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ホネを元に戻せ!

今回は稀に見る大型ボス戦です

化石が出てきた現場に着いた四人はそこにあった大きな穴を見ていた

「なるほど・・・ここから出てきたんですね!」

明里はそれを見てスクープだと写真を撮りまくっていた

「頼むから落ちないでよ〜!・・・さてと・・・どう思う?」

愛心は二人を集めて穴についてどう思うかを聞く

「そうですね・・・やはりあそこから出てきたのは間違いないとは思いますが・・・

 穴を大きく開けられた所為で鬼の痕跡に関してはわからないですね・・・」

しかしこれだけ大きな穴を開けられてしまっては痕跡に関しては残されていないだろう

「そうね・・・これ以上の調査は無意味でしょうね・・・どうやら警察も来たようよ?」

リリムもこれ以上の調査は不要だと思っているとちょうどいいタイミングで警察がやってきた

三人は写真を撮っていた明里を連れて急いでその場を後にした

「う〜ん・・・やっぱりあの大きな穴以外には写ってないな〜・・・」

明里は先ほど撮った写真を現像して見てみたがやはり穴以外には何も映されてはいなかった

「確かに・・・行くだけ無駄足だった感はあるわね・・・」

これでは何の為に行ったのだろうと愛心が後悔していると

「確かにあそこにはあれだけしかなかったけど・・・他にも痕跡はあったわよ」

何とリリムは別の場所にそれらしい痕跡を発見していた

「えっ?!どこ!どこにあったの?!」

それを聞いた明里は一体どこにそんな痕跡があったのか問い詰める

「気付いてなかったの?あそこの隣にあったビル・・・屋上の一角が欠けてたわよ?」

どうやらリリムの話ではあの時みた穴の隣にあったビルが欠けていたそうだ

「なるほどね・・・おそらくはそこに犯人がいたってわけか・・・」

愛心はそれを聞いてそれこそ今回の事件の犯人だと思っていた

「でしょうね・・・でもそれ以外は特に見えなかったし

 多分もうそのビルも警察によって閉鎖されているとでしょうね」



「そっか〜・・・それじゃあこれ以上の調査は無理かな〜・・・」

それを聞いた明里は今日はこれ以上の調査は不可能だと思っていた

「そうでしょうね・・・今日はもう何も起こらない事を祈って帰るしかないわね」

リリムもその通りだと思い今日はこのまま解散する事になりそこで明里と別れた

しかし三人はその後、家には帰らず秘密基地へと向かい今回の事件について話した

「ふむ・・・確かにその時間帯は鬼の反応はあったのじゃが・・・

 実はこのレーダーは鬼の力にも反応してしまうのでな〜・・・

 他の場所に出た化石と混同してどれが犯人なのかまではわからなかったのじゃ」

どうやら他の場所でも化石が暴れていたらしく空達もそれに駆り出されていたようだ

そしてその所為でどれが犯人の反応だったのかまでは分からなかったらしい

「なるほど・・・鬼の方も心理戦を仕掛けるようになってきたという訳ですね?」

リリムはそれを聞いて相手も心理戦を仕掛けてくるようになったのかと思っていた

「うむ・・・これでは儂のレーダーをもってしても犯人を特定できん・・・

 残る可能性としてあるのは現場に犯人が現れる事じゃな・・・」

来島博士は犯人を特定する方法は現場に現れるのを待つしかないと考えていた

しかしその犯行がどこで行われるかまではわからないと思っていると

「実はとある友人に頼まれてこんなものを開発しておったんじゃ!」

なにやら来島博士には秘策があったらしく懐をゴソゴソといじり始めて

「これこそ骨を探索する為に作ったホネホネレーダーじゃ!」

そう言って取り出したのは小さな小型レーダーだった

「これは地下のカルシウム反応を探知してくれる優れものなんじゃ!

