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感情に抗え!

今回はノワールが活躍する回です!

傷ついた空達を担いで秘密基地へと戻って来た愛心達は

そのまま傷の治療をしながらソインの攻略法について考える

「まさかここまでとはのう・・・!今回の相手は本当に強敵のようじゃな・・・!」

来島博士はみんなの傷の具合を見て本当に強敵だと判断していた

「はい・・・私達のカウンター技も当たる前で逸れてしまいました・・・

 やはり攻撃を当てる為には感情そのものをなくす以外に方法が・・・」

最後に放った奏歌達のカウンター技ですらソインに当てることはできず

残されたのはやはり感情をなくすか元々感情がない機械に任せるかのどちらかだった

「う〜む・・・そうは言われてものう・・・感情をなくすなんて方法が思いつかんし

 機械に任せるにしても魔人に対して効果が出せるかどうかも微妙だしのう・・・」

しかしどちらも簡単には叶えられない問題だった

まず一つ目の感情をなくす方法だがそもそも感情とは生き物全てに与えられているものであり

たとえ催眠術などで洗脳をしても深層意識まで働きかけることはできない

よって完全に感情をなくすのは不可能だと言っていいだろう

もう一つの機械に任せる方法もそれと同じだと言っていいだろう

感情のない機械は正確に攻撃を実行は出来るだろうが設定した以上の威力を誇るわけでもない

その点では感情に大きく左右される人間の方がよっぽど威力を出せるだろう

しかし何よりの問題はライフレンジャーの力の元であるエネルギーは

人である彼らが使わないと力を発揮できないということだった

この力無くしてはおそらく魔人にダメージを与えるなど不可能だろう

だからこそ来島博士は完全にお手上げだと思い込んでいたのだ

「・・・・・」

だが奏歌だけは何かを真剣に考えていた

「どうしたの?」

愛心はそんな奏歌に一体どうしたのか尋ねると



「・・・どうしてあれだけ強い人が幹部とかじゃないんだろうと思って・・・」



「言われてみればそうかも・・・!あんな無敵の能力があるんだったら

 幹部とかもっと強い役職とかについてそうなのに」

奏歌の言葉を聞いて愛心も納得していた

確かにソインの能力はまさに無敵と言っても過言ではないのに彼はあくまで上級魔人

普通そこまでの実力があるのなら幹部とかでもおかしくなないだろう

つまり・・・彼ですら幹部クラスに勝てない何かがあるということだった

「なるほどのう・・・つまりその幹部クラスに勝てない何かがわかれば

 ソイン攻略の糸口を掴めるかもしれないということじゃな!」

来島博士もその言葉を聞いてそれなら何とかなるかもしれないと思っていた

「早速、凶夜さんに話を聞きに行きましょう!」

二人は元幹部である凶夜なら何か知っているはずだと思い彼の元へと向かった



「どうしたらあいつに勝てるか・・・か・・・」

凶夜は二人の言葉を聞いて少し考えるように顎に手を当てる

おそらく彼のことだから元仲間の情報を売りたくないという考えではないだろうが

何でそこまで言うのを躊躇っているのか二人が疑問に思っていると

「・・・正直口で言うのは簡単だろうが・・・やるとなるとかなり難しいぞ?

 あいつの能力は感情を逆転させる能力・・・だが問題はもひとつだけあった

 それは自身の効果範囲内だったら全ての感情を勝手に逆転させてしまうという事

 だから俺らはあいつのその弱点を利用して相手を攻撃しないように心掛けて

 結果あいつは俺達、幹部クラスの魔人に一度も勝てた事はない」

幹部クラスの魔人達がソインより上な理由は能力を応用して

普通に攻撃できるように心をコントロールできていたからだった

しかし二人はそれを聞いてもそんな難しい事を出来る気がしなかった

「さすがにそこまでの時間はないですね・・・!

 そうなると凶夜さんにお願いするしかないのでしょうか・・・」

奏歌はそんな達人の域に達するまでの時間は残されていないと考え

すでにその域に達している凶夜に討伐をお願いしようとも思ったが

「悪いが今回の事件に俺は関与出来ないぞ?」

その本人が今回の事件に関わることはできないと言っていた

「どうしてよ?!人の命がかかってるのよ?!!」

愛心は顔を近づいてどうしてなのか理由を尋ねる

「前の時もそうだったが・・・ソインが現れる瞬間に毎回邪魔が入るんだよ・・・

 おかげさまで今の結構疲れたまんまだ・・・」

どうやら愛心達が戦っている裏で凶夜も足止めとばかりに戦わされていたらしい

「そういうわけで俺は加勢できそうにはないからな・・・お前らで頑張ってくれ」



「なるほどな・・・この前の同時出現は陽動だけじゃなく

 凶夜くんの居場所を探す為でもあったというわけか・・・!」

傷の手当が終わった空は最大の味方である凶夜が動けない事を残念だと思っていた

「だろうな・・・今回の相手はかなり本気だ・・・

 だったらまずは一番邪魔なフィアーナイトって存在をどうにかするだろうな」

それを聞いた森は今回の相手が相当本気で自分達を倒しに来ているのだと納得していた

「まぁ・・・彼の事に関しては心配いらないだろう・・・

 問題は俺達の方だ・・・対処法は教えてもらったとしても

 その達人のような域に達するまでのどれだけの時間を要するか・・・」

確かに深層意識までのコントロールなんて一朝一夕にできるものではないし

そもそも今の彼らにそんな域にまで達せられるかも疑問であった

「確かにな・・・だが考えていても仕方がない・・・!

