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95話 勇者との戦闘 6 妖精国侵攻 1


◇◆◇◆



戦闘が終わった後、けが人を回収したのだけど。


ついに死傷者が出てしまったの。


ドリスとナタリーが死んでしまったわ。

2人とも心臓を握りつぶされていたの。

ナタリーは不死身といっても心臓が核の役割をになっていたので、復活できなかったのよ。


こんなはずじゃなかったのに。


ミランダリアも深い傷を負わせてしまったわ。


私はミランダリアに謝った後、自室にこもったの。



◇◆◇◆


今私は自室のソファーにうな垂れてうずくまってる。キャサリンとかにも部屋から出て行ってもらった。


サキの”龍神変化”は数分も持たないから、てっきりドラゴンの勇者もそうだと勘違いしていたの。

だから、あんなに早く”龍神変化”を使うとは思ってもなかったのよ。

私の判断ミスだわ。

今日の戦いは、私一人でやるべきだったわ。


・・・・でも一人でやっていたら、腕の一本以上無くなってたわね。


なんかすごく悲しい。

あれ!涙が出てるわ。


・・・・・


・・・・


そう、最初は、私の望みを叶えるため、いざとなったら魔将軍達には捨て駒になってしまっても構わないと思っていたの。

だけど今は、・・・・・・・情が湧いてしまったみたいね。


・・・・・・


それに、勇者と戦う前は、回復魔法でどんな傷でも治せたもの。聖闘気あれは反則よ。

・・・・でも回復魔法で直せるから、半分ゲーム気分だったかもしれないわね。


・・・・


・・・・


よし、決めたわ。


私は、地下の亜空間部屋の世界に行った。



◇



次の日の朝。


私はミランダリア、フランチェスカ、ラフレ、ファララを呼んだ。


「ミランダリアはケガをしているのにごめんなさい。」

「いいえ、大丈夫です。レイカ様。」

「まともに戦えるのは、私とフランチェスカ、ラフレ、ファララになってしまったわ。それで、フランチェスカ、ラフレ、ファララには、この城の防衛をしていてほしいのよ。」

「「「はい。」」」

「3人とも、今後の戦闘の指揮はミランダリアの元で動いてね。」

「え?私がですか?レイカ様?」

「怪我をしている事は分かっているけど貴女しかいないのよ。お願い。」

「はい。しかしレイカ様がいるときは、レイカ様が指揮をなさるんですよね。」

「・・・・たぶん、もう指揮とかしないわ。」

「え?」


ミランダリアは、不安そうな顔をした。


「もう自信ないし、それに必要が無くなるから?」

「・・・それは諦めてしまうのですか?」

「いいえ、それはないわ。これで話は終わりよ。」


と話を打ち切った。そして、フランチェスカに向き直り、


「フランチェスカ例の物出来てる?」

「はい。ここに。」


とフランチェスカは、拳大より少し大きい箱を差し出した。


「ありがとう。」


と私が言ったら、ミランダリアが割って話してきた。


「ちょっと待て下さい。レイカ様!どういう事なんですか?」

「いいから、私の指示に従いなさい。」

「レイカ様。私には叶えたい願いがあるんです。」

「・・・・大丈夫よ。きっと叶うわ。離れて。」


とミランダリアを下がらせる。


「”スズキ”来て!」


と黒い鎧”ネオスズキダークネス”を呼んだ。

私の体が光り、黒い鎧が装着される。


「それじゃちょと、妖精の国まで行ってくるわ。」


私は窓の外に飛び出し、更に背中の宇宙戦艦みたいな脱着ユニットを転移で呼び出したの。

昨日いろいろなマテリアルを追加したから、ものすごく大きくなってるけどね。


そして、私は超高速で飛行を始めた、妖精の国に向かって。


まっててねみんな、私一人で片付けて来るから。


■


妖精の国で防衛線を張っている、勇者軍の警報が鳴り響く。


ウヲー!ウヲー!ウヲー!ウヲー!ウヲー!ウヲー!ウヲー!


上空には、黒い空飛ぶ船が飛んでいた。

その戦の先には人型の物が付いていた。


「なんだ!あれは!」「何が起きてる報告しろ!」「只今調査に入ります。」「あれだ!UFOだ!」「いやプラズマだ!」「神よ!」・・・・・・


などいろいろな声が飛び交っていた。


その人型の物体から、広範囲に響く魔法で声が発せられた。


「私は、大魔王、ここにいる勇者を倒しに来た。出てきなさい。出てこない場合は無差別に攻撃します。」


その声を聴き4人の勇者が現れた。






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