 これさえあれば化石が埋まっている場所は一目瞭然じゃ!」

どうやらそのレーダーさえあれば化石が出てくる場所がわかるといい

そこを張っていればおそらく犯人が現れるだろうという考えだった

「・・・それ・・・私達だけでやるの?」

しかし問題は一つ・・・それはこの人数で足りるのかどうかだった



「・・・やっぱり無理かの?」

さすがの来島博士もうまくいくとは思っておらずどうしようか考えていた

「う〜ん・・・いっその事警察にでも頼んだ方がいいかのう・・・」

そして無理だそだと思った来島博士は最後の手段として警察に連絡しようとまでしてしまう

「やめなさい・・・どうせ信じてもらえないから・・・」

それに関してはリリムの一言でなんとか止めることはできたのだが

「でも実際それくらいの人材は必要よね〜・・・さすがに八人じゃ限界があるし・・・」

結局のところ問題の解決はしておらず再びどうしようか悩み始めると

「それなんだけど実は俺に考えがあるんだ」

そこへ空達が帰ってきて作戦があると言っていた

「実はさっきの反応でわかったんだけど・・・

 どうやら今回の犯人はそこまで行動範囲が大きくないみたいだ

 だから探す範囲を狭めればこの人数でも足りるはずだよ」

どうやら大地の話では敵はそこまで行動範囲を広げているわけでもなく

限定した場所を行き来しているのでそこだけを調べるのには今の人数で十分に足りると話していた

「ちなみに範囲はここからここまでだ・・・

 一応言ってくが人数が足りると言っても結構ギリギリだからな?」

補足として一応、森が範囲の大きさを説明して注意を呼びかける

「わかりました・・・問題はこのレーダーで犯人を見つけられるかね・・・」

リリムは残る問題として来島博士の渡してくれたレーダーで犯人が突き止められるかだった

「それに関しては儂も自信はないのう・・・あくまでこれは化石や骨に反応するだけじゃからのう

 そこに犯人が現れるかどうかまではわからんからのう・・・」

しかし来島博士も犯人に出会えるかどうかまでの自信はなかった

レーダーはあくまで化石や骨を探してくれるだけなので犯人がそれを利用するかどうかは別

だがこれ以外に方法がないのでどうしようもないのも事実だ

「そこに関しては文句を言わずに根気よくやるしかないね」



こうして共同作戦による化石探索作業が行われた

「・・・やっぱりそこまでの正確じゃないよね・・・」

だったのだが見つかるのはやはり街に存在する生き物の骨や

スーパーとかに並んでいる骨付き肉ばかりに反応してしまい

とてもではないがまともな化石の反応が出ることはなかった

「まぁ・・・そもそもこんな街に化石が埋まっている可能性の方が低いんだけど・・・」

確かに愛心の言う通りこんな街中に化石が埋まっている事なんてほとんど奇跡に等しいだろう

しかしそうなると一つだけおかしな疑問が生まれた

それは例の暴れていた化石はどこから出てきたのかと言う事だ

「・・・ダメだ・・・全然考えが浮かばない・・・やっぱりガラじゃないわ」

しばらく考えてはみたがあまりいい考えは浮かばずにいると

「?!」

突如レーダーに反応が出てきた

しかしその反応は明らかに異常な反応を示していた

「なんで・・・なんで移動してるのよ?!」

そう・・・なんとその反応はまっすぐ前に移動していたのだ

普通なら化石が自力で動く事などありえないだろう

しかしここで愛心は一つの考えが脳裏によぎる

(もしかして・・・あの化石は全て別の場所で見つけられたものなんじゃ・・・

 だとしたら鬼は化石の向かった方向じゃなくてむしろその後ろ!)

