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熱い夏

今回は水着回です!(ちょっとだけ)

愛心達は明日にならないとわからないと言われて

仕方なく今日は家へと帰ることにした

「明日か・・・結構もどかしいね」

目の前まで来てお預けを食らってしまい

愛心はもどかしい気持ちになっていた

「でも他に方法がないんじゃ仕方ないよ・・・

 今は来島博士を信じて待とう」

しかし奏歌の言う通りこればっかりは時間でしか解決できず

待つこと以外、彼女達にできることはなかった

「それはそうなんだけどさ〜・・・」

愛心はそれでも何かできないかと思っていた

彼女が心配するのも無理はない

このまま鬼が大人しくなどしているわけもなく

今も誰かが襲われるのではないかと危惧しているのだ

だがたとえそんな事が起きたとしても彼女らが駆けつけるのは

おそらく鬼が事件を起こした後になってしまう

だからこそ愛心は鬼を早く見つけたいと思っているのだ

「もしこっちが下手に動いちゃったら相手を警戒させちゃう・・・

 だからこそ今日は大人しくしてないとダメだよ」

奏歌はもし人を守りたいのなら素直に大人しくしていないとダメだと言う

確かにここで鬼を探して単独行動をしてしまったら警戒されてしまうし

もし鬼を見つけてしまった場合はその場所にいる全員を巻き込んでしまう

だからこそ今は下手に動くわけにはいかなかった

「・・・わかったわよ・・・」

それを聞いてようやく愛心も諦めて明日まで待つことにしたのだった



そして翌日になり二人は急いで博士の元へ向かった

「博士!鬼の居場所は分かりましたか?!」

愛心は来島博士の目の前まで行き鬼がどこにいるのか聞く

「うっうむ・・・話すから少し離れてくれんか?」

その迫力に来島博士は思わずたじろいでしまう

「さて・・・ではまずはどこにいるかじゃが・・・

 あやつがおるのはこの周辺のはずじゃ」

来島博士は地図を広げてこの周辺に鬼がいるはずだと言っていた

「これで範囲は絞り込めた・・・あとは自分達の足で探すだけだ・・・!」

空達は早速、この周辺を探しに向かった

「気をつけろよ・・・

 一応、気象庁のサーバーにはアクセスしたまま監視をしておくが・・・

 こやつが今もこの周辺にいるとは限らんからな・・・」

来島博士は鬼がここから動かない保証はないから

それを気をつけながら行くように注意する

「わかりました」



その後、鬼がいるはずの周辺に来た空達は

すぐさまどこに鬼が潜んでいるのかを探し始める

「う〜ん・・・確かにこの辺は暑いわね〜・・・」

その場所についてすぐに愛心は気付いた

来島博士の推測通りこの周辺の温度だけ異常な暑さになっていた

「うん・・・でも温度が異常なほど暑い場所はないね・・・」

しかしそれでも鬼がいるであろう異常な温度を示している場所はなく

今のところの成果は一つもなかった

「あれ?二人とも何してるの?」

すると何故かそこに明里が現れた

「明里?!なんでここに?!」

愛心はなんでここにいるのかを尋ねる

「いや〜!この前言ってたプールあるじゃん?

 あれってここの近くなんだよね!

 無料券を無駄にするのはさすがにもったいないしね?」

どうやら明里が来ていた理由は

この前話していたプールに遊びに来たからのようだ

「そうだ!やっぱり二人も来ない?!

