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涼しき夏の日・・・主に頭が

今回はギャグっぽい敵が出てきます

夏も後半に差し掛かりまだ薄着で外を出歩く人達

そんな人達はいつも何かを減らして涼しくできないかと考えていた

「とは言っても・・・そうそう薄くできるものなんてないんだけどね〜・・・」

しかしそんなに服を薄くしてしまったら下着などが見えてしまう可能性があるし

そもそも売られている服にそこまで薄いものは存在しない

「かといって水着で過ごすわけにいかないしな〜・・・」

ならば一番涼しそうな水着を着て過ごすなんてわけにもいかず

結局は暑い日差しを耐えるしか夏を過ごす方法なんてなかった

愛心はそんな夏が嫌いなのであった

彼女は基本的にアウトドアな感じなのだがあまり暑いのは好きではなく

夏場に外で動き回る気は全くと言っていいほどなかった

「はぁ〜・・・せっかく宿題を終わったし残りの夏休みは

 目一杯遊ぼうと思ってたんだけどな〜・・・」

愛心は残る夏休みを外で目一杯遊ぶはずだったのだが

外の気温は30度を軽く超えておりとてもではないが外で遊べる気温ではなかった

「この気温じゃ多分プールとかも混んでるだろうな〜・・・」

涼しいプールなどに行くのも考えたが

おそらくこの気温では混み合っているはずなので愛心は行くのをやめた

「・・・こうしてるのもなんだしテレビでもつけて涼みますか・・・」

愛心はエアコンの付いているリビングに向かいテレビをつけて

何かいい番組はないかと探していると

『続いてのニュースです

 突如として現れた何者かの手によって街の人々の毛が抜かれる事件が発生しました

 犯人はその後も逃走を続けており警察は総力を挙げて捜索を続けているとのこと』

なにやらニュースで重大な事件の発表がされており愛心は急いで秘密基地へと向かった



「全く・・・人の毛を抜く能力とはのう・・・実に不愉快な相手じゃわい!」

来島博士はその能力を聞いて怒りを露わにしていた

「・・・博士の場合は抜かれる毛は少なそうですね・・・」

森はなにやら皮肉を込めて小声で来島博士の頭を見ながら言う

「じゃかましいわい!ともかく!大量毛抜き事件の犯人を何としても突き止めるのじゃ!」

来島博士の命令の元、空達は今回の事件を引き起こした犯人を探しに向かった

「さてと・・・まずは事件の被害にあった人から聞き込みをしたいんだが・・・」

空は今回の被害者に話を聞こうと思って街に出てみるが

坊主になった姿を誰にも見たくないからなのか

被害者で外に出ている人は誰もいなかった

「まぁ・・・私も坊主になった姿なんて誰にも見られたくないもんね・・・」

女性である海は今回の被害者に対して深く同情していた

「だがどうするんだ?これじゃあ被害者に話を聞くことはできないぞ?」

森の言う通りこのままでは手がかりの一つすら集めることができない

そうなってしまったら完全にお手上げ状態だ

「誰か一人でもいいから話を聞ける人がいてほしいんだけどね〜・・・」

誰か一人でも話を聞ける人物はいないかと大地が思っていると

「それなら私がすでに情報を仕入れてきましたよ!」

大地の後ろから声が聞こえて振り返るとそこにいたのは明里だった

「あんたね〜・・・神出鬼没すぎるでしょ・・・」

どこにでも現れる明里に対して愛心は少し呆れていた

「そんな事よりも!みんなは今回の犯人がどんな人なのか知りたいんでしょ?」

明里はおそらく聞き込みをした事をメモったであろうメモ帳をチラチラと見せる

「話を聞けたんだね?それで犯人についての情報は?」

大地は被害者の話す犯人像がどんな感じなのか明里に尋ねる



「ちょっと待ってくださいね・・・えっと・・・

 犯人はなにやら毛で体を覆っており毛玉のような姿をしていたらしいです

 あっ!後、頭に大きな角が一本生えていたらしいですよ!」

明里が被害者の一人から聞いた話ではその犯人は毛玉の姿をしており

頭に大きな角が生えていたらしい

それを聞いてみんなは今回の事件の犯人が鬼の一人だと判断した

「問題はその鬼の目的だな・・・

 毛を抜くのが目的なら人が大勢集まりそうな場所を狙うはずだ」

森は鬼の目的が毛を抜くだけなら大勢の人が集まりそうな場所を狙うはずだと思っていた

「しかし夏場は涼しい場所に人が集中しますからね・・・

 どこを狙うかなんて予想が付けれませんよ?」

霧の言う通り夏の暑い日は涼しいプールやショッピングモールなど

色んな場所に人が集中するのでどこを狙うかの予想が付けられない

「確かにな・・・せめて相手の目的がもう少し詳しくわかればいいんだが・・・」

相手の目的がもう少し詳しくわかれば具体的な場所が割り出せるはずだと空は考える

「そういえばその犯人が奇妙なことも言ってたらしいですよ?

