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人を救う嘘

今回は大地がメインです

「そうか・・・人質をとられてしまったか・・・」

空と合流を果たした二人は事の次第を話した

「ああ・・・僕達がちゃんと警戒していれば・・・!」

大地は明里が攫われてしまった事を悔いていた

「別に二人の責任じゃない・・・

 それに・・・たとえ彼女が人質に取られていなくても

 他に数百人の人質がいる事に変わりはない・・・

 今はどうやって彼らの洗脳を解けばいいのか考えるのが先だろう」

しかし空の言う通りたとえ明里が攫われなくても

他にも人質のような者達はたくさんいるので

まずは彼らの洗脳を解いて開放させるのが先だった

「二人は出会った時に何か気がついた事はなかったのか?」

空は二人に何か不審に思った事はなかったのか聞く

「いや・・・特に目立った違いはなかった・・・

 おまけに相手は全身をローブで隠していたしな・・・」

しかし二人は目立った場所を見つける事は出来ず

しかも相手は全身を隠していたので

あまり変化には気がつかなかった

「そうか・・・だとすればおそらく体のどこかに

 誰かを操る何かがあるんだろうな・・・」

空は全身を隠しているのならおそらく体に秘密があるのだと思い

まずは相手の体を調べなければならないと考えていた

「しかし・・・俺達が見つけた本拠地への入り口は閉じられてしまった

 また最初から探しに行くしかない・・・」

さらに問題は本拠地の入り口が閉じられてしまったから

新しい入り口を探す必要があったのだ



「そうだな・・・今は海達が帰ってくるのを待とうか・・・」



「二人から連絡はまだなのか?」

大地は二人からの連絡はまだきていないのかを聞く

「いや・・・まだだ・・・」

しかし肝心の連絡はまだきていなかった

「!」

すると噂をしていた二人から連絡が来た

「どうしたんだ?何か進展があったのか?」

空は何があったのかを確認する

『さっき宗教者みたいな人の後をつけて

 盗聴器を仕掛けることに成功したわ!

 今から基地に戻ってみんなで聴きましょう!』

どうやら二人は宗教者の人に盗聴器を仕掛けたらしく

みんなに基地に集まるように指示を出す

「わかった」

三人はそれを聞いて早速、基地へと戻っていく



「みんな集まりましたね・・・それじゃあ早速聞きますよ」

全員集まったのを確認した霧は仕掛けた盗聴器の電源を入れる

そこからは二人が聞いた事のある声が聞こえてきた

「間違いない・・・奴だ!」

その声こそ明里を攫っていき今回の事件を引き起こした犯人の声だった

「そうか・・・なら海達が会った人物は間違いなく宗教者だったみたいだな

 なら二人が追いかけた場所に出入り口もある・・・か」

これにより出入り口の確保はクリアしたので

残る問題はどうやって彼らの催眠を解くかだけだった

「そうですね・・・これで少しでも何かつかめればいいんですが・・・」

霧はその為に耳を研ぎ澄まして盗聴する

しかし聞こえてくるのは何の変哲も無い演説だけだった

「・・・こうなると洗脳の方法は音では無いのかもしれないな・・・」

これだけ聞いて分からないのなら音が関係しているわけでは無いと判断した

では何が関係しているのかとみんなで考えていると

「そういえば・・・宗教者の人から変な匂いがした気がするな〜・・・」

すると海は宗教者からおかしな匂いがしていた事に気がついた

「!確かに・・・あの部屋には見慣れない植物が飾られていた・・・!」

そして森も気がついたあの部屋には見た事の無い植物があった事を

「なるほど・・・つまり相手の体に秘密があったわけじゃなく

 あの部屋自体が催眠の仕掛けだったわけか・・・!」

そう・・・洗脳の方法は匂いによるものだった

だからこそあの特殊な部屋が必要だったのだ

「でも・・・ならなんで俺達は催眠に掛からなかったんだ?」

すると森はなんで自分達が大丈夫だったのかと思っていると



「おそらくお前さんらの付けているライフチェンジャーのおかげじゃ」



「それは装着者に害ある菌なんかを近づけないようにしているのじゃ」

突然、現れた来島博士がどうして大丈夫だったのか説明する

「なるほどね・・・でも匂いなんてどうすればいいの?」

原因は理解できたが問題はそれをどうすればいいのかだった

「う〜む・・・密室じゃから換気をすることもできんし

 かといって全員を一斉に外に連れ出すことなど困難・・・

 そうなると・・・残る選択肢は空気を綺麗することだけじゃのう・・・」

残された手はあの部屋の空気そのものを綺麗にすることだった

しかしその為には巨大で強力な空気清浄機が必要なのだが

「さすがにそんな大きな物を持っていけば気付かれてしまう

 かといって小型化してしまうと威力が足りない・・・

 難しいな・・・」

みんなはどうすればいいのか方法を考えるが

やはり数が多く相手の空間というだけあって

なかなか良い案は出てこなかった

「いや・・・一つだけ方法がある!」

すると来島博士が一つだけ案を思いついた

「花粉が相手なら簡単じゃ!雨を降らせれば良い!」

その方法とは雨を降らして花粉を落とす作戦だった

「なるほど・・・でもどうやって?」

みんなはやることはわかったがどうすればいいのか聞く

「なぁ〜に簡単じゃわい!

 それこそ五人でもっていける分の水があれば簡単にのう!」

どうやら来島博士にはちゃんとした作戦があるようだ

「しかし用意する為には時間がいる!