 券ならまだあるしさ!!」

すると明里は二人にも一緒に行かないかと誘ってくる

「いや・・・私達そんなことしてる場合じゃないし・・・」

しかし鬼を探さなくてはいけない愛心はその誘いを断ろうとしたが

「待って・・・明里ちゃん・・・そのプールってどこにあるの?」

何か奏歌には引っかかるものがあったらしく明里にプールの場所を聞く

「いいよ!案内してあげる!!」



「ここだよ!」

明里に案内されて二人はそのプールの前に着いた

「・・・やっぱり・・・」

そして奏歌達はその場所を温度サーチャーで見てみた

するとこのプールの中心に異常な熱を感知していた

「・・・まさかこんな所にいるなんて・・・」

愛心は鬼がこんな場所にいるなんて

想像していなかったのですごく驚いていた

「そう・・・私達はあの姿に騙されていたんだよ・・・」

奏歌の言う通りみんなはあの鬼の姿を見て騙されていた

確かに鬼は炎を全身に纏っており正直、水際は苦手だと思っていた

しかしそれこそが鬼の目的だった

別に鬼は炎を自由に操れるだけで

おそらく炎の化身というわけではないのだろう

だからこそ水がダメだと思わせて実は水のある場所を根城にしていたのだ

「なるほどね・・・まんまと私達は騙されたわけだ・・・」

愛心は自分達が騙されたことに腹を立てていた

「とりあえず中に入らないとね・・・」

奏歌は早速プールの中に入ろうとしたが

「入るって・・・私達水着なんて持ってきてないわよ?」

愛心の言う通りここはプール水着でなければ入ることはできない

しかし二人は今回そんな物は持ってきてなどなかった

「ふっふっふっ・・・そんな事もあろうかと用意しましたぁ!!」

すると何故か明里が二人の水着をすでに用意していた

「・・・なんであんた私達のサイズを知ってるのよ・・・」



「そこは企業秘密かな?」



「・・・マジでサイズぴったりよ・・・」

プールの中に潜入した愛心だったが

明里から渡された水着がぴったりだった事への驚愕でいっぱいだった

「とっとりあえず今は考えないようにしよう・・・」

奏歌はとりあえず水着のことは後回しにし

今は鬼を探すことを最優先にすることにした

「そうは言ってもね〜・・・

 やっぱり大きな場所の方が身を隠せるよね?」

愛心は大きい場所に鬼がいるのではと思っているが

「・・・ってそんな場所はいくらでもあるか・・・」

このプールには大きなアトラクションがたくさんあり

どこに鬼がいるのかは全部見て回らないといけなかった

「う〜ん・・・もうちょっとわかりやすいヒントでもあれば・・・」

奏歌は何か他に方法がないかと考えていると

「「?!」」

二人の目の前にとある物が現れた

「あれ?二人とも何を見て・・・ああ!あれね!

 あれはすごいリアルだよね〜!」



「あの火柱!!」



そう・・・二人が目をつけたのは火柱だった

それはとても巨大でとても人の手でつけれるような物ではなかった

確かに今の機械ならばあんな事も出来るだろう

だが二人にとってはあれが機械の仕業だとは思えなかった

「・・・一応調べてみようか?」

愛心達はとりあえずその火柱を見に向かった

「・・・間違いない・・・この中に鬼がいる・・・!」

火柱を起こしている機械のすぐ近くまで行き

温度サーチャーで見てみると

そこには人の形をした超高温の生命体がいた

「どうする?空さん達が来るのを待つ?」

愛心は空達が来るのを待つべきか聞く

「うん・・・でもその前にまずは避難をさせないと・・・!」

奏歌は空達が来るのを待つ間

避難誘導をしなければならないと思っていると

「「?!」」

急に火柱の機械が爆発を起こした

「誰だぁ?