 なんでも『男の髪より女の髪の方が長くていいな』って」

すると明里が被害者の話の中で犯人が言っていたセリフが

役に立つのではないかと思いその言葉をみんなに聞かせる

「なるほどな・・・女性の髪か・・・なら場所は女性の集まる場所だな!」

空達は早速相手の狙いである女性が大勢集まる場所について調べる

「しかしね〜・・・そんな簡単に女の人が集まる場所なんてあるの?」

愛心はそんな簡単に女性が集まる場所なんてあるのかと思いながら探してみるが

「う〜ん・・・やっぱりそう簡単に絞れる場所はないかも・・・」

やはりそんな簡単に見つかるわけでもなく捜索は難航をしていた

「・・・!これなんてどうかな?」



海が見つけたチラシの中にはショッピングモールで

服のセールが行われることが書かれていた

「確かにこれなら女の人は行きそうだな・・・主におばちゃんだが・・・」

バーゲンで来てくれそうなのはおばちゃんだけだと思うが

女性という人種には変わりないのでおそらくは来るであろうと予測し

空達は早速そのショッピングモールに向かってみると

「!遅かったか!!」

そこにはすでにすべての毛を抜かれてしまった人達が倒れていた

そしてそこには事件を引き起こした犯人も一緒にいた

「う〜ん・・・女の人の髪なら誰でもいいわけじゃないんだな〜・・・

 やっぱり狙うとしたら若い子の方がいいみたいだね〜」

犯人は体に大量の毛を身に纏っておりその姿をちゃんと見ることはできないが

その毛むくじゃらの頭から確かに大きな角が一本生えていた

「お前が犯人だな?!みんなから抜いた毛を返してもらおうか!!」

空達は変身して鬼に突っ込んでいくが

「ん〜?悪いけど僕には君達と構っている時間はないんだよね〜」

そう言って鬼は体をまるでドリルのように回転させ地中深くに入って行ってしまった

「追いかけるぞ!」

グリーンはすぐに鬼の後を追いかけていこうとするが

「いや・・・さすがにこの穴を落ちていくには深すぎる・・・

 深追いするのはやめた方がいいな・・・」

イエローがその穴を見てさすがに深追いするのはまずいと思い

それ以上は行かせないようにみんなを止める

「しかし・・・本当にあいつの目的はなんなんだ?

 次は若い女性の髪を狙うとか言ってたが・・・」

変身を解除して森は鬼の目的が何なのか不思議に思う



「今は目的に関して深く考えるのはよそう

 それよりも相手の次の目標を探す方が先だ!」

空は相手の目的よりの次の目標を絞り込むのを優先する

「とは言ってもな・・・若い女性が集まるような場所なんてそうそうあるか?」

森の言う通り女性が簡単に集まる場所なんてそうそうに見つかるわけでもないのに

そこへ更に若い女性なんて条件がついてしまったらなおさら絞り込むのは困難だ

「若い女子はいろんな事に興味がありますからね〜・・・

 さすがにそれを予想するのは厳しいかと・・・」

同じ女子である霧でさえ考えを読むのは難しいので

絞り込みをするのは難しいと判断していた

「そうだな・・・何か大きなイベントでもない限り場所の特定は無理だ」

森は若い女子が集まる大きなイベントがあれば場所の特定は可能だが

それ以外で考えるのは自分達では無理だと判断していた

「・・・とりあえず秘密基地に戻ろう・・・

 来島博士が何か掴んでいるかもしれないしれないしな」

ここで考えていても仕方ないので空達は一旦、秘密基地へと帰ることにした

「なるほどのう・・・残念じゃがこちらでも未だに何も掴めておらん

 やはり場所の絞り込みをするしかないのう・・・」

どうにかして来島博士は場所の絞り込みをできないかと思い

みんなにいろんなチラシや情報サイトを見るように指示する

「とは言え・・・これだけの数を全て見るのさすがにきつい・・・」

しかしチラシや情報サイトの量だけでも膨大な数があり

これを1日で調べきるのは不可能だと大地は思っていた

「別に全部を調べる必要はないと思います

 女子が多く参加しそうなイベントや商品があればそれピックアップすれば」

奏歌は女子が興味を引きそうなイベントさえあればいいのだと思っていると



「!全国一斉アイドルオーディション・・・これだ!」

女子が多く集まりそうなイベントを一つだけ発見した

「なるほど・・・これはドームで全国の女子が集まるのか!

 確かにこれならあいつの狙いとバッチリ合う!」

空達もそれを見て次の狙いは確実にこれで間違い無いと思っていた

「開催は1週間後・・・それが勝負の日か・・・!」



オーディションは1週間後・・・それが勝負の日となるだろう

果たして空達はオーディションを守ることはできるのか?!

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