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フィアーナイト不在?!

今回はあまり敵と戦いません

「・・・どこだ・・・ここ?」

凶夜は全然わからない場所に来ていた

「はぁ・・・まさかこんな事になるとはな・・・」

先ほどの出来事に対して凶夜は深く後悔していた



時は少し前に遡る・・・



「さてと・・・本格的に鬼の本拠地を探しに行くか・・・」

凶夜はそろそろ本格的に鬼を探そうと思って行動していた

前の戦いで地下に入り口がある事を知り

それからは地下洞窟や下水道などを探していた

「とは言え・・・さすがに人工の地下にはそんな入り口はないか・・・」

しかし下水道などの人工の地下に鬼の存在は感じられず

残されているのは自然に作られた地下洞窟だけだった

「だが・・・地下洞窟は一個一個がかなり距離があるからな・・・

 こうなると・・・かなり時間が掛かってしまうか・・・」

しかし地下洞窟は街中にあるわけでもなく

森の中などにたくさんあるし距離が離れているので

行くまでにかなりの時間を浪費してしまう

つまり鬼の本拠地を見つけるのは

かなり後になってしまうという事だった

「はぁ・・・さすがにそんな時間は掛けられないぞ?」

さすがの凶夜もそこまで時間を掛けるつもりはなかった

「せめて鬼が出てくる瞬間でも見れれば

 それに越した事はないんだがな・・・」

凶夜はせめて鬼が出てくる瞬間がないのかと思っていた

鬼が出てくるという事はつまりはそこが出入り口となっているはず

もし洞窟の近くでもなくても見かければそれなりに範囲も絞り込める

だからこそ凶夜は洞窟を探索しながら

鬼が出てこないかと見渡しているのだが

「まぁ・・・そう簡単にいかないよな・・・」

しかしそんな都合のいい状況が訪れるわけもなかった

「はぁ・・・とりあえずはこれを続けるしかないか・・・」



凶夜はそれからも地道に洞窟を散策していると

ふととある事を思っていた

「・・・もしかして・・・空間移動できる鬼とかいたりするのか?」

もしその可能性があったら今のこの行動はただの無駄になってしまう

「可能性としては十分にあり得るか・・・

 魔人の中にもそんな奴いるしな・・・」

そしてその可能性に対して凶夜はあまり否定的ではなかった

なぜなら自分が所属していた魔人の方にも空間転移をできる奴がいたからだ

魔人の方で出来て鬼の方に出来ない通りはなかった

「そうなると・・・やはり今やっている事は完全に無意味だな・・・」

凶夜は今更ながら自分がやっている事の無意味さを知り

少し作戦を練り直す事にした

「まずはやはり鬼を見つける事から始めるか・・・」

凶夜は無難な感じから始めようと森から出ようとしていると

「やっやっぱりここにいいいいましたか?」

後ろから声が聞こえてきて振り返ってみると

そこには怯えながら木の後ろに隠れながらこちらを見ている鬼がいた

「・・・めちゃくちゃタイミングがいいな・・・」

凶夜はまさに探していた鬼がそっちから来てくれていたので

とても嬉しそうにしていた

「ぼぼぼ僕は爪弾鬼(つまはじき)ききき君の相手をしてほしいと

 いわいわいわ言われてきた・・・!」

しかし彼もまた凶夜を探していた刺客の一人だった

「なるほど俺の相手ね・・・その割には弱そうだな?」

凶夜は包み隠さずに爪弾鬼のことを弱そうだと思っていた



「そそそそれもこれを食らってから言ってください!」



こうして凶夜は彼の攻撃を食らってしまい

おかしな空間に飛ばされていた

「さて・・・どうやってここから脱出すればいいんだ?」

凶夜はどうすればここから出られるんだろうと

とりあえずこの空間を歩いて行ってみる

「それにしても・・・これは昔の町を意識しているのか?」

そこはかなり古い江戸時代くらいの町が広がっていた

「だが・・・作られた空間だからなのか・・・人の気配はないな・・・」

しかし立派な町があってもそこに人の影は一つもなかった

「まぁいい・・・今は出ることだけを考えるか・・・」

出ないことには話が始まらないので

凶夜はとりあえずここを出ることだけを考えることにした

「まずはデカい建物に行ってみるか・・・」

そう言って凶夜が見ていたのは

町の中に大きくそびえ立っているお城だった

それから何分かしてお城の前まで辿りついた凶夜は

目の前にある大きな門をどうやって開けるか悩んでいた

「別に破壊してもいいんだが・・・

 その後ろの城ごと壊しそうだしな・・・」

門を壊すことはできるが加減できる自信はなく

後ろの城まで壊すのではないかと危惧して攻撃できないようだ

「どこかにスイッチでもあるのか?」

凶夜は門を開ける何かがないか探していると

「ん?」

門の近くに地下へと続く階段があった

「・・・なんかRPGのゲームしてるみたいだな・・・」



一方その頃、秘密基地の方では・・・



「う〜ん・・・さすがに何もする気がしない〜・・・」

愛心は基地のソファにだらんと寝っ転がっていた

「そうだね〜・・・さすがにこの前の戦闘の疲れがね〜・・・」

奏歌も同じ意見だった

この前の人造魔人兵での戦いの所為で二人の体力は限界に来ていた

しかもその次の日は平日なのでそのまま学校にも行っているのだ

それで疲れるなというのもかなり無理があるだろう

「二人はしばらく休んでいたらどうだい?

