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 攻撃が始まった。

 海上では護衛艦がアスロックを

二頭の怪獣へ向け。

 射程に入るや撃ちだした。

 一発づつ次々に撃ち出されるアスロック。

 目標上空までロケットで飛翔。

 そこでパラシュートを開き海面へ。

 短魚雷が切り離されていく。

 短魚雷は二頭に怪獣へ。

 「中海なかうみ君。

 大丈夫かな。

 相手は怪獣だよ。

 うまく魚雷が追尾できるのかね」

 城岡も偵察ヘリから送られてくる

映像を食い入るように。

 テレビ局のヘリも見える。

 「ご心配ありません。

 クジラでもなんでも心臓さえ動いていれば

その音を頼りに追尾できますので」自信満々。

 「絶対にはずしません。

 二頭に区別も付けられます。

 どちらにでも当てられます」

 海底ではガドラとゾドスが。

 そこへ高速のスクリュー音を立てながら短魚雷。

 ガドラとゾドスは見向きもせず。

 ガドラは後方へ。

 ゾドスは角で牙で相手を。

 ゾドスの全身は

ガドラの牙や爪、

そしてレーザーの傷跡が生々しい。

 ガドラにしろその角によって。

 くっきりとその角による傷跡も。

 短魚雷が二匹を同時に襲った。

 次々と。

 艦載ヘリからのモノも含まれている。

 海底近くでの爆発により

周囲は土煙で見えない。

 「早く上がってこい」

 護衛艦の感情で誰かが呟いた。

 今攻撃中の艦船とは別に

こちらの艦隊は浮上してきた二頭を

対艦ミサイルで攻撃しようと

待ち受けている。

 空には空自の攻撃機。

 しかし二頭は短魚雷にも全く。

 ガドラはゾドスを執拗に。

 ゾドスも一歩も引かない。

 そこへ潜水艦が。

 味方の攻撃に巻き込まれてはと

距離を取りながらも攻撃を始めた。

 長魚雷を。

 護衛艦の短魚雷に比べ

大きさも大きくそれだけ威力も大きい。

 二隻はゆっくりと接近していく。

 ガドラがそれを認めた。

 ゾドスも。

 ガドラは急に-----ゾドスをあきらめた。

 浮上したのだ。

 二隻の潜水艦をゾドスの仲間と

勘違いでもしたのだろう。

 「出た」

 一斉に対艦ミサイルを。

 上空のヘリからは、

そして近くの艦からも短魚雷。

 ミサイルが命中するまで

浮上させておかなくては。

 あまり期待はできない-----が。

 これ以上東京に接近させるわけには。

 ガドラはその異様な光景に。

 護衛艦の姿に一瞬たじろいだ様。

 ミサイルが命中。

 それを合図に空からもレーザー誘導爆弾。

 「口の中にぶち込んでやれ」

 防衛省内のモニターを見ながら

誰かが叫んだ。

 ガドラは轟音に包まれた。

 「やった」

 心配していたような。

 命中以前にまた海中へ逃げられることもなかった。

 しかし。

 爆発の余波が去った後。

 「そんな馬鹿な」城岡。

 「信じられん」陸山議長。

 怒りに燃えたその眼が。

 口からレーザーが。

 護衛艦がヘリが次々と。

 ガドラは浮上したまま。

 対艦ミサイルをさらに発射される。

 ガドラはそれに向け。

 「いかん。向かって来る」中海海幕長。

 「もう遅い」城岡。

 「関東一円に避難勧告を」

 モニター越しに首相が。

 ガドラのレーザーを受けた艦はもろかった。

 艦隊が一瞬にして蒸発。

 爆発を繰り返す。

 ガドラはその一隻に喰いついた。

 食べられるかと思ったのか。

 しかしすぐに吐き出す。

 ゾドスは。

 見失ったらしい。

 ここ数日追っていた獲物を。

 ガドラはあきらめたかのように

東京へ。

 向かった。



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