さよならわたしの白い目見
生まれつき常人ならぬちからを持つ〈異形持ち〉は、生きた人間の「あるもの」を食べる。
自分だけの最高のごちそうである人間とともに、〈異形持ち〉は閉ざされた学校に集められるきまりだった。宝石のように輝く異形の瞳を持つ捕食者・ちはやと、その被食者・浩文が過ごす、抗えない思春期の物語。
「浩文がいちばんすき。いちばんおいしい」
「どうぞめしあがれ、ちはや」
*創作アンソロジー『異形少女カーニヴァル』(ソウブンドウ)に掲載した作品を改稿したものです。
自分だけの最高のごちそうである人間とともに、〈異形持ち〉は閉ざされた学校に集められるきまりだった。宝石のように輝く異形の瞳を持つ捕食者・ちはやと、その被食者・浩文が過ごす、抗えない思春期の物語。
「浩文がいちばんすき。いちばんおいしい」
「どうぞめしあがれ、ちはや」
*創作アンソロジー『異形少女カーニヴァル』(ソウブンドウ)に掲載した作品を改稿したものです。
はじめに食べたのは、なみだ
2016/11/11 21:11
(改)
指先で、触れられるとも思わない
2016/11/14 21:00
ほんとうは何がほしい
2016/11/18 21:00
あなたの何がほしい
2016/11/21 21:00
(改)
きみは知らないはずのこと
2016/12/15 20:00
(改)
たったひとつ、わかっているはずなのに
2016/12/16 20:00
きみは知らなくてもいいはずのこと
2016/12/17 20:00
きみがほしいものすべて
2016/12/18 20:00
さよならの時まできみには秘密
2016/12/19 20:00