愛心はすぐさま化石の向かった方向とは逆の方向に向かうと

そこには大きな山がありその上に人ではない何かが立っていた

「見つけたわよ!あんたが今回の事件を引き起こした鬼ね!」

愛心がそう言うと鬼はゆっくりと愛心の方を見つめる

「よくわかったな・・・俺の名は白亜鬼(はくあき)・・・さぁ・・・狩りの時間だ・・・!」



「ぐっ?!」

あの後で愛心はすぐに変身して戦ったのだが思ったよりも白亜鬼は強かった

「やっぱり一人じゃきつかったか・・・でもそろそろ・・・!」

一人で戦っていたノワールは限界に感じていたが時間稼ぎはもう十分だと判断していた

「お待たせしました!」

先ほど連絡をもらったブランとレーヴが白亜鬼を蹴り飛ばして合流を果たした

「空さん達は?」

二人が来たのはいいのだが残りのメンバーがいない事に疑問を持つと

「ライフレンジャーのみなさんは街に発生した化石の元へと向かいました!」

どうやら空達は街で暴れている化石の討伐へと向かってくれたらしい

「だったらさっさとこいつを倒した方が良さそうね!」

ノワールはそれを聞いてすぐに白亜鬼を倒そうと構えるが

「なるほど・・・一対三か・・・部が悪いな・・・なら・・・!」

数の不利を悟った白亜鬼はどこからともなく化石の破片を掘り起こして自分に身に付けていく

そしていつの間にか骨の鎧を身に纏い一回り大きくなっていた

「これで数の不利はなくなった・・・果たして貴様らに俺が倒せるかな?」

数の不利を埋めたと思った白亜鬼は完全に勝ち誇った顔をしていたが

実際に数の不利を埋められたわけではない

「プリズムブリット!」

何故なら彼女らは三人になればその力は何倍にもなるのだ

三人は白亜鬼を翻弄しながら徐々に彼の鎧を剥がしていく

「馬鹿な?!この俺の最高の鎧が!!」

白亜鬼もこんな事になるとは思っておらず驚愕を露にしていた

そしてとうとう本体である自身が表に出てきてしまう

「これで終わりだ!」



「「「トライオーロラサンダー!!」」」



「ガァァァァァ?!!」

必殺の一撃を受けた白亜鬼は爆発に巻き込まれたが

「まだ・・・まだだ・・・!」

どうやら直前に化石を盾にしたらしく致命傷にはなっていたなかった

そして無事だった白亜鬼は酒瓶を取り出してそれを飲み巨大化する

『集まれ!我が鎧よ!』

白亜鬼の言葉に反応するかの如く化石が続々と集まり白亜鬼へと合体していき

いつもの巨大怪物より一回りは大きいであろう化石の怪物が出来上がった

「さすがにあんなのとは戦えないわよ・・・!」

これは三人ではどうしようもないとノワール達は思っていた

『みんな!ここは任せてくれ!』

そこへライフキングが登場し白亜鬼を蹴るがあまりダメージはないようだ

「そんなものでは俺の装甲は砕けぬわ!」

無防備になったライフキングに白亜鬼の攻撃が降りかかり吹き飛ばされる

『だったらこの攻撃はどうだ?』

すると上空から声が聞こえてきて見上げると

そこには急速落下してくるイビルエンペラーの姿があった

「ベアースタンプ!」

イビルエンペラーの落下攻撃を受けた白亜鬼は顔が潰れる

「ハウリングホールド!」

そして視界が潰れたところにイビルエンペラーが電撃で拘束する

「今だ!やれ!」

フィアーナイトのその声と共にライフキングが立ち上がり白亜鬼に突っ込んでいく

「ハァァァァァ!ライフストレートフィニッシュ!!」

ライフキングの一撃が白亜鬼の両腕を切り裂き

その後ろではすでにエネルギーを溜めていたイビルエンペラーの姿があった



「これで終わりだ・・・幻魔総咆撃!!」



「ガァァァァァ?!!」

イビルエンペラーの一撃を受けて白亜鬼は跡形もなく消滅した

・・・そこまで戦闘はなかったかも・・・

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