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 ゾドスは利根川沿いを

真っ直ぐ西へと移動していた。

 空洞へ戻るつもりか。

 ガドラにつけられた傷跡が生々しい。

 傷は浅いが血が滲みだしている。

 自衛隊は刀根川沿いに

既に展開を終えていた。

 正面には戦車隊。

 後方には榴弾砲。

 両脇を対戦車誘導弾で固めている。

 この部隊をもってゾドスの注意を引き付け

別の戦車隊が横から突撃する。

 上空からは攻撃機。

 この罠に誘い込むため

対戦車ヘリがゾドスに攻撃を。

 その様子は隆二たちのいる

中央指令室にも逐次送られてきていた。

 「ゾドスへの攻撃が始まります」陸幕長。

 「奴の腹の中にも爆弾を」城岡。

 「そのつもりです」空幕長。

 「そうか。

 しかし奴は四足歩行。

 うまく口の中に入るかな」

 「ご心配なく。

 うまく水平に軌道を修正して

滑り込ませます」

 「それは-----。

 それならば大丈夫だな」城岡。

 戦車が、後方の榴弾砲が砲撃を。

 ゾドスは怒り狂ったように突進を

 角が火花を。

 放電が数両の戦車を襲った。

 雷に撃たれたように。

 威力は雷の比ではない。

 どれほどの大電流が流れたのか。

 落雷を受けた戦車が白熱。

 一瞬のうちに溶けだした。

 蒸気と化す。

 普通の雷では金属製の戦車を

とてもこのようには。

 他の戦車は砲撃を続ける。

 ゾドスの周囲には炸裂する砲弾。

 戦車砲弾が火花を。

 「うまく追い返せるか」城岡も。

 ガドラの方は中野区を西へ。

 ゾドスは。

 側面からの部隊が攻撃を。

 空からもレーザー誘導爆弾。

 身体の傷ついた部分を狙っている。

 ゾドスが吠えた。

 全身が。

 生物レーザーが口から。

 正面の部隊が一瞬にして蒸発した。

 次いで側面の部隊も。

 攻撃機がそれでも攻撃を。

 通常爆弾がゾドスの周囲を取り囲むように爆発。

 レーザー誘導爆弾は数に限りがあるのだろう。

 ナパームの炎がゾドスを包む。

 「ダメだ」

 次々と撃墜されていく。

 弾道ミサイルが発射され

それより切り離された弾頭が

ゾドスの頭部に。

 背中に。

 しかしまったく効果はない。

 「やはりダメか」

 「腹の中で爆発させるしか」城岡もがっくりと。

 ゾドスは悠々と西へ。

 






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