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5話 レッドビー

鏡を見ながら私は思った。

魔女の体のほうが良かったかしら・・・。でも、魔女の体だとLVが666だったのよね。


顔は、ずいぶんと美少女ね。髪は背中半分まであるわ。

身長は、156cm

胸は・・・身長の割には無いわね・・・・膨らみかけか。

服は、魔法少女服!でも色が白をベースに黒と藍色など地味目ね。まあ色物の黄色ベースでなくて良かったけど。

とくるくる回りながら鏡の前で、私は自分の姿を確認していた。


・・・子供のころは魔法少女憧れてたわねぇ・・・・・


そういえば、矛盾点があったわ!と思い、”赤いダイヤ型の端末”に聞いてみた。


『そういえば、特殊能力禁止ってあったけど、最初に特殊能力が授けられるって言ってたよね。』

『ハイ、特殊能力は神様から授けられますけど、この世界では使用禁止になりマス。』

『なにそれ意味ないじゃない!』

『この世界ではそうデスけど、神様に特殊能力をもらえるのは一度ダケ、ミッションに失敗した後の転生先で役に立ちマスヨ。』

『・・・・・・・そういうことね。』


私はステータスを見た。

”△空間転移、X絶対防御、X若返り”確かにあるけどバツとかが付いているわ。



・・・さて、これからどうしようか。とりあえず、”赤いダイヤ型の端末”に聞いてみよう。とその前に、



『ところで、”赤いダイヤ型の端末”さんは何て呼べばいいの?』

『”レッドビーンズエム”デス。』

なにそれ、小豆先物・・・・・・とか・・・何やら、危険な取引の匂いがしますが・・・・


『・・・長いので”レッドビー”と呼んでいいかしら!』

『エエ、それで構いまセン。』


『では、レッドビーさん。初心者の私が最初にここでしなければいけない事はなにかしら。』

とまるで、最初から攻略本を見るような気持ちで、私は尋ねた。

レッドビーは、

『一つ目に、その体に馴染んでもらって戦えるようにシテクダサイ。命のやり取りをシマスカラ。』

と言った。

私は”そうね命がかかってるのよね。”と改めて思った。


『では、どうやって戦えるようにするの?特訓?』

『城に地下にある亜空間部屋で、魔術の試射を行い魔法の使い方を学習シテクダサイ。』

『なるほど、魔法は使ってみないといけないわね。どこかの異世界チート無双の主人公でも練習してたものね。』

『2つ目に、配下と模擬戦闘を行ってください。実践などレイカさんはしたことないとデータにアリマスノデ。』

『そうね実戦もなにも、喧嘩もした事ありませんから、模擬戦闘も必要ね。でもドシロートに出来るかしら?』

『大丈夫デス。その体が戦闘についてはオボエテイマス。』

『え?体が覚えている?』

『ソウデス、神が作ったその体は、体の脳に戦闘パターン等が刷り込まれていて学習済みデス。』

なんかすごいチートなんじゃないかしら・・・・


そういえば、神様は、チートの意味分かってなかったよね。特殊能力とか言い始めてたし・・・・。


『3つ目は、配下とまとめて、軍として機能するようにシテクダサイ。

 4つ目は、勇者に魔物を差し向けて、データを収集シテクダサイ。

 5つ目は、神聖国家の神殿の結界の破り方を調べてクダサイ。

 1から5つは、敵国に総攻撃可能な時まで一年もあるので、急がなくてイイデスヨ。

 6つ目は、一年後、軍を率いて、神の欠片を手に入れてください。

 あと暇なときはお好きにドウゾ。また、期限は無く、失敗の条件はレイカさんが死亡したときデス。』

とレッドビーは言った。


期限なしって・・・・・

2話 麗香のステータス変更しました。(年齢のみ)

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