第1棒
《All of Hard Onlineへようこそ》
《まずは名前を決めて下さい》
そういえば、名前を言ったっけ?
葛城 鼎
そのまんまでいいか。
「カナエで」
《「カナエ」 で登録しました》
《次に種族設定に移ります》
何にしようかな。つか、種族が多すぎるわ。
・レッサーヒューマン
・レッサーエルフ
・レッサーダークエルフ
・レッサードワーフ
・レッサーホビット
・レッサージャイアント
・レッサービースト
|タイプ:犬
|タイプ:猫
|タイプ:鳥
|タイプ:土竜
|タイプ:兎
|タイプ:蛇
|タイプ:牛
|タイプ:馬
|タイプ:羊
|タイプ:山羊
|タイプ:亀
|タイプ:猿
|タイプ:鼠
・ランダム
ビーストが多いけど
「ランダムで」
《ランダムで登録しました》
《チュートリアルが終わるまで明確化されません》
「チュートリアルはどの種族でやるんですか?」
《レッサーヒューマンです》
《次に容姿設定に移ります》
・リアルスキャン
・完全設定
・リアルスキャン+設定
「リアルスキャン+設定で」
《リアルスキャンを開始します》
《リアルスキャンを完了しました》
5秒程度で終わった。眼鏡でどうやってスキャンするんだろう?
設定は
髪の色はグレーで、髪の長さは基本的に短髪であとは後ろから2本、肩から前に出して腹くらいで止める。
そして、瞳の色を紅にしておこう。
「これでお願いします」
《容姿設定の登録が完了しました》
《次にステータスポイントを振り分けて下さい》
NAME:カナエ
SEX:男
RACE:○○Lv.0
JOB:旅人Lv.0
HP:10
MP:10
STR:0
VIT:0
AGI:0
INT:0
MID:0
DEX:0
LUK:0
SP:100
BP:0
【スキル】
【称号】
前々から妹にアニメや映画を見せられてやりたいプレイを決めていた。
↓
NAME:カナエ
SEX:男
RACE:○○Lv.0
JOB:旅人Lv.0
HP:10
MP:10
STR:25
VIT:5
AGI:45
INT:5
MID:5
DEX:10
LUK:15
SP:0
BP:0
【スキル】
【称号】
「これでお願いします」
《ステータスの登録が完了しました》
《次にスキルを5つ選択してください》
スキルは種族以上に多い、プレイスタイルを決めていればある程度目処はつきやすくなっているな。
・棒Lv.0
・識別Lv.0
・隠密Lv.0
・鎧Lv.0
・風魔法Lv.0
「これでお願いします」
《スキルの登録が完了しました》
《チュートリアルを始めます》
《チュートリアルを飛ばしますか?YesorNo》
「Noで」
《チュートリアル場へ転移します》
ここは草原かな?延々と続いている感じがする。
《武器のチュートリアルです》
《武器のチュートリアルを飛ばしますか?YesorNo》
「Noで」
《武器のチュートリアルを開始します》
ボンッ!
「俺が武器について教えるドレッドだ」
「よろしくお願いします」
「応!まずはこれで練習だ」
ポンッ!
これは、藁で出来た案山子だ
「よし。これを渡すからやってみろ!」
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 成功
《識別のレベルが上がりました》
すごく時間がかかったな。
ええーと、なになに。
初心者の棒
Atk:1 耐久:50
破壊不可
作成者:ドルチェ
破壊不可があるのは妥当だよな、始めるか。
ハッ!セイッ!フンッ!ホッ!
横凪ぎや縦降ろしや突いてたりしてただけなんだが。
「よし。棒は基本的に色んな事が出来る。例えば、これだ」
クルクルクル カタッ トテ ドン
ドレッド教官は棒を回転させ案山子に絡ませて投げていた。
「ワッハッハッハー。どうだ、発想次第だが棒を使いこなせれば敵の武器すら投げられる様になるぞ」
そういう考えもあるのか
「どうする、続けるか?先に進むか?」
「続けます」
それから30分程続けた。
《棒のレベルが上がりました》
《棒のレベルが上がりました》
《棒のレベルが上がりました》
《棒のレベルが上がりました》
《棒のレベルが上がりました》
「ドレッド教官お世話になりました」
「ここまで打ち込んだ奴は初めてだ。これをやろう」
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 成功
《識別のレベルが上がりました》
???の棒Lv.0
Atk:1 耐久:5
自動修復(MP)
作成者:ドルチェ
説明:ドルチェが作った棒。使えば使うほど強化される。
ブファッ
「きょ、教官。これ程の物を頂いていいんですか!?」
「ガハハハ。これは俺が気に入った奴にしか渡さん。次に会ったときは俺が直々に仕込んでやる」
《称号:ドレッドのお気に入りを獲得しました》
ファッ!後で確認しよう。
《魔法のチュートリアルです》
《魔法のチュートリアルを飛ばしますか?YesorNo》
「Noで」
《魔法のチュートリアルを開始します》
ボンッ!