 街は俺達がちゃんと守っておくからさ」

そんな二人に対してしばらく休暇をするように空は言う

「・・・そうですね・・・しばらくお休みさせてもらいます・・・」

それに対して二人はありがたくその申し出を受け取り

そのまま家に帰ることにした

「そういえば・・・またあいつと連絡が取れないんだけど・・・」

すると帰り道で愛心は凶夜とまた連絡が取れないと告げる

「また何かに巻き込まれたのでしょうか?」

また前のように敵の襲撃を受けているのではないかと奏歌が不安に思っていると

「でも大丈夫なんじゃないの?

 正直な話、あいつの心配はするだけ無駄な気がする」

フィアーナイトの強さをちゃんと理解してる愛心は

そんな心配はするだけ無駄だと確信していた

「・・・それもそうですね!」

奏歌も最初は少し考えたがフィアーナイトの方が格上なので

そんな心配はしても無意味だと悟りきっと大丈夫だと思うことにした

「そういう事!私らはちゃんと体を休めて体力を回復させよ!」



それから数日が経ち二人の体力が完全に戻った頃だった

「えっ?!まだあいつと連絡が取れないの?!」

学校に向かっている最中に愛心はとんでもない事を聞かされていた

「はい・・・あれから気になって一応、連絡をしてみたんですが・・・

 今になっても全然連絡が取れないんです・・・」

なんと凶夜とは数日経った今でも連絡が取れていなかったのだ

それで奏歌は不安に思って探してみることにしたのだが

どこを探してもそれらしい影は見えなかった

「う〜ん・・・確かにそれはおかしいわね・・・

 何かに巻き込まれたのは間違い無いでしょうけど・・・

 問題はどこで何をされて今はどこにいるのか・・・ね?」

愛心は凶夜がどこで何をされたのか

それを調べる必要があると思っていた

「まずはあいつの動向を知る必要があるわね・・・

 奏歌は何か知っていることは無いの?」

そこでまずは奏歌は何か知っていることは無いか尋ねる

「何も聞いてないけど・・・聞き込みをした時に

 それらしい人が森に入っていったって話は聞いたよ」

二人はその証言を頼りに凶夜の消えた森へと向かった

「・・・ねぇ?本当にここにあいつがいるの?」

しかし進んでも進んでも人の影すら見えないのを見て

愛心は本当にここに凶夜がいるのか疑問に思っていた

「その可能性は十分にあると思います・・・

 これだけ人がいないということはつまり・・・

 それだけ隠れやすいという事でもありますから・・・」



「確かに・・・

 ここなら鬼も隠れるにはもってこいでしょうね・・・

 !だからあいつはここに来たんだ!鬼を探しに!!」

愛心はようやく凶夜がここに来た理由を悟り

ここら辺にいるんだという可能性を膨らませた

「せせせ正解だ・・・!」

すると二人の後ろからいきなり声が聞こえてきた

二人は一斉に後ろに振り返ってみると

そこには凶夜を別の空間に飛ばした爪弾鬼がいた

「なるほど・・・あんたが今回の犯人ってわけね・・・!」

愛心はこれが凶夜に何かをした犯人だと判断し

すぐさま変身しようとスピリットミラーを取り出そうとすると

「ささささせないよ!」

爪弾鬼は指を弾いて穴を作り出しそこに二人を吸い込む

「・・・ししししまった・・・ここここれで上限になっちゃった・・・

 ししししばらくは誰かが死ぬまでままま待つしかないな〜・・・」

爪弾鬼の作り出した空間に送れるのは三人までであり

その空間の中にいる誰かが倒れない限り新しい人を送るのは無理なのだ

つまりこの間にこの鬼を倒せば問題はないのだが

「それじゃあ俺がお前の護衛をしてやるよ!」

それはどうやら無理なようだ

そこに業鬼衆の一人である熊童が立っていたのだ

「いいいいいんですか?!」

爪弾鬼は本当にいいのか尋ねる

「おう!茨童にも頼まれたしな!どんと任せろ!!」

こうして爪弾鬼には最強の護衛がつくことになってしまった



「痛つつつ・・・酷い目にあった・・・」

一方で愛心達は凶夜が飛ばされたのと同じ空間に来ていた

「確かにここからでは連絡ができませんね・・・」

二人は早速、外と連絡が取れないかどうかを試してみるが

案の定、全くと言っていいほど反応せず完全に孤立してしまっていた

「でもなんとかなるんじゃない?

 あいつの感じを見る限りここにあいつをいるみたいだし」

しかし愛心はそこまで心配する必要はないと思っていた

その理由としてはここに最強の男である凶夜がいるからだ

彼の協力すれば脱出することも簡単だと思っていたが

「忘れてませんか?凶夜さんはまだ出てきてないんですよ?」

そう・・・この空間はその凶夜ですら

簡単には脱出できない仕様になっているのだ

それを聞いた愛心は打って変わって険しい表情になった

「もしかしなくても・・・めちゃくちゃマズイパターン?」

愛心の言う通りまさに最悪な状況となっていたのだった

果たして彼らは爪弾鬼の空間から脱出できるのか?!

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