なるほど!確かにそれなら宝石が使われていても不思議じゃないですね!」

明里はそれを聞いて戦いに使わないのならば宝石が使われていてもおかしくないと思っていた

「へぇ〜・・・それにしても綺麗な宝石ね〜・・・なんていう種類なんだろう?」

愛心はつけられている宝石が一体なんという種類の物なんだろうと思っていると

「それは多分レッドジャスパーって宝石だろうな」

後ろから担任の先生が現れて宝石の種類を教えてくれた

「レッドジャスパー?あんまり聞いた事ない宝石ですね?」

明里は全然聞いた事のない宝石の名前を聞いて首を傾げていると

「別名は赤碧玉っていうらしいんだ

 今はもう日本にはほとんど残っていないけど

 昔は簪や根付に帯飾りとして使われていたらしいから

 多分それで使われているんじゃないかな?」

担任の先生の話ではレッドジャスパーは昔の日本では装飾として頻繁に使われていたらしいので

おそらくその影響でこの刀にも使われたのではないかと思っていた

「でも・・・こんな立派な形で残っているのは珍しいな・・・

 ジャスパーはガラスと同じで壊れやすいから

 普通はこんな綺麗な形であまり残らないのに・・・」

担任の先生が刀を見てこんな綺麗な形で残っているのは珍しいと思っていると



「「「?!!」」」

急に館内の警報が鳴り響き始めた

「どうやら何かあったみたいだな!お前らはこのまま出口に迎え!

 俺は他の生徒を探して出口に誘導する!!」

先生は警報を聞いてすぐに他の生徒を探しに館内の奥へと向かった

「・・・どうします?私達も出口に向かいますか?」

奏歌は普通に避難するかどうか確認すると

「そんなわけにいかないんじゃない?すでに一人行っちゃったし・・・」

そう言って愛心が指をさした方向にはカメラを持って走っている明里の姿があった

「・・・私達も一応変身して奥に行きましょうか・・・」

二人はとりあえず変身して明里の後を追いかけて行った

奥へと向かうと警備員がディーズと戦っている姿を確認した

「なるほどね・・・警報の原因はあいつらの侵入ってわけね・・・!」

二人は颯爽と警備員の前へと入って行きディーズを片付けていく

「他に逃げ遅れた人はいませんか?」

一通り片付け終わるとブランは他に人がいないどうかを確認する

「まだ向こうの展示品室に人が取り残されている!

 何人かの警備員と学校の先生が向かったがこの量では長くは持たない!」

警備員の話では先生は展示室の方へと向かったらしく

そこで立て篭ってなんとか身を守っているらしい

「わかりました!みなさんは増援が来るまで出口を守っていてください!」

二人は警備員に出口の確保をお願いして人が取り残されている展示室へと向かった

「・・・!いたわ!あそこの部屋みたい!!」

走っていくとようやく展示室が見えてきてその入り口でディーズが

扉を壊そうと色々攻撃を繰り返していた



「そう簡単にやらせるわけがないでしょうが!!」

二人はすぐにそこにいたディーズを一掃する

「もう大丈夫です!敵は片付けました!!」

ブランは中にいる人達に安全だと話し扉を開けるように伝える

「助かったよ・・・立て篭ったのはいいがあまりに強くてね・・・」

警備員の一人が二人に対してお礼を言う

「助けられて良かったです・・・

 私達はこのまま取り残された人がいないか探しますので

 警備員の皆さんはこのまま皆さんを連れて出口に向かってください」

ブランは警備員にみんなの誘導を任せて他に人がいないかと探しに向かうと伝える

「わかりました!お二人も気をつけて下さい!」

警備員は二人に気をつけるように伝えてみんなと一緒に出口へと向かった

「さてと・・・とりあえず気をつけて先に進みましょうか・・・」

ノワールは気をつけながら先に進もうと伝える

そして二人が先に進んでいくとすでに展示室あったケースが破壊されており

幾つかの展示品がそこからなくなっていた

「やられたわね・・・どうやら今回の魔人の狙いは骨董品みたいね・・・」

ノワールは犯行の様子を見て今回の犯人は骨董品が目当てだと思っていたが

「いえ・・・どうやらそうでもないみたいです・・・」

ブランは骨董品が目当てではないと伝える

「これを見てください・・・ケースに飾られていた展示品です」

なぜならばケースのすぐそばにその展示品が捨てられていたからだ

骨董品が目当てだというのなら持ち去ろうとしないのは明らかに不自然だ

「それならあいつらは何をしにここにきたのよ?」

ノワールはそれを見て彼らの狙いは一体何なのか疑問に思っていると



「多分・・・展示品の中にある何かを探しているんだと思います・・・」



二人はその後、色々と館内を回ってみたが

やはりケースを破壊して展示品を出してはいるが

目当ての品ではなかったのかすぐそこに捨てられていた

「どうやらもう何もいないみたいね・・・私達も出口に向かいましょう」

ノワールはもう何もいないのを確信して出口へと向かった

「結局あいつらの狙いは何だったのかしら?」

学校からの帰り際、愛心は今日の事件は何が目的だったのかと思っていた

「それはわかりません・・・ですが・・・

 今回の襲撃では私達が現場にいたからそこまでの収穫はなかったはずです

 もしかしたらまた狙われる可能性もあるかと・・・」

奏歌は目的のものが見つからなかった以上もう一度彼らは来るはずだと思っていた

果たして魔人の狙いは一体何なのか?

そして二人はそれを阻止できるのだろうか?!

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