表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/300

夏の終わり

今回は夏の終わりがテーマでやっていきます

もうそろそろ肌寒い温度になって行き夏も終わりに近づいてきた

そんな中、愛心達は学校へと向かっていた

「はぁ〜・・・ようやく夏も終わりって感じだけど・・・

 終わるってわかると悲しくなっちゃうわね〜・・・」

あんなに夏の暑さに対して文句を言っていた愛心も終わるとわかった瞬間

少しだけだがなにやら悲しいような寂しいような気持ちになっていた

「そうですね・・・もう一年の半分が終わってしまうんですね・・・」

そう・・・夏が終わるということは半年が終わり一年の後半に差し掛かるということだった

それを知ってしまえば確かに誰しもが悲しく寂しい気持ちになってしまうだろう

「まぁこんなとこでため息なんてついていても意味ないし早く学校に向かいますか!」

愛心達は寂しい気持ちを払拭するべく駆け足で学校へと向かった

「おはようございま〜す!」

そして愛心は勢いよく扉を開けて元気よく挨拶をしたのだが

「・・・あれ?」

全くと言っていいほど誰も反応してくれなくスベったような感じになってしまった

それもそのはず何故か今日に限って来ている生徒の数が圧倒的に少なかったのだ

「えっと・・・今日って普通の登校日だよね?」

愛心はそれを見て今日は休日だったかと思い奏歌に確認する

「で合ってると思いますけど・・・どうしたんでしょう・・・

 遅刻にしても数が多すぎますし・・・」

普通の登校日で間違い無いと奏歌は肯定しどうしてこんなに人が少ないのかと疑問に思う

「それなんだけどさ〜・・・なんかみんな鬱みたいな状態になって病院に搬送されちゃったらしいよ」

そこへ明里が現れて今いない人達は全て鬱のような状態になって

病院に搬送されたんだと説明してくれた

「鬱って・・・確かになりやすい季節だけどこんなに大勢なるもん?」



「そうですね・・・しかも皆さん一斉にですか・・・」

奏歌はこの不自然な状況に対して何か怪しいと思っていた

「お前ら〜来てもらったところ悪いけど今日は休校になったから帰っていいぞ〜」

そこへ担任の先生が扉を開けて教室にいる生徒に休校になったので帰るように指示する

「いや休校って・・・そんなに鬱の人が多いんですか?」

愛心は鬱の人が多いだけで休校になるのかと思い先生にどれだけ鬱の人が多いのか確認する

「生徒だけでももう半分・・・しかも先生達の方でも結構やられちゃってる人がいるんだよ・・・

 さすがにこんな状況で授業できるわけもないしな・・・全く・・・鬱って感染でもするのか?」

どうやら先生の話では生徒だけではなく教師陣にもやられてる人がそれなりにいるらしく

そんな状況では授業どころではないから休校にするのだと

鬱に対して文句を言いながら教室を出て行った

「感染ですか・・・普通ならありえない事ですが・・・」

奏歌はこれで確信を持てたこんな大規模な鬱の感染はおそらく魔人か鬼の仕業だと

「とりあえず秘密基地に向かってどんな状況なのか聞きに行きますか」

愛心は秘密基地で街がどんな状況になっているのか聞く事にした



「そうだったのか・・・二人の学校でも鬱が拡散していたか・・・」

秘密基地に着いた二人は空達に今の学校の状況を話した

「実は俺達の大学や森達の学校でも同じ状況なんだ・・・

 正直何が起こっているのか全然わかってないんだ・・・しかも・・・」

どうやら空達の方でも同じような状況になっており原因が未だにわかっていなかった

そしてもう一つ空達は困った問題を抱えていた

「どうせ儂なんて後、数年したらこの世か消えるんじゃ・・・若いっていいの〜・・・

 はぁ・・・儂も若かったらいろんな事に挑戦とかできたのにのう・・・」

それはこんな時に肝心の来島博士までもが鬱にかかってしまっていると言う事だった

「えっと・・・とりあえず元に戻した方がいいですよね?」

二人は来島博士のその現状を見てとりあえず元に戻そうと変身し

ハーブスノーパウダーで来島博士の正気を取り戻した

「ううむ・・・?儂は一体何をしてたんじゃ・・・?」

正気を取り戻した来島博士はどうやらこれまでの記憶がないらしい

空達は来島博士に今起こっている状況について話をした

「なるほどのう・・・確かにまずい状況じゃな・・・下手をしたら人の命に関わるぞ」

来島博士は空達の話を聞いて状況がかなり切迫しているのだと理解した

「そんなにまずいんですか?」

愛心は人の命が関わってくるほどまずいのかと来島博士に聞く