 よって救出作戦の実行は明日じゃ!」



こうして翌朝になりいよいよ救出作戦が実行されることになった

「よし・・・みんな準備はいいな!」

五人はそれぞれに渡された荷物を持って

海達が見つけた廃工場へと向かう

「確かここから入っていったはずだよ」

ここから宗教者の人が入っていったのだと海は言っていた

「そうか・・・で〜・・・誰か鍵持ってる?」

空は誰か鍵を持っているか尋ねると

「さっきここを訪ねていた人から鍵をもらっておきました」

どうやら霧はすでに鍵をもらってきたようだ

「・・・本当にもらってきたんだよな?」

すると森はそれを聞いて不審に思った

催眠されている相手がそんな大事な鍵を渡すものかと

そう思って改めて確認してみると

「ん?そうだけど?」

霧はちゃんともらったのだと言っていた

しかしその顔は明らかに笑っていなかった

「・・・わかった・・・」

それを見て森はそれ以上の追及をやめた

したら何か言われるのではないかと思ったからだ

「とにかくこれで道は開けた・・・先に進もう!」

大地はそのまま先行して扉の奥へと入っていく

五人は長い長いトンネルをくぐり抜けようやく例の部屋にたどり着いた

「ここが例の部屋か・・・確かにあっちこっちに花が供えられてるな・・・」

部屋を見渡すと確かに見た事のない花が飾られていた



「よし・・・それじゃあ作戦を開始するぞ・・・!」



こうして五人は例の作戦を実行した



「ん?・・・これは・・・しまったっ!?水か!!」

ローブを被った男が気がついた時にはもう遅かった

すでに彼らの上からは大量の水が噴き出していたのだ

「おぉ〜!マジですごいなこの簡単接着のスプリンクラー!」

空達が来島博士に託されたのはスプリンクラーだった

これを天井に設置すればまさに雨の如く部屋に降り続ける

これこそ部屋の中の雨だった

すると催眠が溶け始めたのか徐々にみんなが正気を取り戻し始めた

「みなさん出口はこっちです!」

それを海と霧が出口へと誘導していく

「これで花粉は全て地面に落ちた!残るはあいつを倒すだけだ!」

これでようやく本命と戦えると空達は変身して敵に詰め寄っていく

「まさかこの私・・・ポイスの策略を潰すとは・・・

 ですが残念でしたね!私にはまだこんな切り札があるんですよ!」

そう言ってポイスと呼ばれる魔人はローブの中から気絶している

明里を取り出した

「止まらないと・・・この子がどうなるか・・・言わなくてもわかりますよね?」

それを聞いた三人は足を止めざるえなかった

「貴様・・・!卑怯だぞ!」

スカイレッドは卑怯だと言ってポイスを罵倒するが

「残念ですが私は勝てさえすればどんな事だってしますよ・・・

 それが私の・・・生き甲斐ですから・・・!」

どうやらこのポイスは勝つ為ならどんな事でもする汚い奴のようだ

「そうか・・・なら・・・手加減をする必要がないな・・・!」

それを聞いたイエローは怒りに震えていた

普段はいつも温厚にしているイエローの珍しい本気の怒りだった



「なっ!?」

そしてイエローはそのまま真っ直ぐにポイスへと駆け出していく

「馬鹿な!?こいつがどうなってもいいのか!?」

ポイスは再び明里を突き出して脅しをかけるが

「そうしたければそうすればいい・・・!

 どの道もう僕は君を許す気はない・・・!」

イエローには全く通じずそのまま真っ直ぐに突き進んでくる

「チィ!だったらこんな女はもういらん!お前を直接攻撃してやる!」

ポイスは明里を捨てて向かってくるイエローに対して攻撃を仕掛ける

「!?」

しかしその瞬間、イエローは足を止めて攻撃を躱し明里を救出した

「ガァァァァァ!??」

そしてその後ろから

本命の攻撃であるスカイレッドとグリーンが攻撃が襲いかかり

ポイスは壁に激突した

「人質は全員救出したよ!ここからは私達も混ざるよ!」

そしてそこに人質を全員避難させたブルー達も混ざった

「くっ・・・!こうなったらこれしかない!」

そう言ってポイスは懐からビンを取り出しそれを飲み干し

そして巨大化を果たす

「俺達も行くぞ!」



「鋼獣合体!ライフキング!!」



「さぁ!いくぞ!」

ライフキングはそのままポイスに突っ込んで連打をかます

「ごほぉ!がはぁ!ぐぇ!」

それに対してポイスは避けることすらできずに

そのまま攻撃を受け続ける

「どうやらこいつ・・・戦闘能力自体は弱いみたいだな」

グリーンはそれを見てこいつ個人の戦闘能力は低いと判断していた

「なら一気に止めだ!デュアルフェザーブレード!」

するとスカイレッドは一気に止めを刺しに向かった

「ライフストレートフィニッシュ!!」

真っ二つにされたポイスはそのまま爆発四散した



「う〜ん・・・あれ?ここは?」



「目が覚めたかい?」

明里が目をさますと何故か大地の担がれていた

「もしかして私何かありました?」

どうやら明里は事件のことを何も覚えていないようだ

「いや・・・単純に廃病院でこけて頭を打っただけだよ」

そう言って大地は誤魔化すことにした

「全く・・・お願いだから危ない真似はこれっきりにしてよ」

大地はこれ以上は心臓がもたないと

危険な真似はしないように注意するが

「大丈夫です!いざとなればお兄さんが助けてくれるんでしょ?」



「やれやれ・・・そういう問題じゃないんだけどな・・・」

次回はみんな出てくるよ!

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