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宝石泥棒の犯人は魔人?!

今回は主人公は出てきません

とある日の朝・・・



「へぇ〜・・・新しく博物館ができるんだ」

三人で仲良く登校している愛心達は新しくできる博物館の話をしていた

「そうなの!しかも目玉にはエジプトで発見された大きな宝石が飾られるんだって!」

どうやら明里の話ではそこで目玉になるのは

エジプトで新しく発見された大きな宝石らしい

「そんなにすごいのならやっぱり誰かに狙われたりするんじゃないの?」

愛心はその宝石がんら割れるのではないかと危惧すると

「そうでもないみたいだよ?

 なんでも警護に為にわざわざ外国のプロフェッショナルを頼んだらしいから」

どうやらそんなに心配する必要はないらしく

みんな楽しく見れるはずだと明里は言った

「う〜ん・・・本当にそれならいいんだけど・・・」

奏歌は本当に大丈夫なのか不安に思いながら空を見上げた



一方、とある空の上・・・



「う〜ん・・・やはり送られてきてしまったか・・・」

博物館に展示する宝石を運んでいる飛行機の中で

博物館の館長が一枚の紙を見て唸っていた

なぜならその紙がいわゆる予告状だったからだ

「しかし随分と手の込んだ犯罪者らしいですな・・・

 何せ我々が乗る飛行機に予めその予告状を置いていたくらいですからな」

なんとこの予告状は彼らが乗り込む前にこの飛行機に置かれていたらしい

つまりこの犯人はやろうと思えばこの飛行機に乗り込んで置いて

簡単に宝石を盗むことができたということだ

しかし犯人はそんな事はせず予告状を出すだけに留めた

これが何を意味するのかわからないがとにかく只者ではない事だけは確かだった

「どうしますか?このまま展示をするのはあまりにも危険かと思いますが?」

警備の一人はこのまま博物館を開催するのはさすがにまずいと進言するが

「いや・・・博物館はこのまま開催する・・・」

館長は開催を中止する気はないらしい

「いいのですか?!このまま開催すれば確実に宝石を奪われてしまいますよ!!」

警備の言う通り開催してしまったら宝石を奪われてしまうのは目に見えているだろう

「だろうな・・・だがそれでもやめるわけにはいかんのだよ・・・」

しかし館長にはそれでも博物館を開催したい思いがあるらしい

「・・・なんでそこまでこだわるんですか?」

警備はどうしてそこまで開催したいのか聞く

「・・・親友との約束だよ・・・」

そう言った館長の目は遠い空を眺めていた



「博物館の警備ですか?」



「うむ!実はその場所に魔人の反応が頻繁に出ておるんじゃ」

来島博士の話では新しくできる博物館に魔人発見マップから反応が出ているらしい

「それはわかるけどさすがに不法侵入はできないわよ?」

海の言う通り

まだ博物館はしまっている状態で今入ってしまったら不法侵入になってしまう

「確かに今は無理じゃろうな・・・

 じゃがこれなら不法侵入にはならんじゃろ?」

そう言って来島博士が懐から出したのは5枚のチケットだった

「これって博物館の入場チケットですよね?

 いつの間に手に入れたんですか?」

チケットを手渡された空はいつの間にこれを手に入れたのか聞く

「実はこの博物館開催に関わってる責任者の一人が儂の知り合いでな!

 そのツテで譲ってもらったんじゃよ」

どうやらこのチケットは知り合いからもらった物らしい

だがこれで堂々と博物館に入ることができる

「残る問題はそいつが何を狙っているのか・・・だな」

森の言う通り残る問題はその魔人が何を狙って博物館に出没しているかだった

「普通に考えたら例の宝石なんじゃないの?」

確かに目玉であるあの大きな宝石が狙われると考えるのは定石だろう

しかしその宝石を抜きにしてもあの博物館に展示されるのは

かなりの骨董品も含まれており中には魔人が作ったと言われている物すらある

「さすがに的を絞り込むのは無理なんじゃないかな?」

代理の言う通りこんなに数が多いのでは何が狙いかを突き止めるのは不可能である

「狙いが絞り込めれば警戒も十分できると思ったんだがな・・・

 手分けしてそれぞれを見張るしかないか・・・」



そして時は過ぎ、いよいよ博物館オープン当日となった



「・・・これはさすがに予想外だったな・・・」

森は博物館の前にきて驚きの声を漏らしていた

なぜなら博物館が開く二時間も前だというのに

すでに扉の前は人でごった返しておりとてもではないが

まともに見られるような感じではなかった

「これじゃあ一箇所に留まるのは無理じゃないか?」

大地の言う通りこんだけ人がいれば一箇所に留まるのは無理だろう

「ああ・・・しかもこれじゃあもし魔人が現れたら非難に時間が掛かってしまう」

確かにこの人数を一斉に非難されるのは困難であった

しかし今の時点で魔人が出ると言ってもそれは同じことである

「でもなんでこんなに人がいるんだ?