「うむ・・・自分の意思で鬱になっておらんくても

 そのうち体の方が勝手に誤解をするようになってしまう・・・

 もしそうなったら正気に戻った時に体が思うように動かなくなる可能性があるのじゃ・・・」

来島博士の話ではこのまま長い間、鬱状態が続いてしまったら体が勝手に反応するようになってしまい

下手をしたら正気に戻っても体が動かない可能性があると指摘していた

「そうなったら人はまとも行動できずにベッドで寝たきり・・・確かにそれは死を意味しているな」



「うむ・・・だからこそ早く事件の元凶を突き止めて皆の正気を取り戻さないといかん」

そう言って来島博士は何かを熱心に調べ始めた

「今回の鬱は人為的に起こされたものじゃ・・・ならば鬱になった人が多い場所に

 感染源となった原因・・・つまりは犯人がいるはずじゃ・・・!」

どうやら来島博士の考えでは鬱になった人の多い場所に感染源である犯人がいるはずだと思い

すべての病院にいる鬱になった患者の人数を調べているようだ

「・・・よし!わかったぞい!どうやら犯人はこのエリアのどこかにいるようじゃ!」

そう言って来島博士は犯人がいるであろう場所をマップで示した

「結構広いですね・・・さすがにこれだけ広いと探すのに時間が・・・」

奏歌はその範囲を見てこれだけ大きくては探すのに途方も無い時間がかかると思っていた

「それにそんな危険な場所に近づいて大丈夫なんですか?

 私達だってたまたま鬱にならなかっただけかもしれないし」

そして愛心はもう一つの不安要素について話し始めた

それは自分達が鬱に感染しないかという不安だった

感染源である犯人に近づくという事はそれだけ鬱になるリスクが高まるという事だ

そうなってしまっては犯人を捕まえるどころの騒ぎではなくなってしまう

「うむ・・・そうじゃのう・・・せめてどうしたら感染するのか・・・

 それがわからん限りは迂闊にここへ行くのも得策ではじゃろうな・・・」

来島博士も感染の方法がわからない以上、対策のしようがないので

迂闊にここへ行くことはできないと思っていた

「しかしのう・・・儂は本来、医学的な研究は専門外だからのう・・・

 こればっかりは手に負えんかもしれん・・・」

しかし来島博士は機械などの開発などが専門の博士であり今回のような病気が相手となると

さすがに専門外の部門の話になるのでは詳しいことを調べることはできなかった

「知り合いにそう言った医学的な権威の人はいらっしゃらないんですか?」



「う〜む・・・おるにはおるんじゃが・・・確か今は外国の学校で講義をしているはずじゃから

 とてもではないが協力できる状況ではないはずじゃ・・・」

来島博士の話ではそんな人がいるらしいのだが外国の大学で教授をしているらしく

とてもではないがすぐに会えるような状況ではなかった

「まぁ何もせんわけにはいかんし・・・とりあえず電話だけはしてみるかのう・・・」

来島博士はとりあえず状況だけは知らせて何かいい方法はないか知恵を借りるべく

その人に対して電話をかけてみることにした

「現状では何の手立てもないか・・・最悪な状況だな・・・」

森は何の手立てもない状況にイライラを募らせていた

「だからといって一人で向かってはいけませんよ?

 もし感染でもしてしまったら私達でも助けに向かうのは無理なんですから」

そんな彼に霧は一人で突っ込んでいかないようにと釘を刺した

「わかってる・・・ちゃんと対策が整うまでは我慢する・・・」

森はそんなに釘を刺されなくてもわかると言っているが

体は行きたくて仕方ないとうずうずしていた

「なんじゃと!それは本当か?!」

すると電話をしていた来島博士が驚愕の声を上げる

「わかった!それじゃあ今すぐそちらに向かう!」

来島博士はそう言って友人との会話を終わらせる

「どうしたんですか?」

空は一体何があったのか来島博士に確認する

「実はさっき言っておった友人がこの近くの病院に来ておるらしいのじゃ!

 そしてもう既にこの鬱の感染に対して研究を進めておる!」

来島博士の話ではなんと先ほどの友人が近くの病院にたまたま来ており

入院しているその患者達に対しての研究も既に始めているらしい

「それじゃあ早速その病院に向かいましょう!」

空達は早速その友人がいる病院に向かい鬱の対策を教えてもらうと思っていた

夏の終わりが鬱病を招いてしまった

果たして彼らはみんなを正気に戻すことはできるのだろうか?!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