 今はとにかくなんでもやってみろだ!」

だが空はこんな事をしていても始まらないと傷が完全に塞がらない内に

感情を完全にコントロールする為の修行をしようと言い出した

「ならばうってつけものがあるぞ!」

すると来島博士がとっておきのものがあると言ってみんなをとある部屋に案内する

「ここはお前らの訓練をするために作った仮想トレーニングルームじゃ!

 本来はお前らの回避能力や判断力を鍛えるのが目的じゃったんじゃが・・・

 まぁこの際仕方がない!これなら機械がお前らに攻撃するから

 心をコントロールするにはもってこいじゃろ!」



「なるほど・・・これを反撃しないで受け続けられれば相手の攻撃も捌ける!」

そう言って空は早速、変身しトレーニングルームへと入っていく

「それでは始めるぞ!」

来島博士がスタートのボタンを押すと仮想の敵が現れてスカイレッドに攻撃する

スカイレッドはその攻撃を受けようと動かないでいるが

やはり体が勝手に反応してしまい少しだけ避けてしまった

「くっ!あと少しだったのに!!」

中途半端に攻撃を食らってしまったスカイレッドはとても悔しそうにしていた

「まぁそう簡単にはうまくなんていかんわい・・・しばらくはみんなで練習あるのみじゃ!」

それからしばらくは交代でトレーニングを積み攻撃を受ける訓練を始める

しかしやはりと言うべきなのかみんな深層意識まではコントロールできず

少しだけだが体が避けようと動いてしまっていた

「う〜む・・・当たると痛みが来るという明確なものが待っておるからのう・・・

 そう簡単には微動だにしないで受けると言うことはできんか・・・」

来島博士もこれ以上はさすがに傷に触ると思い訓練を中止させようとした時だった

「「「?!」」」

魔人の出現を知らせる警報が基地内に鳴り響いた

「全く!毎度毎度なんてタイミングで来るんじゃい!」

今回も同じく全くと言っていいほど対策ができていない状況でソインが現れてしまう

「どうします?!まだ心を完全にコントロールなんて出来ていませんよ!」

愛心は何の対策もないのでどうすればいいのか確認する

「・・・行こう・・・!あいつを止められるのは俺達だけだ!」

肝心のフィアーナイトが戦闘に参加できないのならば

残された自分達で何とかするしかないのだと

空達はソインが現れた場所へと向かっていった

「私達も行こう!」



「・・・今回は早かったですね・・・」

その場所に着くとソインがこの前と同様に人から崇められていた

「ああ・・・!今度こそお前を倒す!」

空達は変身しソインに突っ込むのではなくその場で立ち止まる

「なるほど・・・それなりに対策は考えてきてもらったようですが・・・

 所詮は付け焼刃・・・私には通用しませんよ・・・!」

そう言ってソインがライフレンジャーへと突っ込んでいく

彼らは特訓通りに攻撃を受けようとするがやはり少しだけ体が動いてしまい

ソインへと体が動いて攻撃を食らってしまう

「ぐっ!やっぱり完全にはいかないか・・・!」

絶対絶命のピンチの中スピリットメイデンの二人もその場に到着する

「全く・・・目障りですね・・・消えなさい!」

しかしすぐに吹き飛ばされて地面に倒れこむ

「さてと・・・それでは止めと行きますかね・・・」

邪魔者の消えたソインは今度こそライフレンジャーん止めだとエネルギーを溜める

(こいつ強い・・・!はぁ・・・なんで私こんな事してるんだろう・・・

 本当だったら楽しい夏が待っていたはずなのに・・・もう・・・何もしたくない・・・)

ノワールが全てを諦めて目を瞑ったその時だった

「ガァ?!」

なぜかノワールの拳がソインの顔に命中したのは

「へっ?」

自分でも何が何だが分かっていないノワールはゆっくりと殴った拳に目を向ける

「どうして攻撃が?・・・!」

しばらく理由を考えているとノワールは一つの答えに行き着いた

先ほど自分は全てを諦めて何もしないことを選んだ

その感情が逆転されて全部を諦めず全てを試す感情へと変化したのだ



「まさか・・・!私に攻撃を当てるとは・・・!」

攻撃を当てられたソインは驚きよりも怒りを露わにしていた

「いいでしょう・・・!ならばあなたから倒して差し上げましょう!」

そう言ってソインはライフレンジャーに当てるはずだった攻撃を

ノワールに向かって放った

「一人じゃできるかどうかわかんないけけど・・・!フェアリートルネード!!」

それに対してノワールはなんでも試す感情に準じて一人でカウンター技を放った

「「グゥゥゥゥゥ?!!」」

両者の力は拮抗していたが徐々にノワールが押され始めていた

「ぅぅぅぅぅ・・・あぁぁぁぁぁ!!」

しかし諦めない心を持っていたノワールはそれでも逃げることなく

最後は感情によるゴリ押しでソインの技を弾き返した

「馬鹿な?!こんな事がぁぁぁぁぁ?!!」

自らの攻撃が返ってきたソインはそのまま爆発四散した

「やった・・・!・・・」

そして技を放ったノワールは変身が解除されそのまま気絶し倒れた



「・・・まさかソインまで倒されるとはな・・・」

それをビルの上から見ていたキグスが驚いていた

「だから言っただろ?あんまりあいつらを舐めてると痛い目にあうって」

そして先ほどまでそのキグスと戦っていたフィアーナイトもそれを見ていた

「・・・私の役目もここで終わりだ・・・だが忘れるな・・・

 お前は裏切り者・・・必ず殺してやる・・・!」

そう言ってキグスは去っていった



「さぁ・・・それはどうかな?」

ノワールの活躍によりソインを倒す事が出来た!

しかし彼と同じ実力者はまだまだいるのだった!

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