 博士の話ではオープン当日のチケットはそんなにないはずだぞ?」

来島博士の話ではオープン当日は混雑が予測された為

チケットの枚数を通常の半分くらいにまで減らしたらしい

しかし目の前にいる人は明らかに通常時の倍くらいはいた

「あれ?空さん?!」

すると五人の前に愛心達が現れた

「愛心ちゃん達もこの博物館の見学に来たのかい?」

空は挨拶を交わした後、愛心達が来た理由を尋ねる

「はい・・・でも今は偽物のチケットの所為で中には入れないですけどね・・・」

どうやらこの人数の原因は偽物のチケットが配布されたからだった

それに便乗して色んな人間が来てしまったらしく

係員の人はそのチケットの判別で忙しいらしい

「なるほどな・・・これがあいつの狙いか・・・」

森はこの混乱こそが魔人の狙いだとわかりすでに奴はいると警戒を強めた



そしてようやく八人は入り口に到着し

チケットが本物と判断されて博物館の中に入っていった

「はぁ・・・さすがに疲れた・・・」

空がそう言ってしまうのも無理はなかった

なぜならあれからすでに三時間は立っており

それまで人の波にひたすら流され続けていたのだから

「疲れている場合じゃないわよ?

 むしろここからが本番なんだから」

海の言う通りここからが彼らにとっての本番だった

おそらくこの中にいるであろう魔人の捜索をして倒すこと

しかしその為にはまず博物館にいる人々を非難させる必要がある

「とは言うものの・・・どうやって非難させたものか・・・」

さすがにこんな場所で魔人が出たと

大騒ぎすれば明らかにパニックを起こしてしまう

かといって一人ずつ説明して非難させていては時間が掛かりすぎてしまう

どうすればいいのか考えながら進んでいると

「見て見て!あれが今回の目玉!エジプトで発見された宝石よ!」

どうやらこの博物館の目玉である宝石の場所にまで来てしまったらしく

明里がそれを見てとても興奮していた

「・・・本物だよな?」

空はすでにすり替えられてはいないか不安に思っていると



「正真正銘の本物ですよ」



「えっと・・・あなたは?」

後ろから急に声を掛けられた空は振り返り

その人物に誰なのか尋ねる

「私はこの博物館の館長を勤めている者です」

なんとその人物はこの博物館の館長だった

八人は急いで頭を下げて挨拶をする

「それにしても皆さん若いのに

 こんな物に興味を持ってくれるのは嬉しいですね」

館長はみんなにこの博物館に来てくれてとても嬉しいと言っていた

「ええ・・・この博物館には色んな物が展示されていますからね

 しかもその中には今まで発見されていなかった物もあると聞いて」

空はここに来た理由を誤魔化す為に古代の展示物に興味があると嘘をつくが

「この宝石も興味の対象の一つですかな?」

どうやらその嘘はバレているらしく

本当の興味はこの宝石にあると見抜かれていた

それを聞いた五人は驚いて身構えてしまうが

「安心してください・・・あなた方が怪しいとは思っておりませんよ」

どうやら館長は彼らが宝石を盗もうとはこれっぽちも思っていなかった

「どうやら皆さんは信用できる人のようですからね・・・

 この前あった事をお話ししましょう・・・」

館長はみんなに予告状の事を全て話した

「・・・やっぱり魔人の狙いはこの宝石だったか・・・」

空はその話を聞いて魔人の狙いはやはりこの宝石だと思っていた

「・・・館長・・・私達もお話しがあります」



「なるほど・・・宝石を狙っているのは魔人でしたか・・・」

空から予告状の犯人を聞いた館長はとても暗い顔をしていた

「はい・・・なので今日はもう閉館してほしいんです」

閉館さえしてしまえば会場にいる人は自然に帰って行き

パニックを起こさずに避難できると考えた空は館長にお願いする

「そうですね・・・それなりにこの宝石や展示物は見てもらいましたし

 それに・・・今は人の命を優先させませんとね・・・」

話を理解した館長はすぐに閉館をしてくれると約束してくれ

係りの人にそう伝えようとした時だった



「「?!!」」



急に天井が崩落し上から瓦礫が落ちてきた

「危ない!!」

空達は急いで変身し瓦礫から人々を庇った

「・・・大丈夫ですか?」

崩落が収まったのを確認しスカイレッドは怪我をしている人がいないか聞く

「大丈夫です!怪我人はいません!」

どうやらノワール達の方にも被害はなく瓦礫も全て破壊されていた

それを知りホッとした五人は急いで宝石の方に目をやると

「!やられた!!」

しかし時はすでに遅く宝石は盗まれた後だった



その後、警察が来て博物館は閉鎖

空達は一通りに事情聴取をされそれが終わってすぐに空は館長の所に向かった

「すいません・・・俺達が目を離してしまったばかりに・・・」

空は館長に宝石を守れなかったと謝罪する

「別に構いませんよ・・・あれは人の命を優先したあなた方が正しい」

しかし館長は人の命を救う方が大事だと言い

空達を責めるようなことは決してしなかった

「ともかく僕達もあの宝石の捜索に協力します!」

空は自分達も宝石の捜索をすると言って博物館から飛び出していった

「ちょっと待ってよ!」

海達は館長に挨拶をして急いで空の後をついていった



「・・・いい青年だ・・・まるでお前を見ているようだよ・・・」

そう言って館長は机の上に会った一つの写真を眺める

そこには若かりし頃の館長と肩を組んでいる青年がいた

次週はちゃんと主人公は出てくるよ!

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