 せっかく俺様が派手な祭りにしようと思っている時に邪魔する奴はぁ!!」

機械の中から出てきた鬼は自身の纏っている炎を凄まじい勢いで燃やしていた

どうやら空達が来る前に鬼と戦わなくてはいけなくなったようだ

「「スピリットメイク!!」」

二人はすぐさま変身して戦闘体制に入る

「どうするの?まだここには一般人がいるわよ?」

ノワールの言う通りまだ一般人の避難は完了しておらず

このまま戦えば絶対に巻き込んでしまう状況だった



「・・・なら誰もいない場所に連れて行こう・・・!」



「?どういうこと?」

ノワールは何を言ってるのかわからずに首を傾げる

「だから・・・」

ブランは自分の考えた作戦をノワールに耳打ちする

「・・・なるほどね・・・確かにそれなら被害は少ない!」

ようやくノワールは作戦を理解し早速二人はその準備にかかった

「まずは私から行くわよ!!」

ノワールは最初に鬼の注意を逸らすように戦う

「何だかわからねぇがそんなに相手してほしいならお前から始末してやる!!」

鬼はその挑発に乗りそのままノワールを追いかけていく

すると二人はいつの間にかプールのすぐ横に来ていた

「「今!ドライウッドヴァイン!!」」

そしてそれは二人の狙い通りであり

そのまま二人は鬼をプールの中へと引きずり込む

「何っ?!」

大量の水の中に入ってしまった鬼は自身の炎で水を熱してしまい

そのまま水蒸気爆発を起こしてしまった

「・・・倒せた?」

ノワールはこれで倒せたのかと思っていると

「!まだです!!」

水蒸気が晴れてゆき

傷だらけだかなんとか生きている鬼が出てきた

「やってくれたじゃねぇか・・・!

 お前らはただじゃ済まさねぇ!!」

鬼は先ほど以上に炎を纏わせそのまま二人に突っ込んでいく



「「キャァァァァァ!!」」



そのあまりの威力に二人は吹き飛ばされてしまい

変身が解除されてしまう

「くっ・・・!このままじゃ・・・!」

愛心はこのままではやられてしまうと覚悟したが

「随分と楽しくやってるじゃなぇか?」

鬼の後ろから知った声が聞こえてきてその場所を見てみると



「フィアーナイト!」



「俺も混ぜてくれよな?」

フィアーナイトはそのまま鬼に向かって歩いていく

「あん?テメェは誰だ?」

鬼は彼が誰なのか知らずなんだと思っていると

「気にするな・・・どうせ死ぬんだからな・・・!」



『デッ・・・ド・・・』



「オラァァァァァ!!」

フィアーナイトは必殺の蹴りを鬼に叩き込む

「ガァァァァァ?!!」

鬼はそのまま飛んで行き壁に激突した

「テッテメェ・・・!もう容赦しねぇぞ!!」

鬼はよろよろと立ち上がり懐から酒瓶を取り出して飲み干した

すると鬼は巨大化して行きプールの天井を破壊した

「全く・・・面倒だな・・・凶獣招来!!」

フィアーナイトは自身のマシンを召喚する

「凶獣合体!!」

そして4機のマシンが合体しイビルエンペラーとなった

「ちょっと我慢しろよ?」

そして愛心達を抱えてイビルエンペラーに乗り込む

「さて・・・悪いがすぐに決着をつけるぞ?」

そのままイビルエンペラーが鬼に向かっていくと

「そうはいくか!」

鬼は迎え撃とうと全身に炎を纏わせる

「それはこっちのセリフだ・・・バットハリケーン!!」

しかしイビルエンペラーの羽が大きく羽ばたき

それが起こした巨大な風で鬼の炎は消えてしまう

「ハウリングホールド!!」

そしてすぐさま鬼が次の行動に出る前に拘束する

「幻魔総咆撃!!」

そのまま必殺の一撃を放ち鬼は爆発四散した



「・・・で?なんで俺がお前らに服を貸さなくちゃいけないんだよ・・・」

戦いが終わった凶夜は何故か二人を自宅に連れてきていた

「しょうがないでしょ!あいつの所為で服が全部燃えちゃったんだから!!」

その理由は二人の格好にあった

二人は変身する前に水着だったので変身解除されても水着のままだったのだ

そして着替えようと更衣室に向かったが

先ほどの戦闘で更衣室は黒焦げになっていた

「幸い貴重品は別のロッカーに入れてたから

 問題はなかったけど・・・」

本来なら愛心も凶夜を頼るつもりはなかったが

さすがに水着で帰るわけにもいかなかったので服を借りることにしたのだ

「全く・・・それを着てとっとと帰れ」

そう言って凶夜は自分の服に着替えさせて

そのまま二人を家から追い出した



((・・・この服どうやって返そう・・・))



その後、二人は男物服を着て帰ったので

家族から色々と誤解されたのだった

今回登場した鬼の名前は火鬼かきです!

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