「アタイが魔法を教えるローゼさね」
ドレッドさんは教官だったから、先生にしようかな。
「お願いします、ローゼ師匠」
「ッ!ヒッヒッヒ。ちゃんと礼儀を弁えているさね。まずは魔力を操作するところから始めるさね」
「ローゼ師匠、魔力って何ですか?」
「ヒッヒッヒ。魔力とは空気中や体内にあるさね。魔力が多い例としてはエルフ種さね。エルフ種は主に魔法や弓を使うさね。少ない例としてはビースト種さね。ビースト種は基本的に魔法が使えないさね。手を出すさね」
手を出す?魔力は現実ではないから分からないんだよな~、手は出すけど。
「ヒッヒッヒ。魔力を流すさね」
違和感は感じるが。おっ、暖かいのは分かってきたぞ。
「この感覚を覚えて、体内魔力を指先に集めることさね」
感覚は既に掴んだ。後は、意識して指先に集めるだけだ。
「ヒッヒッヒ。良くできてるさね。それが魔力操作さね」
《魔力操作を取得しました》
「それじゃ、魔法の説明に入るさね」
ゲームやアニメとか進んで見たりしないから知らないんだよな。
説明はよく聞いておくか。
「ヒッヒッヒ。魔法とは基本魔法と派生魔法、そして特殊魔法に分かれているさね。基本魔法は火魔法、水魔法、風魔法、木魔法、土魔法さね。派生魔法は炎魔法、氷魔法、雷魔法、樹魔法、地魔法さね。特殊魔法は自分で探して見るさね。そして、魔法は一般的に詠唱がいるさね」
取得しているのは風魔法だから派生は雷魔法か。
「風魔法の詠唱は《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》さね。魔法で重要なのはイメージさね。イメージ次第で色々出来るさね」
重要なのはイメージか。
「そして、魔法の先に魔術という物があるさね。魔術とは詠唱を使わずに主に魔法陣を使うさね。魔術に至ったら訪ねてくるといいさね」
場所は秘密か、目の前の目標は決まったな。
「続けるさね?次に行くさね?」
「ローゼ師匠、続けます」
「それじゃ、これを渡すさね」
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 成功
《識別のレベルが上がりました》
成功するのがすこし早くなったかな?
初心者の杖
Atk:1 INT:1 耐久:50
破壊不可
作成者:ドルチェ
杖だから魔法の威力も上がるようになってるな。
《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》 失敗
《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》 失敗
《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》 失敗
《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》 失敗
《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》 失敗
《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》 失敗
《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》 失敗
《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》 失敗
《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》 失敗
《風よ 敵を刻め ウィンドカッター》 成功
《呪文詠唱を取得しました》
《魔力操作のレベルが上がりました》
《風魔法のレベルが上がりました》
よし、この調子でガンガン続けよう
《呪文詠唱のレベルが上がりました》
《魔力操作のレベルが上がりました》
《風魔法のレベルが上がりました》
《呪文詠唱のレベルが上がりました》
《魔力操作のレベルが上がりました》
《風魔法のレベルが上がりました》
《呪文詠唱のレベルが上がりました》
《魔力操作のレベルが上がりました》
《風魔法のレベルが上がりました》
《呪文詠唱のレベルが上がりました》
《魔力操作のレベルが上がりました》
《風魔法のレベルが上がりました》
《呪文詠唱のレベルが上がりました》
《魔力操作のレベルが上がりました》
《風魔法のレベルが上がりました》
はぁはぁ。また、30分程やってしまった。が、その成果はあったと思う。
「ローゼ師匠ありがとうございました」
「ヒッヒッヒ。よくやったさね。これをやるさね」
ポンッ!
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 失敗
識別発動 成功
???の指輪Lv.0
INT:1 耐久:5
自動修復(MP)
作成者:ドルチェ
説明:ドルチェが作った指輪。使えば使うほど強化される。
「指輪ですか?」
「ヒッヒッヒ。指輪も杖と同じく魔法発動の媒体さね。先に進むといいさね」
《称号:ローゼの弟子(仮)を獲得しました》
これも後で確認だな。